【地域関連】仙台北部道路、開通間近!
完成を心待ちしてしてきた「仙台北部道路 富谷JCT~利府しらかし台IC」間が、今年度末(3月末)までに開通するとの事です。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100207t12013.htm
今回の開通は、全線ではなく、暫定的に「片側1車線対面通行」になるとの事。2系統の道路のうち、1系統を先に完成させた、という事だと思います。
私の自宅が富谷町界隈なもので、利府・菅谷台の宮城スタジアムでのサッカーの試合の行き帰りなど(特に帰り)、いつも大渋滞。それも、利府→富谷の裏道である「石積トンネル」を使うルートは、ここ以外にまともな選択肢がなく、いつも抜けるのに時間を要していました。
昨年は特に、ベガルタの試合を10試合程度も開催していたため(ユアスタの芝の張り替え・養生による)、菅谷台に住む兄弟の家で渋滞の解消待ちをしてからの帰宅。時間が勿体なかったのでした。(まぁ、おいっこと愉しいひとときを過ごせたので、それはそれで良かったのですがw)
また、仕事に絡み、仙台空港に車で送迎して貰う時も、富谷方面からは、いちいち利府塩釜ICまで抜けてから、東部道路に乗るというルーティングを選択。それが今度からは、泉IC→富谷JCT→利府しらかし台IC経由→東部道路合流→仙台空港ICと、ほぼ全線を高速だけで空港まで行ける事になります。
更には、宮城スタジアムやグランディ21でのコンサート終了後など、石積トンネルを使って富谷方面に抜ける車が引き起こす大渋滞は、地域住民の悩みの種でもあった事でしょう。今後は、高速を使って、さっさと東北道に抜けたい人たちの需要が期待でき、あの渋滞が幾何かは緩和されるものと期待しています。
道路の建設が始まってからというもの、機会がある度に工事現場の真下の一般道から、建設の進捗状況を眺めて、完成を心待ちにしてきました。2004年に工事が始まり、丸6年。仙台港までの輸送ルートという事もあり、仙台北部工業団地への自動車関連産業の誘致の一翼も担っていた、地域期待の高速が、ようやく完成します。
また、試す人はいないと思いますが、この北部道路によって、「東北道~南部道路~東部道路~北部道路」の環状線が完成。管轄会社の関係で、首都高のように無限に回遊できる訳ではありませんが、環状線のメリットは「移動がし易くなるので、企業や住民が集まってくる」ところにあります。地域の発展には、やはり道路の整備は欠かせません。なんでもかんでも見直し・凍結すりゃいいというものでも無いと思います。
さぁ、こうなってくると、最後の心残りは「道路の管轄が違うため、割高な料金や割引サービスに差が出る」という事。例えば、ETC割引は国が管轄する東北道は適用になりますが、地方が管轄する東部道路・南部道路などでは、基本的に適用外。(地方管轄独自の適用ルールはあるらしいのですが、詳しくは判りません)
なんとか、全てを国管轄(もしくは地方管轄)で統一管理とし、有効な割引体系になって欲しいものです。ICを一個通過するかしないかで、びっくりするような料金の違いがあったのでは、誰も利用しませんよ。
不況の世の中、仙台は自動車関連産業がこれから華を咲かせようとしており、有り難い事です。厳しい状況ではありますが、この「環状線」の完成によって、地域発展が更に推進される事を、願って止みません。
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