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第5節vs湘南戦プレビュー 無失点より、2得点を。求められるものは、FWの得点。

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1週間で3連戦のも過密日程も、この試合で一段落。だが日程を気にする以前に、4試合も消化した時点において、チーム全体で2得点しか奪えていない状況に、大いなる憂いを感じているのは筆者だけでは無いだろう。

守備が堅い事は良いことだ。だが、それだけでは勝てないのがサッカーである。唯一の2得点の試合は、辛くも無失点で乗り切り、ここまで2勝をあげている。が、反面、無得点に終わった岡山戦、そして前節甲府戦は、当然ながら勝利を逸し、内容に関係なく「決定力の無さ」を露呈した格好で、ここまで推移している。

前評判の高かった仙台だが、FWの決定力については、新加入のマルセロ・ソアレスに期待するしかない状況である事は、仙台サポーターなら知っていた。実際、前評判ほどの得点力がある訳ではない、という認識を持ちつつ、心のどこかで「ソアレスに期待」みたいな逃げ場を作っていた。

だが、いざ開幕してみると、ソアレスどころか、MF陣にもゴールが生まれていない。唯一の得点はDF菅井・エリゼウのセットプレーからのもの。つまり「4試合も終わっているのに、流れからの得点がまだ1点も生まれていない」という事実を、どう解釈しても「今後の得点力に期待できる状況」ではない。

そんな状況下において、相手は目下4連勝の湘南ベルマーレ。開幕からの4試合で6得点・2失点という成績で4連勝を達成しているが、全ての試合が1点差である。失点した試合においては確実に2得点を奪い、勝利に繋げる強かさを備え始めている。非常にやっかいな相手である。

現在の湘南と仙台の勝ち点差(湘南=12、仙台=7、その差5)を考えると、絶対に負ける訳には行かない。ここまで培ってきた「堅守」を武器に、そろそろFWも含めた攻撃陣の奮起を求めたい。

予想される帯同メンバーとしては、ようやく新加入の朴柱成の名前が見られそうである。ここまで4試合、ケガも含め、万全のコンディションに至らず、指揮官始めサポーターすらもやきもきさせて来たが、ようやく「出番」が廻ってきそうだ。先発入りか、ベンチスタートかは判らないが、左サイドを突進する「重戦車」の如く、敵を散らしてゴールを急襲して欲しい。

そして、甲府戦で先発したマルセロ・ソアレスも、引き続きFWの一角として名を連ねそうだ。中3日である事から疲労の懸念もあるが、90分をフルに使わず、時間限定で行けば、彼の起用はありだろう。

なによりも、甲府戦で見せたコンディションの良さ・パフォーマンスは、今後にも充分期待できるものであった。周囲との連携という点では、まだまだと言わざるを得ないが、それはソアレスに限らず、攻撃陣全体に言える事。どうせ連携が噛み合っていないのなら(かなり藪から棒な言い方で申し訳ないのだが)、個人能力で相手に驚異を感じさせられる選手の方が良い。せっかく獲得した人材、使わない手はない。

ソアレスを獲得した以上、ソアレスと心中するくらいの気持ちで、ソアレスを中心にチームを構成するべきである。もちろん、51試合全てにソアレスを起用できる訳ではないので、必ず別な選手起用・戦術は必要だ。だが、「核となる選手・布陣・戦術」が有るのと無いのとでは、戦い方のブレの幅に影響が出てくる。やはり、チームカラーとも言える布陣・戦術は確立しておくべきであろう。今季の仙台において、それの中心にソアレスを置くべきだと思っているし、逆にそうでなければ、彼を獲得した意味が無い。

例えば、彼を最大限活かす戦術であるのなら、1トップでも良いだろう。何も2トップである必要はない。「田中との相性が良い」といった理由で、今節もソアレスと田中の2トップが濃厚らしいが、「2トップの一角」という組み合わせが、果たしてソアレスにマッチしているのか?その点については、早い段階で結論を出し、2トップで行くのか、1トップに移行するのかの布陣変更を判断するべきである。

(決して、攻撃陣に結果の出ていない2トップを否定するものではない)

冒頭にも書いたが、今節、筆者の中で決めているテーマは、「無失点よりも2得点」である。当然、無失点を目指すべきではあるが、それよりも「2得点できるのかどうか」という点のほうが、今節はより重要な要素である、という意味だ。

しかし、相手となる湘南も、4試合で僅か2失点と、守備はある程度計算できる状況にあるようだ。昨年まで在籍していた、ベテランCB斉藤俊秀に代わり、今季からジャーンとCBのコンビを組むのは、若干19歳の村松大輔。JFLではアマチュア・ナンバー1チームと言われている、あのHondaFCに昨年1年在籍し、守備力を買われて今季より湘南に移籍してきた「逸材」らしい。反町新監督の目に止まり、ここまで4戦全てに先発し、2失点と結果を出している。(だが、守備面については、エリゼウの加入により、限りなく4試合無失点に近い仙台のほうに、一日の長があると思ってはいるが)

ジャーンの存在は引き続き要注意であるが、村松のほうについては、「仙台の攻撃を止めてみれるものなら止めてみろ」と言いたい。ただここまで攻撃陣が無失点である事から、あまり大きな声で言う事ができないのが口惜しい点ではあるが、敵陣ゴール前にてフィニッシュまで持ち込むシーンは何度も見ている事から、決して攻撃の組立てに大きな問題がある訳ではない。やはり、最後のフィニッシュの精度が問題であるはずなので、そこさえ改善できれば、仙台のポテンシャルなら湘南を撃破する事など、決して難しい事はないはずである。

今節のポイントは、ソアレスに得点が生まれるのか?コンビを組む田中には?かつ、控えに2名は入ると思われるFW陣のいずれかに得点は生まれるのか?という点。また、どんな形でも良いから、2得点目を奪う姿勢・そしてそれを達成できるだけのメンタル面の強さを、確認する事ができるのか?という事に尽きる。

平塚の地での対戦として記憶に鮮明なのは、試合終了間際に菅井の飛び込みでゴールを奪い、2-1で劇的な勝利を収めた、昨年9月23日の対戦である。

「入ったのか?入ったのか??入ったのか??? イェ-----------------ス!!!!!!!!」

の、ラジオ3実況担当:佐々木聡氏のタイムラグ絶叫が、どうも耳から離れない(笑)。あの時は、ボールがネットの「外なのか内なのか」の見極めが瞬間的には難しく、主審によってゴールが宣告されるまでの僅かな時間、「決まっていてくれ!」と皆が願っていた事だろう。

今節、同じこの地にて、また別なドラマが生まれないという保証はない。

そういや「平塚」と言えば、昨年・一昨年と、連続してリーグ開幕を迎えた地でもある。今年は札幌の地での開幕となったが、ここまで2得点以上の試合を拝めていない以上、昨年2得点を奪って勝利した縁起の良いこの地で、改めて2得点を奪い、攻撃陣の「開幕」を宣言しようではないか。

東北の地は、まだまだ雪のちらつく地域もあるが、関東は既に春の様相。きっと試合当日も暖かい事だろう。

試合当日の横浜地方の天候は晴れ、最高気温12℃の予報。キックオフの 16:00 には、多少気温のピークは下がるだろうが、それでも甲府戦のような気温・ピッチコンディションとは無縁の、サッカー日和な気候で試合ができる事だろう。

もう、コンディションを言い訳には出来ない。中3日は相手も同じ。決してアウェイでの勝率は悪くない事から、仙台は本領を発揮できれば、必ず勝てる相手と信じている。

ここで湘南を「頭にのせない」事も、重要なミッションだ。




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