【サッカーW杯関連】5/24 日本0-2韓国
結果は、無得点での敗戦。
負けたことが悔しいというよりは、韓国に比べて「闘えるチーム」になっていない事が悔しい、と感じた試合だった。
日本の持つボールに、ガツガツと突っかかってくる韓国。日本のミスに乗じ、ボールを奪ってそれをすぐにチャンスに繋げている。
それに比べ、日本代表の選手はどうだ?
上手に味方にパスを出そうとするあまり、繋ぎが遅くなり、ボールを持っていると、どんどん韓国の選手に囲まれて、アッサリとボールを失い、そしてピンチを招く。
なんなの?
ケガしたくないの?
ケガしてW杯に出場できなくなるのが、そんなに怖いか?
せいぜい、DFの長友くらいか。「闘えている」と言って良い選手は。
少しは期待して観ていたつもりだったが、あまりにも酷い内容に、W杯は「予選全敗」すら覚悟しなければならないと思えた。
闘莉王が出られなかったからとか、そういう問題では無い。
親善試合だからと、韓国を舐めてかかってはいなかったか?
W杯を前に、埼玉スタジアムを埋め尽くした満員の観客は、日本がW杯でどう闘うのかを見に来たはずだ。
しかし、日本の選手が見せた「それ」は、如何にも消化試合の様相。とても闘う集団ではない。あんなの、世界に通用するサッカーとは、とても言えない。
恐らく成績は、2006年のドイツ大会の時と、大差ないだろう。いや、もっと酷い結果になるかもしれない。4強入り?下から4番目の間違いだろう。
W杯は、技術の巧さで勝負する大会ではない。国を背負い、討ち死に覚悟で相手にぶつかっていって勝利を掴む、一種の武闘大会だ。ただ、そこに「サッカーというスポーツのルール」を適用しているだけの事であり、根底にあるのは「代理戦争」である。
国と国との、真剣勝負なのだ。
そのくらいの気概を持つ選手で構成しなければ、例え1勝たりとも挙げる事は出来ないだろう。
今日の試合を観て、正直、日本代表には幻滅した。本番までに、あと2つの強化試合はあるが、どこまで「意識」を変えられるか。日本代表がW杯で活躍するためには、戦術だの技術だの、頭で考えるような事をやっていてはダメだ。もともと、サッカーの歴史の深さでは敵わないのだ。そんな日本が世界を相手に闘うには、もっと気持ちを前面に出した、運動量重視のスピードサッカーをするしかないのではないか。
考える前に、体を動かせ。相手の持つボールに、どんどんアタックしていけ。
曲がりなりにも、チームの愛称として「SAMURAI BLUE」を掲げているのだ。「侍」の文字を掲げるなら、侍の魂を持った選手が出場するべきだ。
ケガを恐れて厳しいプレーを躊躇するような選手は要らない。
また、中心の主力選手である中村俊輔や本田圭佑を、途中でアッサリと下げるような指揮官も要らない。
岡田監督は、自らが選んだ選手と心中する気はないのか?
国内最後の開催となる、W杯前のこの試合こそ、日本国民にアピールする、本当に大事な試合だったはずだ。W杯本番を前に、大事な主力にケガなどさせたくなくて、途中で引っ込めたのか?それとも、調子が悪いから引っ込めたのか?
そんなのは言い訳だ。本当に不調なのなら、闘莉王のように、始めから使うな。
どこもかしこも、日本代表は、やる事が中途半端だ。
あまり、期待しない方がいい。どうせ「期待」は裏切られて終わる。
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