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今季5月より、ベガルタ・ノートは下記新サイトへ移転しました。

 http://achtsendai.xii.jp/blog/vegaltanote/

移行期間措置として、こちらの旧サイトへも記事投稿は行ってきましたが、2015年J1後期第01節(通年18節)分より、こちらの旧サイトへの投稿は完全終了となります。

今後は、上記新サイトよりご参照頂けますようお願いします。

 2週間の中断期間は、静岡でミニキャンプを張って調整した仙台。その目的は当然、後期での更なる巻き返しなのだが、まずはその初戦の広島がターゲットになる。

 梅雨入り宣言を実感させる雨模様。戦前より、泉中央の上空はブ厚い雨雲に支配され、久しぶりに、まともな雨模様の中での一戦となった今節。予報では、試合の後半以降は降雨量も落ち着く事を示唆していた。が、そんな雨模様の中の試合である事を忘れさせてくれるような、アツい試合が繰り広げられた結果の快勝劇だった。

 前期は浦和の無敗で戴冠という結果になったが、前期はまだあと1試合を残す。結局仙台は、前期の優勝争いどころか、常に残留争いの窮地に立たされ続けた。残留争いと無縁だったのは、リーグ開幕からの5戦無敗時のみ。それ以降の5連敗で、一気に残留争いへと巻き込まれてしまった。

 目には目を、歯には歯を-。

 
仙台は、前半32分に、フリーキックの場面から獲られた得点を、後半43分に、同じくフリーキックの場面で獲り返してみせた。共に、同じような位置で得たフリーキックから、ファーサイドにポジショニングする味方の高身長な選手の頭に合わせた形からの得点だった。

 2週間ぶりのJリーグ。この間に行われた、男女各々の日本代表戦のTV観戦を愉しみ、気が付けば、もう明日がG大阪戦というタイミングだった。刻が経つのは早い。歳をとればとるほど(以下略)

 エースのウイルソンを欠いた一戦で、まさか、こういう展開が待っていようとは-。

 
前半でこそ、鳥栖の出足の良さにセカンドボールをなかなか拾えず、シュートで終われるシーンを創るのに苦しんだ。8分のキム・ミンテのミドルがファースト・シュートとなり、続く10分に、獲得した右コーナーキックをショートコーナーで再開すると、それを、ハモン・ロペスが強めのシュート。だがこれも、軌道上で止められてしまう。

 6月2日、ウイルソンの緊急離日がリリースされた。5月30日の神戸戦での受傷の影響により、母国ブラジルへの帰国が急遽決定。直後のナビスコカップこそ、既に「消化試合」だったためにウイルソンの離脱の影響は無かったが、流石に、今節の鳥栖戦への影響は免れない。

 前半36分。敵陣右サイドでボールをスローインし、そのボールのリターンを自ら受けた蜂須賀は、まだ川崎ゴールからは遠目のミドルポジションより、思い切って、その左足を振り抜くシュートを放った。相手MFの足に当たって若干コースが変化したものの、それが逆に幸いし、相手GKの虚を突く弾道となり、最後は川崎GK新井の右手を弾き飛ばして、川崎ゴールネットにグサリと突き刺さった-。

 「技ありゴール」とは、まさにこういうシーンで使うフレーズだろう。前半33分、ウイルソンからのメッセージ性の高いラストパスを、敵陣ペナルティエリア内で、神戸ゴールを背にして受けた金園。相手ディフェンダーを後方に背負う不利な体勢だったが、うまくボールをトラップし、体を左に回転させたかと思うと、そこから右足一閃。放ったシュートは、角度の無いところからもしっかりと枠を捉え、神戸ゴールのど真ん中に、豪快に突き刺さった。

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