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J1第28節vsC大阪戦プレビュー 片や、ACLで6失点大敗。片や、ナビスコカップで3失点完敗。直近の公式戦で共に敗戦を喫した同士の対戦は、如何に「直近の敗戦を引き摺らないか」がポイントとなる。鎌田出場停止で、渡辺広大先発濃厚。対するC大阪は、負傷の影響でキム・ボギョンと清武が出場回避濃厚。

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 ACL、アウェイ全北現代戦。6-1大敗。C大阪。

ナビスコカップ、アウェイ磐田戦。3-0完敗。仙台。
 
共に、直前の公式戦を、悔しい敗戦とした中で再開されるJリーグ。もちろん、両者ともに気持ちを切り替えて臨む一戦となるが、C大阪側としては、気持ちの切り替えだけでは済まなくなった。韓国代表のキム・ボギョンと、U-22世代ながらフル代表に抜擢された清武が、それぞれ負傷で、戦線を離脱。おそらくこの仙台戦は、両名とも、欠場という事で臨んで来る事になるだろう。
 

 対する仙台。主力級に大きな負傷者はおらず、今節は関口の復帰濃厚。おそらくは松下から、右サイドハーフのポジションを奪い返す形での先発復帰となる見込み。

 
リーグ戦を4連勝と、絶好調の中で迎えたナビスコカップ。誰しもが予想だにしなかった、3失点の完敗。もっともこの試合は、磐田のディフェンディング・チャンピオンとしての意地もあり、試合序盤から、彼らの出足の速さ・鋭さは素晴らしかった。仙台は、その上を行く運動量を繰り出して反撃しなければならなかったが、それも出来ず、結局、磐田に試合ペースを握られたまま、先制点を許し、焦って前掛りになったところで、更にカウンターを喰らい、2失点を追加。
 
今節、C大阪を相手に、仙台がやるべき事。それは、まさにこの「磐田にやられたサッカー」を手本とし、運動量を惜しまずに、C大阪を翻弄する事ではないだろうか。
 
C大阪の特徴といえば、もう、言わずともがな。一旦スイッチが入ると手の付けられなくなる、驚異的な攻撃陣の破壊力は、絶対にユアスタで発揮させてはならない。むしろ、C大阪は、得点を獲れないときは、全く獲れないチームでもある。つまり、状況次第で、大量得点も、無得点も、両方あり得る、悪い意味での「変幻自在な」チームなのだ。
 
もしあのチームが、ゲームコントロールの術を身に付けたならば、G大阪のように、驚異的な破壊力を持つチームに成り得るだろう。しかし、毎年のようにC大阪は、安定的な成績を残せない。どうしても、大勝したり大敗したりを繰り返す不安定さを見せている。
 
如何に、C大阪に自分たちのサッカーをやらせずに、仙台がペースを握った試合とするか。そこが、この一戦のカギになる。
 
彼らを、図に乗せてはならない。そのためには、ナビスコカップで磐田にやられたような、運動量豊富に相手のボールに食らいつき、ミスを誘って、そこから攻撃のきっかけを掴んで先制点に繋げるサッカーを目指したい。
 
そう、いつもの仙台らしい「まずは守備から」のサッカーではなく。
 
彼らのお株を奪うような、超・攻撃的なサッカーを展開して欲しいと思っている。そうしなければ、彼らの思う壺なのだ。
 
そして、首尾良く先制点、そして追加点などが入れば、もうしめたものだ。ここから先は、「いつもの仙台らしい」専守防衛の、堅いディフェンスを繰り出し、守りきってしまえば良い。
 
但し、そんな中においても、要所での攻撃の手は、絶対に緩めてはいけない。そこを緩めると、彼らは、その隙を必ず突いてくる。
 
この戦いは、仙台が、更なる上位進出を狙うために、絶対に勝利が必要な一戦となる。勝ちたいなら、気持ちで絶対に負けるな。出足で相手に上を行かれるな。セカンドボールには必死に食らいつけ。そして、必ずしも、綺麗なサッカーをやろうとする事なかれ。
 
この一戦は、巧さよりも、運動量が最大のカギを握る戦いになるとみている。この点で負けてしまえば、先日のナビスコカップ・磐田戦の二の舞な試合になってしまう事も、十分に考えられるのだ。
 
運動量という意味では、ここで、関口の先発復帰濃厚の報は、なんとも嬉しい吉報。松下も運動量の面では秀逸な選手だが、攻撃でも守備でも、ピッチをところ狭しと駆け回る関口の運動量には、到底及ばない。
 
この試合。きっと、関口の運動量がキーポイントとなるに違いない。
 
そして最後には、仙台が、皆の期待通りに、勝利を収めるものと信じている。
幸いにして、私たちのホームだ。選手たちの足を動かすのは、私たちの声援なのだ。
 
私たちが、勝利を信じて声援を送り続ける事が、そのまま勝利に繋がる。
 
勝利を疑うな。さすれば、必ず勝つ。
 
そのくらいの気概を以て、C大阪を圧倒するようなプレーと、大歓声で、選手たちの勝利を後押ししたいじゃないか。
 
残り、7試合。残留はほぼ確定し、更に上を目指そうとしている。だが、今ここで、残留がほぼ決定だからと言って、安心してはならない。
 
チームが更なる成長を果たすためには、目標を常に上位に置き、そこを目指した戦いをしなければならないからだ。そして今季は、「一桁順位」という目標からスタートし、そこからの目標を、我らが指揮官は「ACL圏内」に修正したのだ。
 
であれば、私たちも、その意識で応援しなければならない。
 
ナビスコカップの敗退により、今季の残りは、リーグ戦と天皇杯に集中できる事となった。であれば、現在5位に居るチームが、ACL圏内を目指すのは、決して無理な目標ではない。
 
なせば、成る。なさねば成らぬ、何事も-。
 



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