【趣味関連】GSX250S KATANA 始動性改善 奮闘記(4)
次に考慮したポイントが、燃料系。吸気系と電装系をいじって改善しないのなら、そもそも「ガソリンがキャブにちゃんと行ってないのでは?」という疑問が沸いてきていたのでした。
だた、燃料系のトラブルを確認する方法として代表的な「燃料タンクからの給油ホースを抜いてセルを廻したとき、ホースの先からガソリンがちゃんと出てくるか」のテストは、なんどやってもOK。それを見る限り、ガソリンはちゃんと流れ出てきているように思えるのです。
しかし、カタナ250の給油方式は負圧式。エンジン内のピストンが動くときの「空気を吸う動作」を利用して、タンクからガソリンを吸い出す方式のため、エンジンを掛ける以外の方法で「ちゃんとガソリンが流れているかどうか」を確認するのは、些か本末転倒。そこで色々と試してみたのが、タンクに付いている燃料コックのレバー位置を色々と変えてエンジンを掛けてみる、という方法でした。
ONの状態はもちろん、RESでもPRIでも、ほとんど状況に変化なし。
ただ、何度かコックの位置を変えて試しているうちに、不意に突然、エンジンが掛かるようになる現象に行き当たるようになりました。
「おおっ!!」と思って喜んでいると、また掛からなくなる。なんなんだいったい?
その後、負圧の仕組みについて、お世話になっているバイク屋さんに色々と教わった結果、、、、
「もしかしたら、燃料コックの不良で、負圧の仕組みがきちんと働いていないのかも」
という、一つの仮説に行き着きました。
そこで、カタナ250の燃料タンクに付いているコックの部品を、単体で取り寄せ。後日、これを交換して様子をみたところ、明らかに、以前よりも始動性が改善したではありませんか!!
以前は、相当時間セルを廻していないと掛からなかったエンジンが、多少の頑張りでエンジンが掛かるようにまで復活しました。セルの弱りを助けるために、わざわざ自動車からブースターケーブルを伸ばしてまでセルを廻さないと掛からなかったエンジン。それが、「多少の頑張り」だけで、エンジンが掛かるようにまで改善したのです。
ここまで持ってくるのに、相当な期間を要しました。普段乗る機会の少ないバイクであるため、始動性改善のためのトライそのものの作業に、なかなか着手出来なかったもの要因です。
ただ、この時点においても、まだ納得はしていませんでした。
できれば、この「多少の頑張り」すらも、改善してしまいたい。かなりの改善が図れた、カタナ250の始動性問題ですが、できれば「こうすれば、ちゃんとエンジンが掛かる」と胸を張って言えるようになるまで、もう少しトライしてみる事にしました。
果たして、それは実現に至るのか!? 興味のある方、お楽しみに。
to be continued.
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