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甲府1-1仙台 負傷者2人を出しながらも辛うじて勝ち点1、「次」に向けた準備の程は

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今節も勝利を逃し、再び4位となった仙台。「甲斐の中盤の壁」は、やはり厚く、なかなかゴールをこじ開ける事ができなかった。

この試合、ポイントとなったのは、やはり「2人の負傷者発生」と「梁の4戦連続弾」だろうか。また、PKを与えてしまったプレーについても反省点だろう。

試合の展開を振り返ると、昇格の望みへ執念を見せる甲府 vs 昇格への望みをより現実へと繋げたい仙台の対戦という様相で、予想通り、甲府は持ち味の「中盤の圧力」を如何なく発揮し、仙台は前半をシュート0に押さえ込まれてしまう。

試合を見ていて、「押し込まれている」という宜しくない雰囲気を感じたのは、筆者だけではないだろう。

また、この試合は、負傷者の発生にも悩まされた。前半29分。左SB田村の姿が、ピッチ上から消え、代わりに富田が入った。思えば、前回対戦(8月3日・小瀬)でも、前半25分に磯崎が負傷退場しており、今節は後半に平瀬までもが負傷を負う展開に。交代枠3つのうち、負傷の影響で2枚を使う羽目になり、「飛び道具」である佐藤由紀彦を投入する事は叶わなかった。

先に、PKを与えた場面について振り返ろう。やはり、甲府の「クローズ」は、驚異的であった。エリア内のあの位置まで持ち込まれると、あとは相手をノーファールで止められるかどうかは、半分、運次第なところがある。千葉が倒してしまったのも、ある程度はやむを得ない。問題は、あそこまでボールを運ばれる前に、どこかでカットしなければならなかった事にある。だがそこは相手もある事であり、与えた得点は、ここで与えたPKの1点のみ。結局、流れの中からの得点は一切許さず、甲府の攻撃陣を押さえ込む事には成功している。

だが、最少失点で抑えても、2点目が取れなければ、やはり勝利は手中に来ない。関口のビューティフルなクロスに、ドンピシャで合わせた梁の4戦連続弾も、2点目を取ってこそ意味があっただろうが、負傷退場の影響で攻撃の枚数を有効に使えなかったばかりか、甲府の執念の前に、なかなかシュートを撃つ展開にまで持ち込めないのでは、ゴールを割る事もままならない。

今後、このようなチームが出てくると厄介である。だが、そんな事を言ってもいられないのもまた事実である。

結果、1-1ドロー。今季、甲府には敗戦はなく、1勝2分の勝ち点5という結果に終わった。

負傷者が2人も出た中で、よく勝ち点1を拾ったと賞賛したい気持ちと、昇格争いの渦中に居る身としては、例え負傷者を出しても勝ち点3をもぎ取る力量に不足している事に苦渋の思いをする気持ちと、半々である。

今節、他のチームの動向を見れば、6位・C大阪から9位・福岡まで、今節勝利を挙げたチームは無く、草津と福岡は、もう「数字上の可能性」と言うしかない状況である。今後も、ライバルはどんどん脱落していくだろう。

湘南は広島に敗戦し、山形は福岡に1-0で勝利。再び、山形が2位の座に登った。仙台は、2位に登るチャンスを自らのミスでフイにし、またそのリベンジとなる今節甲府戦でも勝ちきれなかった事により、再び、2位争いから一歩後退してしまった。

だが、決して悪いサッカーをしている訳ではない。ここへ来てチームの完成度は少しづつ上がって来ており、負傷者の影響を、天皇杯を挟むこの2週間でどこまで改善できるかがポイントとなるだろう。また、内転筋を痛めた梁にとっても、この2週間は願ってもない間隔になると思う。

終わったものは、仕方がない。前を向いて、再び準備を始めるだけだ。

この時期は、どこも苦しいものだ。山形も勝ったとは言え、福岡のシュート15本に対し、僅か5本しか撃てなかった。そのうちの1本の、豊田の素晴らしいゴールを守りきった事による勝利だったが、やはりここ4戦で勝てなかった悪い状況は、休みの節を挟んでも、脱し切れていないようだ。

山形は次節、今季の天敵である岐阜との対戦である。岐阜は最近、息を吹き返しつつあり、とうとう今節は水戸から4点を奪い、久しぶりに勝利を勝ち取った。良いイメージで、ホームに山形を迎える事になる。今節の試合内容を見る限り、山形は、岐阜戦でも相当に厳しい戦いを強いられるだろう。2位だから強い、という方程式は、全く肯定できない。

そして仙台。次節はホームで、今季勝てていない愛媛を、再びホームに迎える。今季2度の対戦では、梁の1点しか奪えていない。ここは一つ、梁の5戦連続弾に期待しつつ、今節、甲府に見せつけられた昇格への執念を、是非仙台にも体現して欲しい。

また、このタイミングでは、天皇杯をどう消化するかも、リーグ戦に向けたポイントとなってくる。天皇杯に向けたプレビューも、改めて執筆したいとは思うが、気になる点だけを挙げておこう。

本日(10/5)、サテライト新潟戦にて、中島が得点を挙げている。中島は前節サテライト大宮戦でも1点を挙げており、一時の不調は脱したイメージがある。実際の試合は見ていないが、この結果を見る限り、天皇杯は中島先発の可能性は濃厚だろう。

天皇杯の内容によっては、中島が愛媛戦にベンチ入りする可能性は充分にある。もし彼が今季、復活の狼煙を上げるとしたら、このタイミングを於いて他には無いように思われる。

まだまだ、諦める位置ではないし、諦める必要もない。目の前の1戦を大事に戦っていけば、道は自ずと開けてくるはずだ。残り6戦。2位・山形との勝ち点差は、1ゲーム分しかない。充分に可能性は残っている。

最後まで諦めずに戦うのが、真のプレーヤーであり、また真のサポーターである。自身がサポーターであると自負するならば、無用な悲観論など、語るだけ無駄である。だが、楽観論も安易に語るべからず。語るべきものは、勝つと信じて応援する姿勢のみである。




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