【趣味関連】iPad 登場 - SF映画で見たシーンが現実のものに
世界のコンピューター入力端末に「タッチパネル」が登場してからかなり久しいのですが、みなさんがタッチパネルに触れる機会があるとすれば、駅の券売機の最新型や、コンビニの情報端末に代表されるように「据え置き型」機器のものばかり、だと思います。
パソコンが世の中に登場する以前から、SF映画などでは、登場人物が「パッド」と呼ばれる極薄の操作端末を持ち、紙もペンも、キーボードもマウスも使わず、ただ「タッチ」するだけで情報を閲覧・入力するシーンなどを良く見かけました。が、なかなかそれが「現実化」するのは、もっと未来の事、と思っていた方も多いでしょう。
StarTrek - The next generation より
その近未来なモバイル端末を実現したのが、かの有名なアップル社であり、みなさんも良く名をご存じと思われる「iPhone」です。
ただ、この端末は基本的に「電話」なので、必要以上に大きくする事ができませんでした。ですが、既に「持ち運びできるタッチパネル端末」としての機能は実用レベルにある事を、この製品で証明。
そして、満を持しての「iPad」登場となりました。
iPad は、iPhone をノートやブックサイズ程度に大きくしたようなもので、画面が大きくなる分、使い勝手や対応アプリの幅も拡がる事でしょう。
IT技術の集積度の向上は、本当に留まる事を知りません。世界的な不況の嵐の中でも、地球上の最先端技術だけは、その歩みを止めず、確実に進歩しています。
その iPad には、色々なシーンでの活躍が期待されます。
単純な発想としては、やはり「既存のコンピュータ端末に代わる存在」でしょう。従来のコンピュータは、仮にノートパソコンであったとしても、「画面を見ながらOSを起動し、キーボードやマウスなどで操作する」スタイルに代わりありません。高齢者の方などには、どうしても「とっつきにくい存在」と見てしまう方も多い事でしょう。
その点、パッドタイプの端末は、必要な情報だけが画面に表示され、操作も指でタッチするだけ。非常にシンプルです。キーボードやマウスなどのように、机上に置いて使うものではなく、画面に直接タッチして操作できるため、従来の「紙とペン」の延長上の感覚で操作する事ができます。
むしろ、パッドタイプの端末の標準化と普及は、高齢化社会になりつつある、日本の今後のトレンドになる可能性もあるのです。
近い将来、買うのは「パソコン」ではなく、パッドタイプの端末が当たり前となり、その上で動くアプリケーションも、クラウドコンピューティングに則り、インターネット上のサービス(Yahoo!やGoogleなど)を直接利用するようになっていく事でしょう。
果たして、SF映画で見たようなシーンが当たり前の世の中になるのは、いったい西暦何年の事でしょうか。その日は、決して遠くはないようにも思います。
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