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第21節vs徳島戦プレビュー

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ドュンビア、電撃移籍で仙台戦は欠場濃厚。でも、だからと言って勝てる保証は・・・

■守備プレビュー

相手に関係なく、とにかく失点が止まらない仙台。横浜FC戦こそ無失点だったが、山形戦の3失点でそれも水泡に帰し、守備改善の兆候すら見られないと言って過言は無いだろう。厳しい意見かもしれないが、それが現実である。

山形戦では、セットプレーからの2失点だった。どうすれば、あんなに相手をフリーにさせられるのか?と首を傾げたくなるくらい、相手はフリーだった。奇しくも、前回のプレビューで、

> こういう試合では、流れからの得点よりも、CK・FKなどのセットプレーや、
> 案外PK奪取からの得点で勝負が決まったりもする。

とコメントさせて頂いたのだが、よもやそのセットプレーからの失点で勝負を決する事になろうとは、、、、現地で、宮沢の頭目掛けてボールが飛んできた瞬間、その軌道を見て「ヤバイ」と思ったのだが、無情にも、ゴール左隅に綺麗に合わせられてしまった。もう少し内側であれば、林の「神セーブ」ものだっただろうが、、、。

とにかく、守備が建て直されているかどうかが、注目のポイントである。今節、仮に無失点で終えられたとしても、それ以上に内容が重要である。「相手のミスに救われて難を逃れた」だの、「マークをミスって決定機を与えたが、運良くバーやクロスで事なきを得た」だの、そういう状況があまり多いようでは、次には繋がらない。なんとしても、「見てて安心感のある、どっしりとした守備」が必要だ。

守備という意味では、今節の最終ラインの高さが気になるところであるが、相手に「DFの裏へ抜けるイメージの強い選手」がそれほどいる訳ではないため(※ドュンビアがスイスのチームへの電撃移籍報道で、この試合は欠場濃厚との噂。)、久しぶりに、強気の高いライン取りが見たい。ただ、大前提として、CBの木谷と岡山が、守備でミスを犯さない事が絶対条件である。この前提が崩れた時、またしても「苦い薬」を味わう事になる。

ただ、ドュンビアがいない以上、仙台としては、引いて守る必要性はどこにもない。なかなか勝ちきれず、自信を失いかけてはいるが、それでも強気で最終ラインを高めにセットし、相手の攻撃のプレー範囲を狭める事が重要であると見る。連勝や無失点などで自信がある時期なら機能すると思うが、こういう不調の時こそ、メンタル面を克服し、如何に「連勝や無失点している時と同じ様なプレーが出来るか」が要求される。

辛いとは思うが、昇格を目指す以上、避けて通れない道である。頑張れ、守備陣。

■攻撃プレビュー

注目ポイントは、「中島の連続スタメン濃厚」の1点だろう。
いいのか?本当にこれでいいのか?信頼を寄せて起用する事自体は、決して悪い事ではないが、私個人としては、納得しがたい選出である。

他に、期待できる選手がいない訳では無いだろう。それでも、ここまで中島を起用する理由は、一体何なのか。練習で調子が良く、「今度こそ得点」への期待が高いからか?その繰り返しで、ここまで来たのではなかったのか?

確かに、得点以外のところで、中島の貢献度は高い。アシストを決めたり、守備でカバーに入ってくれたり、それなりに機能はしている。しかし、彼はFWだ。単に「機能している」というだけでは、MFと変わらない。むしろ、MFという点で見れば、現時点では梁や関口にも敵わないだろう。

横浜FC戦でお休みを与えたものの、山形戦で先発復帰が公表され、試合前に非常に大きな疑問を抱いた。そして、敢えなく無得点敗戦。確かに、裏への飛び出しを意識した動きは若干戻りつつはあったが、結果に繋がらなかった以上、次は基本的には「無い」はずである。

個人的には、6月いっぱいの3試合(しかも1週間で3連戦)は、彼に、外から試合を見て欲しいと思っていた。だが、おそらく3試合とも、中島スタメンで行くだろう。

仮に、中島スタメンではなく、西山や中原を先発起用して、結果が大して変わらなかったとしよう。だが、仮にそうであったとしても、「中島が先発を外れていたかどうか」で、全然、その後の展開が違ってくると見ている。

もしこの3試合を、中島が外から見ていて、自分に足りないものを見つけてくれれば、その後のスタメン復帰に期待感もあるだろう。
しかし、この3試合で中島を「浪費」してしまえば、自分を振り返る時間もなく、状況が悪くなっていく一方でしかない。

唯一の望みは、この3試合を通して、中島が「自分に足りなかったもの」に気が付き、そこから復活の呪文を唱え始めてくれれば良いのであるが・・・そうは問屋も卸さないだろう。

選手も、人間である。お休みや休憩は、絶対必要だ。選手も試合には当然出たいだろうが、休み無く働き続けられる人間は、そうそう居ない。(そういう意味では、キャプテン梁や関口は、本当に大車輪の活躍である)

中島には、仙台のエースFWになって貰いたいと思っている。であるが故に、ここで「使い捨て」のような起用方法は、私は絶対に看過できない。監督も、本人も、それに気が付いていないのか。中島は「試合に出たい」と言い、監督も親心からか、スタメン起用をし続ける。それがどれだけ、チーム全体にとって「我が侭」な事であるのか、認識をしているのか。

奇しくも、5月25日のアウェイ福岡戦で、中島はPKを外し、そこから「低迷の序曲」が聞こえ始めた。あれから、一ヶ月近くになる。もしまたPKを奪取するような事があり、それを中島に任せようものなら、中島は必要以上のプレッシャーに押しつぶされ、これを外す可能性も高くなるだろう。そうなってからでは、誰も中島を擁護できなくなる。

お願いだから、本人のためにも、チーム全体のためにも、中島のスタメン起用は、しばらく見合わせて欲しい。決して、中島への信頼が地に落ちた訳ではない。そうならないために、階段で言うところの「踊り場」を、彼に与えて欲しい、と言っているだけだ。

階段を休み無く上り続け、足に貯まった乳酸を、どこかで沈静化する事ができれば、また気持ちよく階段を上れる。同じ階段を上るにしても、乳酸で苦しくなった足を重く引き摺って上るのと、休んで軽くなった足を軽快にステップに載せるのとでは、当然、駆け上がる速度も違ってくる。

■戦況の予想

先ほどから何度か話に出しているが、今節の相手となる徳島は、ドュンビアのスイスへの電撃移籍の噂により、この試合は欠場が濃厚。(本人は、試合を見にくるらしいが。)

だが、それで勝てる保証はどこにもない。

山形戦でさえ、相手はレオナルドとリチェーリを欠き、オール日本人だった。確かに5連勝で波に乗っているチームとの対戦で、しかも向こうのホームであった。実力差的にも、ピッチ環境的にも、向こうにアドバンテージはあっただろう。その効果か、前半の失点以降は、終始押されっぱなしの展開で、とても得点の臭いのしない内容であり、今節までにどの程度修正できたか、正直、あまり私の中での期待度は、高くない。

しかも、この3試合は、全て「第一クールで引き分けを喫した相手」ばかりである。今節の対戦では、相手は、更にこちらへの研究が進んでいると見て差し支えないだろう。

また、必ずしもこれは「有利な材料」とは言えないのだが、現在、徳島にはケガ人が多発しているらしい。CBの西河は累積で出場停止であるが、同じCBで、河野や石川がケガで離脱中。攻撃的MFの小山や大島、FWの林や石田までが離脱中らしい。それに加えて、ドュンビアの移籍の話だから、徳島としては「泣きっ面に蜂」な状況である。

そうなると見えてくる戦況は、徳島は、最終ラインを引き気味にして、カウンター狙いで来る可能性にある、という事になる。が、俊足ドュンビアが居ない以上、カウンター戦術も機能するかどうか。唯一、山形に居た阿部祐大朗が健在なので、ほぼ確実に彼を起用して来ることになるだろう。

まさか、開き直って、徹底的に守備最優先という「穴熊」な戦術を取って来やしないか、、、、そういうのが、一番、仙台としては困る。

ここで、ホーム湘南戦で、相手が2人退場になってからの、仙台の攻め手の拙さが気になってくる。今節の徳島は、あの時の「2人少ない湘南」よりも、手を焼く存在になるだろう。

主力CBがまともに出場できない事に加え、FWもドュンビアを欠くとなれば、徳島は、守備に相当なウェイトを置く事に腐心するはずだ。仙台を相手に、安易に攻撃的な戦術を取れば、裏のスペースを突かれ、不安の残るCB陣は容易に突破されるだろう。(ここしばらくの木谷と岡山のように聞こえなくも無い話であるが・・)

よって、この試合、仙台としては、かなりのポゼッションを許される展開になると予想している。「守る徳島」「攻める仙台」という構図が脳裏に浮かぶが、怖いのは「ミス」からの失点。当然、徳島は、この数試合の仙台の失点が、ミス絡みのものである事は気が付いているはずだ。であれば、ミスを誘うような攻め方をしてくる可能性が高い。

ポイントとなるのは、「セカンドボールの玉際への圧力」だ。

山形は、これがもう十八番に近いが、常に運動性が高く、誰かが必ずセカンドボールに寄せ、ミスを誘ったりパスカットを狙ったりする。その愚直にも思える行為が、仙台のミスを誘っていた。始めの2失点はCKからであったが、流れの中の攻撃においても、幾度となくボールを奪われて攻め込まれ、シュートが外れてもすぐに拾い、分厚い攻撃を仕掛けてきた。何度、心臓の止まる思いをした事だったろう。

要するに「休めない試合・休まない試合」を、山形はやってきたのである。この試合を、徳島も当然、研究しているはずだ。そして、仙台のウィークポイントが「玉際への寄せの甘さ」である事に、気が付いているに違いない。

充分な戦力が整わない徳島が、仙台に対抗するには、テクニカルに長けている選手よりも、運動量で負けない、気迫で負けない、フィジカルの強い、愚直な選手を起用するのが望ましい。今の仙台なら、ほんの少し、気持ちで上回る事ができれば、1対1のマッチアップなどで、仙台のミスを誘い、決定機を作る事ができるだろう。

そして、仙台が今節求められているのは、そういった展開を避けるため、ミスを絶対に犯さない事に尽きる。

中島の不調を除いても、仙台は比較的、攻撃力はある。どこかで得点がとれる期待は高い。しかし、複数得点となると、今節はどうだろうか。暑くなって来た昨今、足が止まりやすくなり、後半に得点力の高い仙台を以てしても、2点は難しいかもしれない。

尚更、失点については、重要視されなければならない。ドュンビアの居ない徳島なら、尚更、点を与える訳には行かない。

今季、アウェイでの勝率が非常に悪い仙台であるが、昇格を果たすためには、アウェイと言えど、絶対に勝ち点3を持ち帰る必要がある。

長々と書いたが、今節に求められるものを一言で言えば、「内容を伴う、完璧な1-0勝利」である。

1点目が取れた瞬間が、一番危険である。相手の「スイッチ」が入る瞬間でもあるからだ。そこからは、こちらとしても更に試合に集中し、スキの無い守備で、堅守を復活させて欲しい。

2-1よりも、1-0の方が、次のホーム・熊本戦に、期待の糸が繋がる。

熊本戦は、今季、二度目の平日ナイターとなる。その集客に繋ぐ意味でも、完璧な試合運びでの無失点勝利が、絶対に必要だ。


がんばらぃん、仙台! あっぺとっぺな試合すんでないど。



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