【番外編】地上デジタル放送への対応で、現在のブラウン管テレビの延命を図る
地上デジタル放送への完全移行の話が出ています。
一般的には、地デジ対応の液晶TVへの買い換えが有力な手段となりますが、一方で、まだまだ映る・故障している訳ではない「手持ちのブラウン管TV」の買い換えに躊躇している方も多いと思います。
そこでお奨めなのが、「地上デジタル対応チューナー」。
ただ、そう聞いて「HDDレコーダーやブルーレイレコーダーの事か!?いいものは10万以上もするし、どんなに安くても6~7万はする。簡単には手を出せないよ」と、尻込みする方も少なくないでしょう。
もし、HDDやブルーレイの機能が不要で、地デジさえ観られれば良いとお考えの方。そういう製品、ありますよ。
メーカーの商戦の陰に隠れて、あまり目立ちませんが、ちゃんと地デジを受信するだけのTVチューナーは存在します。
経験上、私が扱った事のあるものは、以下の製品です。
http://www.maspro.co.jp/new_prod/dt35/dt35.html
この製品は、地上デジタルだけでなく、BSやCS110°も受信が可能です。(BSやCS110°については、パラボラアンテナが別途必要)
この製品、2009年6月8日現在、実売価格は2万円を切っています。また、BSやCS110°が不要で、地デジだけ観られれば良いという方には、以下のような製品もあります。
http://www.maspro.co.jp/products/dt620/index.html
先の DT35 に比べ、番組表などが簡易なものにはなるものの「地デジが観られるだけでOK」という方にはお奨めです。2009年6月8日現在、実売価格は1万円ちょっと、となっています。
共に、ブラウン管TVの方には外部コンポジットビデオ信号入力端子が必要です。(映像:黄/音声:赤白)
※外部コンポジットビデオ信号入力端子のないブラウン管TVは、残念ながら接続できません。
DT35 と DT620 は、受信できる放送波の種類だけでなく、他の機能についても少しずつ違いがあります。詳しくは、以下の URL にてご確認下さい。
http://www.maspro.co.jp/products/dt620/comparison.html
最後に、受信映像の品質について。
ブラウン管テレビで観る限りにおいては、何の不満もないくらいに、綺麗に視聴する事ができます。もしかしたら、初期設定の画面で、ちょっとブレが発生するかもしれませんが、繋いだTVとの画面サイズの同期が行われてしまえば、あとは平気でした。
理想を言えば、大画面の液晶TVやHDDレコーダーを買い揃える事ですが、不景気の折、観られて安く済むならそれで充分という声もあるかと思います。
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