熊本0-4仙台 欲しかった連勝、見事に手中に

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予想に反して雨中の開催となった、アウェイ熊本戦。無事に勝ち点3を積み上げ、連勝を達成。実に4ヶ月ぶりである。

ただ、前半はどちらかというと熊本ペース。仙台は様子見?とも言いたくなるような大人しさで、雨+アウェイである事を考慮したのか、得点への臭いをあまり感じさせない展開。おいおい、福岡戦の前半の勢いはどうした!?とも思ったが、戦術的なものの可能性もあり、まずは我慢の展開と見た。

終わってみれば、後半だけで4得点の大勝。前半で熊本の勢いの状況を見極め、後半しっかり修正し、開始1分でいきなりナジソンの豪快ヘッド炸裂。ここからは福岡戦の勢いが戻って来たかの如く、怒涛の攻めを見ることができた。


大きい。この勝利は大きい。マイチームが順調に勝ち点を伸ばさなければ、他のチームの動向を気にする意味もなかったが、この勝利によって、広島に大敗した山形との勝ち点差が6に。3位・湘南との勝ち点差が3になった。

残念ながら順位の方は、本日(9/15)開催された岐阜-C大阪戦のセレッソ大勝(6-0)のおかげで、総得点数差によって順位を5位に下げてしまったが、今は、そんな事はどうでもよい話。山形以外との上位陣とは直接対決を残しており、まだまだ期待は持てる。

それにしても、見事である。単に「勢い」という表現では片付けられない。他のチームが伸び悩みを見せる中、脅威の「末足」を繰り出した昇格候補というイメージを、他のチームに与えている事だろう。

是非とも、この「上手に乗れた波」から落ちる事なく、快進撃を見続けたい。

ただ、今回の勝利は、熊本GKの出来にも左右されたものである事は、忘れない方がいい。実際、熊本GKは高卒ルーキーで、Jリーグで通用するかどうかはこれから、というの選手であった。もしあれが主力級のGKであれば、止められたシーンもあっただろう。こんな大勝にはならなかったかもしれない。(それでも、ナジソンの1点目の豪快ヘッドは多分決まっていたと思いたいが)

一部、延岡からの遠征もあったと聞くが、現地に多数のサポーターも駆けつけてくれた。敬意を表したい。奇しくも前回対戦の日は、筆者の生誕日であり、是非とも勝利を見たかったが、あの日は叶わなかった。が、しかし、今節の勝利で、「あの時止まった私の中の時計」が、再び動き出したようにも思える。

ここからである。間違いなく仙台は、この2試合の結果を以って、再び昇格戦線に名乗りを上げたと言えるだろう。

しかし、まだまだライバルは多い。どのチームも必死である。今節までの他の試合の状況を見ると、なんとなくではあるが、どこが「落ち始め」で、どこが「伸び始め」のチームなのかは想像が付くが、今はそれを言う時期ではない。ただ、確実に言えるのは、仙台は「延び始め」に分類される、という事である。客観的に見て、これを否定できる人はいないだろう。

これで、満足してはいけない。それはチームも、クラブも、サポーターも判っているはずだ。ほんの少し気を緩めれば、あっと言う間に昇格レースから脱落してしまう。一度脱落すれば、簡単に「レースに復帰」する事は至難の業だ。まして、もうレースは最終コーナーを廻っている。

2位・山形の背中が見え始めた今、自動昇格云々を語っても良いかもしれないが、9月23日(祝)の湘南との直接対決が残っている。これを制する事が出来て、初めて「自動昇格を語る資格」が得られるものと思っている。

足元の階段は、浮かれて2段とびなどする事なく、確実に1段づつ、確認しながら昇っていこう。

あと10段。中には、「やたらと高い1段」もあるかもしれないが、やってやれない事はないはずだ。

大事なのは「絶対勝つ、絶対昇格する」という気持ち。それをサポーターも持ち続ける事。だが決して高飛車に考える事なく、目の前の1段を確実に上がる努力の積み重ねである。

そのためには、他のチームの動向を、過度に気にせず、自分たちの目の前の試合に集中する事である。

「全身全霊」

改めて、この言葉を、チームに贈りたい。

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