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さぁ、天皇杯だ。
毎年、この時期を迎えると、リーグ戦の昇格戦線のほうは、ある程度「脱落組」と「生き残り組」に分かれてくる。かくして、今年もその様相となり、横浜FCは既に数字の上でもJ2残留が決定、福岡もかなり危うい位置にいる。また、有名な方程式「残り試合数<昇格圏チームとの勝ち点差」を当てはめれば、7位・甲府以下はほぼ絶望的である。(しかも、甲府・福岡は1試合消化が多いため、更に厳しい)
そんな中、幸いにも仙台は、まだ生き残り組にいると言えよう。あれだけ引き分けを大量生産しておきながら、なんたる幸運。この運を活かすためにも、水戸戦・甲府戦では勝利を収めたかったが、過ぎた事を語っても始まらない。
そして、このタイミングで迎える、天皇杯3回戦。相手は、JFL・ニューウェーブ北九州。あの藤吉を擁する事で、サポーターの間では有名なチームだ。ただ、普段からJFLを見ている訳ではないため(その気になれば、ソニー仙台との対戦くらい地元で見れるのだが・・腰重く。)、どのような特徴のチームなのか、把握できていない。大変申し訳なく。
ただ、仙台としてやるべき事は、はっきりしている。
リーグ戦の昇格戦線上にて生き残っている以上、あくまでも、リーグ戦を想定した「強化試合」として臨むべきだ。そして、聞き及ぶメディア各紙の情報によれば、普段の先発陣の相当数を入れ替えるとの事。
ケガ人は間違いなく外れ、また疲労が蓄積している選手も、このタイミングで調整を計るだろうから、出場選手の中心は「リーグ戦で活躍できそうな、当確ライン上の選手」という事になると思われる。
やはり、脳裏に浮かびやすいのは、リーグ戦で負傷した選手のポジションの代役が誰か?という事になる。
まず、平瀬とナジソン。この2人は天皇杯出場は無いだろう。代役(と言っても、以前はこの2人がスタメンだったが)は、中島と中原か。田中の出来にも依るが、中原はここしばらくベンチ入りしており、試合勘は充分で、ケガも無い。また中島は、サテライトや練習試合等で、ここ3戦連続得点中。本来なら、リーグ戦で活躍していてもおかしくない状況にまで復活してきている。天皇杯では、中島は間違いなく「評価の土俵」に載るだろう。
次に、3ヶ月の重傷を負った、田村の位置である左SB。ここには、本職の磯崎がいるが、攻撃的な面を重要視するなら、田ノ上の起用もあるかもしれない。一柳、富田という選択肢もあるが、リーグ戦に向けた強化試合という意味合いでは、同ポジションを長く経験している磯崎・田ノ上のいずれかという選択肢になると思われる。
そして、キャプテン・梁。右足の内転筋を痛めながらも試合出場を重ね、リーグ戦では4戦連続得点中。試合勘を鈍らせないため・チームをピッチの中から鼓舞するためにも、本来なら出場するべきなのだが、今回は負傷部分のケアを優先させた方が良いだろうし、またそのようにチームも判断するだろう。
幸いにも、SHは代役が多い。佐藤由紀彦・永井・飛弾・三澤も面白いかもしれない。特に由紀彦は一押しで、FKの精度に磨きを掛けるためにも、筆者個人としては、梁の代役には由紀彦を推したい。(但しこの場合、関口を左SHに廻して由紀彦を右に置きたい。だがどうせ、ポジションチェンジであまり関係なくなるとは思うが)
話に出た関口だが、恐らく天皇杯も出場すると見ている。あの運動量は、天皇杯出場を見合わせる理由にならない。むしろ、試合勘を鈍らせないために、是非とも出場して欲しいと思っている。
その他、木谷や千葉あたりも、天皇杯は欠場してコンディション調整に廻りそう。そうなると、CBは広大、もしくは一柳。相方には岡山にお願いしたい。ボランチは、永井か富田が有力か。
そして最後に、GK。林が出るなら安泰ではあるが、ここはやはり、萩原に期待したい。昨年の天皇杯で公式戦初出場したが、その公式戦デビューはほろ苦い黒星を喫した。だが、今年のアウェイ・広島戦での活躍ぶりは記憶に新しく、彼自身の出来は決して悪くはないはず。昨年の天皇杯の雪辱を晴らすには、絶好の舞台ではないだろうか。
誰が出るにしても、この試合は間違いなく「リーグ戦残り6試合」を睨んだものとなり、天皇杯で活躍した選手は、負傷選手の代役として愛媛戦に名乗りを挙げるだけでなく、そこで更に結果を出せれば、愛媛戦以降でも起用される事は容易に想像できる。出場機会を逃している選手にとっては、またとないこのチャンス、逃すつもりはないだろう。
果たして、サブメンバーも含め、出場する選手はどれだけのパフォーマンスを見せてくれるのか?当日が愉しみで仕方がない。
また、サポーター的視点としては、リーグ戦と違う席割という事もあり、特に年間チケット所有者には、いつもと違う場所での観戦が愉しめるというオマケも付いてくる。
例年、リーグ戦ほどの入場者数はないものの、この時期に開催される天皇杯は、必ずリーグ戦との関連を問い沙汰されるものだ。また、他の対戦カードに限定して言えば、天皇杯の名物であるアップセットも愉しみである。今年は、どこが「番狂わせ」を演じてくれるのだろうか?
ただ、反面、天皇杯で活躍したチームは、その後あまり宜しくないチーム状況に陥るというジンクスも、偶に見受ける。2002年の京都、2004年の東京Vの優勝→翌年J2降格は有名な話で、近年では、札幌がJ1チームを3チームも撃破し、準決勝まで突き進んだのが記憶には新しいものの、翌年(2007年)こそJ1昇格を果たしたが、今年はなんと・・・・。
そんな心配をしなければならないほど、仙台が天皇杯で勝ち進むかどうかはまだ判らない。毎年、J2が出場する3回戦の対戦において、楽に勝てた記憶などなく、今年も決して楽な展開にはならないだろう。
しかし、あくまでも公式戦である。誰が出場しようと、プロとして恥ずかしい内容と結果だけは見たくないものだ。観戦する以上は、それ相当の結果を期待させて頂きたい。
リーグ戦ほどの人気はないだろうが、それでも気になる人は、スタジアムに足を運ぶだろう。この試合で顔を合わせる人とは、恐らく愛媛戦でも、広島戦でも、最終・草津戦でも、同じスタンドに居合わせる仲間であると信じている。
気になるその試合は、10月12日(日) 13:00、ユアスタ仙台にてキックオフ。
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