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第26節vs新潟戦プレビュー リーグ戦では、5月以来の3連勝を狙う仙台。相手は、前回対戦時と同様、U-22の主力を欠いて臨んでくる新潟。しかも今度は、GK東口にブルーノ・ロペスも居ない。主力を大きく欠く相手に、こちらは関口を欠くも、ほぼベストメンバーで臨める仙台だが、前回対戦時は、苦しんでのドロー。さぁ今度は?

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 9月の対戦カードも、先日のナビスコカップ2回戦・磐田戦で、ちょうど折り返しとなると共に、1週間で3連戦の3試合目を迎える今節。相手は、6月の対戦時にて、菅井の「ロスタイム5分弾」によって、辛くも勝ち点1をもぎ取ってきた、新潟となる。

 
サブジェクトでも書いたが、新潟はこの試合に向けて、U-22の代表選手を欠いての一戦となるが、実は前回も、U-22の代表選手を欠いた状況での仙台戦となっていた。偶然にしては、少々出来過ぎである。
 

 しかし、前回対戦では、仙台は前述の通り、苦しんで、苦しんで、最後の最後に勝ち点1をもぎ取ってくるのがやっとだった。試合内容も、新潟に出足と運動量で上回られてしまい、ミスも多く、何をどうすれば点が取れるのか、半分、手探りのような試合内容だった。

 
ただ、今回新潟は、前回の対戦時のメンバーから、更に、全治8ヶ月という重傷を負った、GK東口と、ブルーノ・ロペスを欠いてしまう事になっている。
 
仙台としては、前回以上にメンバー落ちする相手に対して、今季1勝も果たさずに終わる事など、到底出来ない。こちらは、関口を負傷で欠くも(全治2週間との事で、重傷でなく一安心したが)、梁がナビスコカップ2回戦を完全回避し、体調は万全であると共に、松下も好調を維持。また、後半42分に交代でベンチに退いた、朴柱成の状況も気掛かりではあるが、ここは目下絶好調の田村が控えており、必要以上の心配はしていない。朴柱成にコンディション面の心配がなければ、彼が先発する事だろう。
 
ところで、リーグ戦では、前々節・前節の山形戦・甲府戦で、5月以来の連勝としている仙台。今節を勝利すれば、今季、2度目の3連勝となる。あとに続く対戦カードが、現在2位の横浜FMと、そして、現在11位に沈みながらも、先日の広島戦や、ACL全北戦での爆発的得点などで話題をさらっている、C大阪である事などを考えると、このカードへ、更に勢いを付けて臨むためにも、どうしても今節の新潟戦は、勝っておきたいところである。
 
しかも、この横浜FM戦とC大阪戦の間には、またしてもナビスコカップ2回戦・磐田戦が。そして今度は、こちらがアウェイ連戦となる。日程的に厳しくなる分、せめて、先に3連勝という結果を出して、気持ちも新たに臨みたい。
 
ポイントとなるのは、如何にホームの利を活かし、運動量を駆使して、先に先制点を獲れるかどうかという点。前回対戦時も、相手に先に点を許し、その後の苦しい展開を強いられた経験から、同じ轍は出来れば踏みたくない。相手は、攻撃の要となる選手、特に、酒井高徳とブルーノ・ロペスを欠いている。アンデルソンやミシェウと言った助っ人陣は健在も、最近の新潟の試合内容を見ると、やはり、ブルーノ・ロペスとU-22の選手の活躍があってナンボの世界のように感じるところが大きい。
 
更には、前回対戦時と同様に、韓国のU-22代表召集で、チョ・ヨンチョルをも欠く新潟。これだけの選手が居なくなった相手に対して、仙台としては、勝てなかったでは済まされない。
 
もちろん、敵将の黒崎監督も、それ相応の準備はしてくる事だろう。攻撃の要の選手が不在となる事や、現在置かれている順位(13位)、そして、仙台が決して得点力の高いチームではない事から、まずはディフェンスを固めるところから試合に入ってくる可能性も、充分に考えられる。
 
だが、仙台としては、そんな戦術には嵌りたくない。関口こそ欠く一戦となるが、3連勝の懸かったこの大事な一戦で、ディフェンシブながら相手に主導権を渡すような真似は出来ない。希望としては、試合開始直後から運動量を豊富に繰り出して、積極的にセカンドボールに食らい付き、早め早めに攻撃を仕掛けて、相手のミスを誘って、先制点に繋げてしまいたい。
 
先制点を奪った試合では、今季、敗戦は一つもない仙台。(つまり、逆転負けの試合が無いという事)逆に、相手に先制点を奪われると、逆転勝ちは2試合しかない。(アウェイ川崎戦と、ナビスコカップ1回戦のホーム柏戦)
 
絶対に、相手に先制点を許す事だけは避けた試合運びとして、前半のうちに先制点の欲しい仙台。相手に戦力減の状況はあれど、そんな中でも、新潟には、MF15・本間勲という名手が君臨している。新潟は、前節のホーム・鹿島戦でも、一時は鹿島を相手に2点先行とし、勝ち点3を手中に収めかけた。その後の残りの時間帯で、鹿島の逆襲に遭い、辛くも勝ち点1を奪うに留まったが、今節のメンバーの大幅入れ替えが予想されるとはいえ、基本的な戦術は変えずに臨んでくる事だろう。
 
この試合は、出足で、絶対に負けてはならない。
 
その意味で、関口を欠く状況は少し厳しいものがあるが、それでも、仙台の今季の選手層は充分に厚いものがある。使える選手を駆使して、新潟から完勝をもぎ取ってしまいたい。
 
日々、朝晩の涼しさが色合いを濃くしてくる初秋。少しずつ、肌寒さを感じ始めているところはあるが、秋のサッカーシーンは、益々、熱を帯びる一方だ。
 
狙え、3連勝。
強い気持ちでぶつかっていけば、必ず達成できる-。
 



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