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天皇杯4回戦vsFC東京戦プレビュー 広島戦を前に、J1チームの胸を借りられる幸せ。失うものはなし、ガツンと一発!

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今季、勝てていなかった愛媛とC大阪に連勝し、4位・湘南との勝ち点差6で、3位をキープしている仙台。次節が大一番・広島戦とあって、欠場する千葉と富田の代役ボランチを発掘したい状況であると共に、ケガやコンディションの問題を抱える主力に休養を与えたいところ。

本来なら、相手がJ1という事もあり、リーグ戦の主力をぶつけたいのはやまやまであるが、今週の練習の状況を見る限り、どうやら3回戦と同様、サブメンバー中心で臨む様相である。

とは言っても、決して「消化試合」にはならない。先ほども書いた「ボランチ発掘」という、リーグ戦に直結した課題と共に、チームとして、J1のスピードや精度のあるプレーに触れられるという事は、広島戦を前にしての「プレシーズンマッチ」と考えれば、この上ない対戦であると言える。

そして、気になる先発メンバーには、佐藤由紀彦・宮沢正史が入りそう。右足内転筋痛が完治していない主将の梁を休養させ、ここで由紀彦を起用か。そして、期待されるボランチの代役に指名されそうなのが宮沢。

これは周知の事実であるが、由紀彦と宮沢は過去にFC東京の在籍経験があり、在籍時期も重なっている。もう6年も前の事ではあるが、慣れ親しんだ事のある場所でプレーできるという事で、2人とも感慨深いものはあるだろう。

ただ、これは決して、2人に対する凱旋の場を提供した訳ではなく、あくまでもチーム状況を考慮し、そこから「逆算した結果」の起用であると見て良い。特に宮沢は、今季、全く活躍の場が与えられず(途中出場2試合、合計16分)、彼の特徴を、この目でなかなか把握できていない。FKの名手との「噂」であるが、梁の欠場が濃厚なだけに、プレー中にFKのチャンスがあれば、是非とも彼のキックを拝したいものである。

しかし、本当にスタメンで来るのかどうか?こればかりは試合当日にならないと判らない。リーグ戦の出場停止組である千葉・富田は、この試合では出場可能であり、ここに永井を絡めた面子で、ダブルボランチを形成するかもしれない。また、もしかしたら、サブメンバーを3ボランチに慣れさせるため、富田-千葉-永井の3ボランチでスタメンを構成し、宮沢を途中投入するオプションとするかもしれない。

そこまで考えるに至った理由は、宮沢の試合勘を危惧しての事。今季、全く公式戦に先発していないため、攻守の切り替えなど、果たして問題なくプレーできるのか?些か、不安な点ではある。だがそこはベテランの経験を以て、是非ともこれを払拭するパフォーマンスを見せて貰いたい。できれば先発で見てみたいが、果たしてどういう選択肢で臨む事になるのか。

この他、最終ラインはCBがガラリと変わりそう。木谷-岡山に代わり、渡辺-細川か。SBはリーグ戦に引き続き、左:磯崎、右:一柳とみる。

前目の構成は、ボランチの枚数によって変化すると思われる。もし従来通りの2ボランチなら、左に関口・右に由紀彦を置きたい。また、3ボランチで行くならば、関口をトップ下とするか、2シャドーの一角として配置。ここは、トップ布陣を「1トップ2シャドー」とするのか、それとも「2トップ+トップ下」とするのかによって変化するだろう。どちらにしても、FWの一角には中原を起用し、中島を2トップとして据えるのか、それとも2シャドーの一翼として配置するのか。単純に「3トップ」という事にするのかもしれない。

そしてGK。最後の最後まで、萩原か、林か。経験を積ませたい意味で萩原を起用したいが、相手がJ1である事・試合勘を少しでも鈍らせないために、林で臨む可能性もある。どちらにしても、大いに期待したい。

控え陣では、久しぶりに西山の名前を聞くかもしれない。先発はないと思うが、天皇杯は4回戦からJ1が出場する事により、サブメンバーは7名までの登録となる。帯同メンバーがいつもより2名増える事から、帯同しても出場できるとは限らないものの、西山のスピードは、試合終盤の足が止まる時間帯には充分に効くカンフル剤となるだろう。また、もし90分で決着が付かず、延長戦になった場合、交代選手がどれだけ元気に動けるかが勝敗を分ける要因になる。その意味で、西山がこの試合のジョーカーになる可能性は、非常に高い。

今回、対戦するFC東京は、リーグ戦では現在、勝ち点48で6位に付けている。首位の鹿島とは5差で、数字上はまだまだ上位進出が可能だ。という事は、リーグ戦最優先で天皇杯はメンバーを落としてくるのか、、、、と思いきや、そうは問屋が卸さなかったようだ。聞き及ぶ話では、FC東京の城福監督は、可能な限りベストメンバーで臨む意向との事。その中には、カボレ・梶山・今野・長友・徳永なども含まれると思われ、リーグ戦同様に「勝ちに行く」と明言。

願ってもない。こちらは広島戦を控え、チーム全体に「J1の強さ」を体感させたい立場。相手は強ければ強いほど良い。布陣・システムと言った戦術的な部分については、広島とは別物だろうが、1対1のマッチアップや、シュート・パス・クロスの精度などの個々の強さは、「スパーリングの相手」としては充分過ぎる程。決して手を抜くことなく、対峙させて頂きたい。

表題にて「胸を借りる」とは言ったが、だからといって「負けても良い」とは思っていない。あくまでも内容を重視して臨みたいという事であり、その結果論として、もしかしたら勝利が転がり込んでくるかもしれない。仮に敗戦となっても、負け戦から得られるものは多いし、もし勝てれば、広島戦に向けた勢いとなって、更にチームに弾みが付く事だろう。どちらにしても、チームとして失うものは無く、何かを掴み取れる試合となる事は間違いない。

ただ、唯一、失うものがあるとすれば、想定外の負傷者の発生や、一発レッドによるリーグ戦への影響である。リーグ戦とはカテゴリの違う大会であるため、累積警告による出場停止はリーグ戦には影響しないが、一発レッドとなれば話は別だ。同一カテゴリの大会による出場停止を消化するまでの期間中、最低1試合は影響による出場停止を科せられる。これだけは非常に怖い。もちろん、筆者がわざわざ指摘しなくても、一番選手が判っているはずなので、心配の他所であるとは思っているが。

いずれにせよ、この試合から、広島戦に向けた何らかの「好材料」を持ち帰る事が肝要である。その中の一つに「勝利」がある分には、全く構わない。ただ、そこに固執する必要はなく、あくまでも広島戦を見据えての戦いである事を念頭におき、内容の濃い試合をして欲しいと、切に願っている。

是非とも、J1チーム相手に、ガツンと一発! 来年、もし対峙する事になるのであれば、ここで相手に苦手意識を植え付けておくのも、悪くないだろう。

尚、味の素スタジアムの近年のピッチ状態はあまり良くない様子で、仙台のように、パスを繋ぐタイプのチームには若干不利か。得意とするパスワークを活用できなさそうであれば、3ボランチでしっかり守備ブロックを構築し、カウンターで急襲という試みも良いかもしれない。

ところで、筆者は本日(11/1)、泉サッカー場でのチーム練習を覗いてきた。

「あの選手」が、普通にランニングしている事に、目を見張った。それも、かなり速いスピードで。
もしかしたら、リーグ最終戦、或いは入れ替え戦の時期に、間に合うかもしれない。

彼の為にも、昇格への望みを「充分に太い綱」で、繋ぎ止めておきたい。是非とも2位で自動昇格を掴み取りたいが、万が一、リーグ戦を3位フィニッシュとなった場合、入れ替え戦に臨むにあたって、彼が居るのとで居ないのとでは、左右の違いに関係なくサイドの層の厚さに雲泥の差が出る。

だが、そこへ繋ぐためにも、まずは目の前の試合に集中。「始めから負けても良い試合」など一つもない。この相手を全力で倒す努力こそ、今、求められている姿勢である。

言い方を変えれば、既に、広島戦は始まっている-。

色々な期待のかかる一戦は、味の素スタジアムにて、11/3(月) 13時、キックオフ。




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