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終始、主導権を握り続け、運にも助けられながら、関口の殊勲のゴールを守り切り、1-0で見事勝利。
3位、確定。とうとう入れ替え戦の切符を手に入れた。
思えば、J2降格初年度の2004年より入れ替え戦制度が始まっていたが、過去、一度も3位以上でフィニッシュした事はなく、尽く4位・5位で推移してきた。
毎年、毎年、「あと一歩」のところでJ1への切符を逃し続けてきたが、5年目の今年、とうとうその切符を手に入れた。
3位・入れ替え戦進出。他のリーグ戦は全て終了しているため、嫌が応にも全国から注目を浴びる事になる闘いに、ベガルタ仙台は初めて挑む事になる。
しかし、決して入れ替え戦進出を目標にしてきた訳ではない。あくまでも2位以上・自動昇格を目標にしてきた。だが、2位になる事は叶わなかった。それが仙台の、今季の実力という事だろう。
それでも、最終的にJ1昇格を決めさえすれば、2位も3位も関係ない。残された2試合をしっかりモノにし
、最終的に昇格を決めれば良いだけの事である。
試合を振り返れば、今日の仙台には、何か、運があったようにも思われる。攻め込まれながらも、草津に生まれないゴール。3連敗中という事もあるのだろうが、それにしても、仙台に何か、強運にも似た空気が漂い、草津にゴールを許さない。
主導権を掴み続けながらも、前半13分の磯崎のシュートがバーに嫌われたり、時折見せる草津の執拗な攻撃に、一時はゴールを割られてもおかしくないプレーを見せられ、凝視と緊張の連続であった。特に後半7分の高田のヘッド、後半15分の怒濤の波状攻撃、そして後半21分の後藤のシュートには、肝を冷やしたサポーターも多かった事だろう。
この日、唯一の得点シーンは、後半22分。僅か1分前に、後藤にあわや得点を許すかというプレーの直後の事だった。それまで、再三の決定機を外してきた関口が、とうとう草津のゴールをこじ開ける。後方の梁からのピンポイントパスが、練習のようにエリア内の関口に渡る。これを落ち着いてコントロールし、草津ゴールの天井に突き刺した。
1-0、先制。
この得点が決まる直前、C大阪のホームでは、愛媛から2点を連続して奪うという逆転劇があったが、そんな状況を跳ね退ける、貴重な先制点となった。
「どうか、この先制点が勝利に繋がりますように-」。
皆が、祈った。
そして、その願いは、見事に天に届く。
ロスタイムの4分が、長いようで短く感じた。それもそのはず。ここまで触れなかったが、この試合に、33試合ぶりにリーグ戦をスタメン出場した渡辺広大の、あまりにも安定した守備。
リーグ戦のスタメンがなかったにも関わらず、腐らず出番を待ち続け、ここでようやく掴んだチャンス。当然、この機会を逃すはずはない。要所要所で草津の攻撃の目を潰し、無失点に貢献。そのプレーを見ていて、どこか信頼感があった。
戦前、千葉のCB起用で、正直かなり守備陣には不安を覚えていたが、広大がそれを払拭してくれた。また、千葉もCBとしての役割をしっかりとこなし、代役の務めを果たし切った。この内容なら、入れ替え戦も広大のスタメンは充分に「有り」だと思う。
それぞれが、やるべき仕事をやりきった結果。それが、この試合の勝利に繋がったのだと思う。
試合後のセレモニーでは、明るい雰囲気の中、今季で退団していく選手への激励が続いていた。
そして最後に、ザスパ草津のサポーターから、J1昇格へ向けた激励のチームコールを受ける。
ありがとう、草津サポーターのみなさん・・(涙
こうして仙台は、J1昇格を賭けた、入れ替え戦の切符を手に入れた。
だが、当然ながら、私たちはまだ本当の目標に達していない。
入れ替え戦への出場が目標ではない。あくまでも、最終的にJ1へ昇格するのが目標である。3位を決めた感動に浸っている余裕は、微塵もない。
ここから先は、ベガルタ仙台がこれまで味わった事のない、未知の領域へ踏み込む事となる。
しかし、ここまで培ってきた仙台のチーム力を以てすれば、例え相手がJ1でも、臆することのない試合が出来るはずだ。今日の試合で、勝ち点100でリーグ戦をフィニッシュした、あの広島を相手に、仙台は無敗なのである。それを思えば、相手があのジュビロ磐田と言えども、「ビビる」必要など無いはずだ。
私たちは、チャレンジャーだ。
15位から16位に転落し、意気下がるジュビロと、3位を死守し、昇格へ向けて意気揚々のベガルタとでは、当然、モチベーションの持っていくところが違う。
思い切り、自分たちのサッカーを。
思い切り、自分たちの応援を。
私たちに残されたこの2試合を、未来での「語り草」と出来るよう、一緒に歴史を作ろう。
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