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第25節vs鳥栖戦プレビュー

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ここが、本当の正念場。望みを繋ぐも断ち切るも、自分たち次第。


■守備プレビュー

守備というより、攻撃への懸念。田村、出場停止。
菅井がケガで離脱する中、その穴を埋めてきた田村が、とうとう累積4枚で、今節は出場停止に。
だが、試合は待ってくれない。空いた右SBをどうするのか。有力なのは、田ノ上を右に持ってきて、左SBに磯崎を置く案だろうか。

ただ、おそらくこの試合に限って言えば、出る選手の問題ではなく、「チーム全体の守備意識の統一」の方が重要になってくると考えられる。

最近の試合を見ていると、守備に翻弄され、押し込まれる時間帯が目立ってきている。辛くもバーやポストに救われるシーンもあり、実際の失点数以上に、守備は機能していないとさえ考えてしまうほどである。

愛媛戦で田中に決められたシーンは、屈辱的にも、自陣エリア内で、たった一人でやられたものだった。田中の技術を誉めればそれまでではあるのだが、正直、あそこまで攻め込まれる以前に、しっかりとした守備ブロックで跳ね返す事はできなかったのか。マークの受け渡しは間違ってなかったのか。総合的に言えば、守備をサボってしまたところは、本当にないのか。

 

20節の山形戦(6/15、NDスタ)以降、どうも守備に対する不安を払拭できない。無失点だったホーム熊本戦でさえ、3度もバー・ポストに救われている事から、失点していてもおかしくなかっただけに、今節も、失点への懸念の火種を消し去る事が難しい状況である。

また、田村が出場停止になる事や、中3日での対戦という事もあり、もしかしたら、CBも顔触れが変わるかもしれない。ポイントは、一柳からのチェンジがあるかどうか、という点か。最近、出番の無い渡辺か、或いはここで木谷の復帰はあるのか。

いずれにせよ相手は、ホームで勝ち気満々で攻めてくるだろう。暑い中での対戦となるだろうが、ここを凌げずして、これからやってくる本格的な暑さの中、戦えるはずもない。

先日のC大阪-鳥栖戦を見る限り、鳥栖のストロングポイントである「前線からの積極的なプレッシャー」は、十二分に機能している。鳥栖も決して好調という訳ではないが、「1-0で勝ち切るサッカー」は確実に浸透しており、第一クールのような展開は、とても期待はできないだろう。

また、仙台が勝つためには、是非とも無失点で終える必要がある。

今季の仙台の10勝のうち、無失点勝利は7試合に及ぶが、失点しながら競り勝った試合は、僅か3試合しかない。(14節ホーム山形戦、21節アウェイ徳島戦、そして23節アウェイ水戸戦)確率的に言っても、勝利をより確実にするためには、無失点で終える事が非常に重要になってくる。鳥栖のここ5試合の得点は合計5点で、1試合平均1点である事を考えると、決して無失点を達成できない相手ではない。


■攻撃プレビュー

少し前から書き始めている「得点の波のバイオリズム」の話になるが、今回は「大量得点」の番である。

ただ、そう簡単に取らせてくれるはずもない。相手は失点ランキング3位タイ(23失点)の鳥栖である。中3日でアウェイ、しかも九州遠征という過酷な条件の中、5月の熊本戦の時以上に、暑さが大敵になってくるはずであり、決して楽な試合環境ではない。今度こそ、得点のバイオリズムは崩れてしまうのか。

ポイントとなるのは、攻撃のリズムを取り戻す事ができるのかどうか、という点である。

鳥栖のボールへの寄せの速さを考えると、手数を掛けた攻撃は、それ自体が得点への目を萎ませる要因になるだろう。ボールを奪ってからの、手数を掛けない、素早い攻撃が、得点への近道になると考えている。

そこで、今節、先発が予想される選手の中で、ボランチの富田の存在を挙げてみよう。

ここしばらくは、必ずと言って良いほど、サブメンバーに富田の名前が入っていた。GKを除けば4人しか入れないサブメンバーの中において、これだけ名を連ねている事は、首脳陣からの信頼の証であろう。

実際、富田が途中出場すると、確かにボールは動くようになる。(問題なのは、動かすボールに、ちゃんと意味を込めているかどうかであるが・・・)ただ、富田の「途中出場」という起用方法は、試合の流れを変えるほどのインパクトを感じないため、あまり「富田が入って流れが劇的に良くなったか」というと、残念ながら、それほどでもない。

むしろ、富田の起用方法は、先発の方がベストではないのだろうか。仙台のダブルボランチは、ここしばらく、千葉と永井の大御所2枚が抑えており、現在のところ、富田の入るスキは無い。しかし、4年目を迎える富田には、そろそろ先発定着への期待がかかってなければならない。2年目の田村が、磯崎や田ノ上を押しのけて左SBに定着し、菅井が欠けたと思えば右SBもやらせて貰えるのは、それだけ期待度の高い活躍をしているからだ。

富田も、そろそろそういう活躍をしなければ、年末には過酷な現実を突きつけられる事に成りかねない。

富田の起用方法について話を戻すが、彼の場合、一気に流れを変えるような仕事の仕方ではなく、むしろ、先発からの長い時間帯において、中盤の底から、奪ったボールを左右に効果的に散らす地道な仕事をする方が、効果的のように思える。

また、攻撃における彼のパスセンスは、決して悪いものではない。いつの試合だったか、ホームで、あまり前目でない中盤の位置から、前線の梁に、一気に鋭い縦パスを出し、そのまま梁がゴールを決めた得点シーンがあった。今でも、そのシーンは目に焼き付いている。

あのプレーが、富田の真骨頂ではないだろうか。最近、ボランチからあのような「絶妙のスルーパス」を出して決定機を迎えるシーンというのが、皆無のようにも思えてならない。シルビーニョがいた頃には、良く見られたシーンではあったのだが・・・。

サイドを突破して、マイナスのクロスからゴールを狙う攻撃にしても、如何にボランチから質の良いボールをサイドに供給できるか、という点の話もある。

話をまとめれば、「攻撃の起点」という考え方である。ただ、個人的な意見を言わせて貰えれば、富田の判断スピードは、決して早いとは言えない。しかし、決断さえ正しければ、富田は凄いパスを出せる素質を持っていると考えているので、あとはその「判断の速さ」を磨いて欲しいと思っている。

そのためにも、試合出場の数をこなさなければならないのだが、今節は、絶好の機会ではないだろうか。

今節、得点を得られるとしたら、是非、富田を起点とした得点であって欲しいものである。あわよくば、彼のアシストであらん事を。

しかし、判断が遅く、パスを出す前にカットされてしまうと、そこが「失点の起点」にも成りかねない。特に、今節の相手である鳥栖は、前線からのプレッシャーが厳しいチームである。富田がそれに絶えられるかどうか。そこが今節の「要・着目点」になるかもしれない。


■戦況の予想

断言とまでは行かないが、少なくとも「撃ち合い」にだけはならないと思っている。

恐らく、先に先制点を上げた方が、更に一方的に相手を攻め込む事になるだろう。暑さの中、失点を許した方は、追いつこうとしてリスクの高い攻撃に出るため、裏を突かれやすくなる。相手はホームである事も手伝い、決して引いて守るような戦い方はしてこない。(あの赤帽監督が、引き分け狙いという展開を選手に指示するとは絶対に思えない)

そして、暑さとの戦いになる事から、運動量勝負になる事は明白である。先に、足が止まった方が負ける。先制点を取った方は、暑さなど忘れ、更に押し込み、攻撃の手を決して緩めない。

逆に、先制点を許した方は、更に暑さを厳しく感じ、「得点しなければならない」というプレッシャーとの戦いにもなってしまう。

この試合、決着が付くとすれば、やはり「1-0」という展開だろう。

もちろん、運が重なり、複数の大量得点という展開もない訳ではない。しかし、そんな「濡れ手に泡」のような妄想を抱く前に、まず、「無失点で試合を乗り切る」というミッションを完遂しなければならない。

最近の失点傾向を見ても、やはり、得点よりも失点に関するケアの方が絶対に大事である。

その結果、もし0-0という展開であっても、私は「無失点」を評価したい。最悪、勝ち点1の持ち帰りでも、相手が3位である事・相手の方が1試合多い事を考えると、このタイミングでの勝ち点1は、ぎりぎり及第点であると言える。

ただ、得点経過や失点経過よりも、大事な事がある。それは、「ガッツのあるプレーを見せる事」である。

どんなに足が重くなろうと、最大が90分+ロスタイム程度である以上、そこがマックスである。延長戦がある訳ではなく、PK戦がある訳ではない。よって、体力を温存する必要はなく、むしろ、90分持たないかもしれないぐらいの運動量で気迫を見せ、「絶対に先制点を挙げる」という覚悟で臨むべきである。

プレーに気持ちが入っているかどうかは、映像を通してでも判るものである。暑さを理由にして歩く選手がいようものなら、私は途中でチャンネルを、熊本-水戸戦に変えてしまうかもしれない。そっちの方が、よっぽど面白そうだと判断したら、躊躇なくそうするだろう。

今の仙台には、それだけ、「見る人を引きつけるプレーの魅力」に欠けていると思う。

勝ち負け以前に、まず、「サッカーに対して、どれだけ気持ちを込める事ができるか」を、選手は良く考えて欲しい。技術云々ではない。戦術云々ではない。精神的なものである。

映像を通してであっても、見ている方は、現地で一緒に闘っているつもりで観戦している。それこそ、ホーム観戦と同じように、レプユニに着替え、タオマフを首に下げ、得点では驚喜し、失点では落胆しているだろう。できれば、テレビ観戦者数をリアルタイムで、現地に届けたいくらいだ。

「それだけの人たちが、チームの活躍と勝利を、固唾を飲んで見守っている」という事を、具体的な形で選手に示す方法はないものか?

それを、アウェイの選手に伝える事が出来たとき、ホームの時と同じ様な力を、選手に与える事ができるのかもしれない。

いずれにせよ、ここが正念場である。

ここから続く、鳥栖-C大阪-草津は、全て昇格圏を争うチームとの対戦である。ここで負け越すような事があれば、そこからはズルズルと下がっていく事も考えられる。

持てる力を、全て出し切り、勝ち点3だけを持ち帰って来て欲しい。




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