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Windows2000 のサポート期限近し。2010/07/13まで。

　[ 2010年6月24日 ]

既に OS を WindowsXP 以降に移行されている方には無縁な話ですが、Microsoft 社の Windows2000 OS のサポートが、この７月にいよいよ終了を迎えます。

実は既に、「メインストリームサポート」という一つの区切りは終了しており、現在は「延長ストリームサポート」という、セキュリティパッチ更新のみのサポート期間中となっていました。

また、サポート期限である、2010年7月13日を過ぎても、いきなり OS が起動しなくなるなどの症状が発生する訳ではありません。あくまでもセキュリティパッチの更新リリースが受けられなくなるというものであって、リスク覚悟の上であれば、もう少し使い続ける事は可能です。

ただ、利用するソフトウェアが、どんどん「XP 以降のみの動作保証」というものも増えておきており、OS の提供元が見限ろうとしているものに対し、わざわざ動作確認するソフトメーカーは今後もどんどん減っていくはずです。過去の OS の動作確認をするという事は、その分、保守のリスクも過大なものになるため、できるだけ対応 OS は減らしたいのがソフトメーカーの本音。従って、この「7月13日」という区切りを理由として、あちこちのソフトメーカーから一斉に「Windos2000 はサポート外となります」というアナウンスが発生される事が予想されます。

それでも、今すぐに「使っているソフトが動かなくなる」訳ではありません。しかし、この日を境として、この日以降に提供されるバージョンアップ版などは、どんどん Windows2000 が除外されていく事でしょう。

かと言って、いきなり Windows7 に乗り換えるというのも、ちょっと敷居が高すぎます。

当面の間は、WindowsXP を継続導入というのが、現実的な選択肢と言えるでしょう。

因みに、WindowsXP のライフサイクルと言うと、

メインストリームサポート：2009/04/14 ※既に終了
延長ストリームサポート：2014/04/08

となっています。大きな一つの転換期は、今年の7月13日ではなく、2014年に訪れる事でしょう。

現在、Windows7 を大々的に推し進めている Microsoft ですが、最大の敵は「WindowsXP」と考えているはず。如何に WindowsXP ユーザーを、Windows7 に乗り換えさせるかで、頭を悩ませているはずです。

その一つの答えとして、以前にもお伝えした「Windows XP モード」の存在があります。このモードは、XP 上で動作確認されているソフトを、7 の上でも稼働できるようにしたモードであり、もしお使いのソフトウェアが 7 に未対応のものでも、充分に動作する可能性を秘めています。

No.8 としても、このモードには以前から興味があり、研究してみたいと考えています。

何か進展情報があれば、引き続き、このブログでお伝えして行きたいと思っています。

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