J1 後期 第17節(通年34節) vs 川崎戦プレビュー 泣いても笑っても、リーグ最終戦。長かったこの1年を、盟友・川崎との一戦で締め括り。結果に関わらず、天皇杯へ繋がるような内容を繰り出せるか。

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あっと言う間の1年だった-。

シーズンが1stと2ndに分かれての戦いとなった今季は、仙台にとっては、1stシーズンの7位フィニッシュという結果からはとても想像し難い、2ndシーズンの低迷ぶりで幕を閉じようとしている。大幅な戦力入れ替えで臨んだ今季、やはり、チーム造りは難しかった、と言わざるを得ない。現有戦力をベースに戦う来季に期待する想いは、必然と強くなる。

せめて、リーグ最終戦くらいは優秀の美を、、、と思っても、相手はあの川崎フロンターレ。前節に、FW大久保が出場停止の影響を受けており、この「仙台戦」が大久保にとっては出場停止明けとなる事から、休養充分。得点王にリーチを掛けている事もあり、仙台に勝ってリーグ戦を終え、自らの得点王決定に華を添えたいところだろう。川崎としては、チャンピオンシップに駒を進める可能性はもう無く、大久保の得点王くらいしか、クラブとして残せる成績がない。また、川崎はリーグ戦でここ3試合勝利から見放されており、ホーム最終戦ともなる今節で、「勝って終わりたい」という想いも、余計に強いことだろう。

だが仙台としても、このままでは終われない。2ndシーズン、たった3勝しかしていないうえに、仙台としては、天皇杯がまだ残っていることもあり、この一戦は、仙台にとっては消化試合では全くない。12月末に迎える、天皇杯準々決勝へ向けての強化試合、という意味合いを持っている。

なお、川崎は天皇杯四回戦でガンバ大阪に敗れ、今季の天皇杯タイトルの可能性が無くなった。その分の「想い」も、今節にぶつけてくることだろう。

仙台の戦いのスタンスとしては、先週の天皇杯四回戦・松本山雅FC戦で見せたような、パスを廻して相手を崩す攻撃スタイルで臨むものと予想。もちろん、主力のオビナも岩上も居なかった「飛車格落ち」の松本山雅に、後半の要所でやっと通用した程度の完成度しかない。川崎を相手に、どこまで通用するのかは、やってみるしかないのが現状だ。

だが、「そこ」を目指して今季のチーム造りをしてきたと言うのなら、そこを貫くしかないだろう。パスサッカーをやらせたら、川崎はJ1でも屈指の実力を誇る。その川崎と、パスサッカー勝負をしようと言うのだ。

果たして、風車に立ち向かうドン・キホーテの如く、となってしまうのか。それとも、予想外に「通用するところ」を垣間見る事ができるのか。こればかりは、蓋を開けてみないと判らない。

もし、このシチュエーションが、「いまだ残留が決まっておらず、勝利必須」であれば、こんな、いまだ育成中のパスサッカーを貫くようなことは出来ない。失点を恐れ、引いて守ってカウンターをシンプルに狙う、一発勝負に賭ける単純サッカーになってしまっていただろう。

だが、他力本願も含めて結果論だったが、残留は決まった。天皇杯も残っている。それじゃあ、やっぱり「チームとしてやりたいサッカー」を貫き、それを熟成させるために、パスサッカーの申し子同然の川崎に、その練習相手になって貰うのが一番だ。そういう意味で、このタイミングで川崎と対戦できたことは、仙台にとっては良い状況である、と言える。

2ndシーズンを僅か3勝しか出来ていない仙台。せめて、もう1勝くらいは、、、とも思うが、ここは敢えて、勝利には拘らない。天皇杯を見据えて、結果よりも中身が重要視されるべきである。

天皇杯と言えば、2009年の準決勝進出のほうが記憶に残っているが、2年前の2013年にも、ベスト8までは進出した。だが当時は、FC東京に敗れて敗退。もう一度、準決勝の舞台に立つためには、柏を破らなければならない。

そこへ向けて、無駄な試合など一つもない。

川崎に、教えを請う。パスサッカーとは!?

仙台のパスサッカーが、一皮剥けるのか、否か。そういう視点で観てみたい一戦、である。

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