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第9節vs栃木戦プレビュー 連勝なるか。栃木の新鋭をホームに迎え、「初物に弱い」仙台のイメージを払拭する、絶好の機会。

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1週間で3連戦の過密日程も、この試合で一段落。GWには「中2日で4連戦」というスーパーな過密日程が控えており、良い流れでこのスケジュールに突入するためにも、ここはなんとしてでも連勝を勝ち取りたい。

今節、対峙する相手は、J2初参入の栃木SC。言わずと知れた、あのGK小針清充選手が所属するチームである。スタメン定着している様子なので、仙台への凱旋が非常に愉しみである。

ところで「初物」と聞くと、どうしても仙台は苦手意識が出てしまうのか。これまで、初対戦での成績はあまり芳しくないものがある。特に、徳島ヴォルティスとのホーム開幕戦(2005/3/5)の「0-3大敗」は、初物に弱い仙台のイメージの礎となっており、これを発端として、どうにも仙台はJ2初参入チームとの初対戦の成績があまり宜しくないイメージを抱えてしまっている。

(尚、この0-3大敗時の仙台側のGKが小針選手だった。よもや彼が、今度は「J2初参戦チーム側のGK」として仙台に凱旋する事になるとは、サッカーの神様の悪戯なのだろうか?)

仙台は今季の対戦でも、第2節でファジアーノ岡山と対戦したが、0-0のスコアレスドローに終わっており、勝ちきる事が出来なかった。

だが、今季初の連勝がかかる今節、そんなジンクスなど気にせず(だったら長々とそんな事を書くな、と叱られそうではあるのだが)、きっちりと勝ちきって欲しいものだ。

この試合に臨む仙台の状況を語る前に、対戦相手となる栃木のほうに着目してみよう。8節を消化し、なんとここまで1得点と、攻撃面ではあり得ないくらいの低空飛行を余儀なくされている。

ところが守備面では、ここまで6失点。攻撃面とは正反対の堅守ぶりを見せている。開幕5戦こそ5連敗を喫し、一時はどうなるかと思われたが、ここ3節は無敗の1勝2分、しかも3試合連続無失点中と、堅守を武器に建て直しを図ってきている。驚くべき事に、マルチ失点が一つもないのだ。

#訂正・・・栃木SCは第4節「ホーム福岡戦(国立開催)」で、0-2のマルチ失点を喫していました。お詫びの上、訂正致します。

前節の栃木-徳島戦を見ても、ゴールこそ決まらないものの「決して攻撃力がない」訳ではなさそうだ。湘南にも在籍した、あの佐藤悠介始め、守備面では東京V在籍の長かった米山篤志がおり、また中盤では、山形在籍の長かった本橋卓己もいる。この他にも栗原圭介・星大輔など、Jリーグ経験者が多数在籍しており、チームとしてはJ初参入ながらも、メンバーにはJを良く知る面子が揃っている。決して侮れる相手ではない事は、間違いなさそうだ。

こういうチームは、一旦「歯車が噛み合う」きっかけがあると、突然に結果を残し出すような傾向もあるため、事前のスカウティングなど、用心に越した事はない。

それでも、結局のところここまで1得点という得点力の推移、そして仙台の守備力性を考えると、失点に関しては必要以上の心配は無用と考えられる。ここは一つ、「6失点に抑えている」栃木の守備をどう攻略するかを考えてみたい。

栃木に限らず、今季のJ2参入組は、総じて失点については堅調と言えるだろう。栃木の6失点を始め、カターレ富山はここまで7失点。ファジアーノ岡山も、前節のC大阪戦で4失点こそ喫したものの、それまでは5失点と非常に堅い守備を誇っている。これは、今年の新規参入組の所属選手や監督・コーチに、J2の経験者が多く、J2での戦い方を知っている事の現れと考えて良いだろう。「まずは失点しない」という点からチーム作りをしているものと考えれば、決して不思議な事ではない。(あの松田氏が現監督である事を考えれば、こういうチーム作りをしてくる事は、ある程度予想できた事ではあるのだが)

そんな新規参入組の一角、栃木を相手に、連勝を狙う仙台。果たして、メンバー的にはどうなりそうだろうか。

まず、左SB。東京V戦で負傷離脱していた、朴柱成選手が復帰しそうである。今週の練習では、特に問題なく走れている様子があり、おそらく左SBは朴の復帰でファイナルアンサーだろう。彼が出場した際の左サイドの活性化については、もはや言うまでもない。左SHに張る梁と合わせて、「仙台は【左】がストロングポイント」と言われるまでに活躍して欲しい。

そして、右SHの関口。こちらはさほどの重傷ではなかった。元々栃木戦をターゲットとしていた事もあり、今節の出場には支障なし。布陣も、普段の4-4-2に戻して臨む事になるだろう。

些か心配なのは、朴と関口を除く、連戦中の先発陣。キャンプテン・梁を始め、中2日での3戦目という事もあり、90分の持続性は難しいものがあるかもしれない。特に梁は、他のポジションの選手構成と違い「替えの効かない選手」の一人である。彼の回復具合の程度にもよるが、そろそろ、梁に万が一の事があった際の対応策を練っておいたほうが良いのではないか?という心配もしたくなる。

何せ、102試合連続出場中である。このまま出場を続けて貰いたい一方で、梁不在時の選手起用についても、きちんと策は講じておいて貰いたい。

差し当たって、栃木戦には普通に出場してくれる事だろう。

話を戻して、現在「6失点」と守備面での堅調さを見せる栃木を崩すために、仙台はセットプレーに注目しているようだ。今週の練習では、特に栃木のセットプレー時守備の特徴である「ゾーンディフェンス」を破るべく、一工夫している様子が伺える。

相手がゾーンディフェンスのセットプレーと言えば、昨年10月26日のアウェイ・C大阪戦。逆転勝ち越しの4点目を入れた、中原の動きが鮮明に思い出される。ゾーンディフェンスは、相手をオフサイドにできるかどうかの「タイミング」が命になるので、それを如何にかいくぐって決定機を演出するかがポイントになってくる。

これは勝手な希望であるが、ここしばらくベンチ入りを果たしていない中原に、是非ともベンチ入りして貰いたいと思っている。途中出場でのゴールの嗅覚という点では、現在、彼を置いて右に出る選手は、仙台には居ないだろう。今節に限って言えば、ソアレスよりも見てみたい選手である。

今季これまでの選手起用の様子を見る限り、栃木戦は、朴と関口が復帰する以外、先発陣に変化はないと見ている。変化があるとすれば、ベンチ入りする選手の顔触れか。前述した通り、中原に期待したいので、FWは中原とソアレスが。MFには、岐阜戦で短いながらJ初出場を果たした三澤と、監督から信頼の厚い富田か。あぁ、もっと選手をベンチに入れておきたい。ベンチ入り選手を考察するたび、なぜに「J2は5名枠」なのかと常々考えてしまう。(J1やJFLは7名枠)

勝つためには、小針からゴールを奪わねばならないのだが、小針の知らない選手も多く在籍する、現在の仙台。小針の持つ仙台のイメージは、とうに昔のものとなっているはずだ。ここは一つ、あまり小針を意識せずに、とにかく先制点を狙って、前半から積極的に撃って出たい。

体力のある前半のうちに先制点をもぎ取ってしまえば、栃木の得点力を考えると、相当有利な試合になる。逆に、うっかり先制点を許してしまえば、栃木の守備力を考えると、非常にやっかいな展開になりかねない。

連戦中の3戦目である事とも併せて考えれば、「勝負は前半、如何に先制点をもぎ取るか」に掛かってくると思われる。

一番見たくないのは、0-0のスコアレスという結末。相手が3戦負け無しで乗り込んでくる事を考えれば、1-0で良いから勝ちきる事が肝要だ。

昇格圏をまい進するC大阪や湘南に敗戦を喫している以上、その分の勝ち星は、確実に下位チームからもぎ取らなければならない。

1点をもぎ獲るのに苦労しそうな相手チームではあるが、仙台が今持っている力をぶつける以外に、為す術はない。攻撃時のセットプレー対策は必要だが、それ以外の部分については、これまで通りの「仙台のサッカー」を展開して欲しい。

ただ、最後のフィニッシュの精度だけは、日々の練習がモノを言う。きちんと枠を捉えるシュートを撃つ事を意識して。

サッカーは、決定機を数多く作ったほうが勝つのではない。ゴールを数多く決めたほうが勝つスポーツなのだから。




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