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大黒柱・梁が不在である事を、すっかり忘れさせてくれた、先週の開幕・鹿島戦。生憎の雨模様も、プレーに大きな影響が出るほどのものではなく、むしろ、ボールの足が速くなり、パスが面白いように繋がる場面も見受けられた。これに加えて、仙台が今季から実践している「前線からの攻撃的守備」も充分に機能し、鹿島の中盤を大いに慌てさせた。
結果、僅かにセットプレーからの1点には留まったものの、鹿島のやりたいサッカーをほぼ封じ込める事に成功し、幸先よく1勝を挙げる事が出来た。
そして、気持ちよく迎える今節は、横浜FMとのアウェイ戦となる。J1に再昇格してからの過去2年間の「日産スタジアムでの対戦」では、仙台の2戦2勝。そこで、今節のキーマンとなるのは、この過去2戦でもしっかりと1得点ずつを挙げている、FW赤嶺真吾選手だろうか。
「磐田キラー」としてその名を馳せている彼ではあるが、個人的には、横浜FMとの相性も良さそうに感じている。当然、相手は警戒して来るだろうが、仙台の2列目に構える、関口と太田のスピードを考えると、赤嶺ばかりをマークしてはいられないはず。必然と、赤嶺のマークが緩む時間帯は出てくると思われ、今節も、「赤嶺のポジショニングや読みの良さ」で、横浜FMから颯爽とゴールを奪ってみせるような雰囲気を漂わせている。
また、赤嶺だけでなく、開幕戦でその赤嶺と2トップを組んだ、今季新加入のウイルソンについても、大いに期待が集まる。彼の、開幕戦のプレーだけを観ても、ボールの扱いや、一つ一つのプレーの迷いの無さ、赤嶺との前線での距離感や、状況によっては守備参加での貢献など、本当に今季からの新加入の選手なのかと目を疑うほど、仙台に馴染んだプレーを披露してくれた。前節ではゴールこそ決まらなかったが、前半42分に、中央右サイドの深いところにいた菅井からのロングフィードを、ペナルティエリア左角付近で胸トラップし、これを右足でダイレクトにシュートを放つ場面も。惜しくも左枠外だったが、J1では、ああいうプレーからの得点が決まる事も多いだけに、ウイルソンの来日初ゴールは、決して遠くないと考えている。
だが、何と言っても最大の注目ポイントは、開幕戦でいきなり結果を出した「前線からの攻撃的守備」が、今節も機能するかどうか、という点になるだろうか。
今季の横浜FMは、監督こそ昨年の木村和司氏から、チーム内昇格の形で樋口靖洋氏にバトンタッチしたものの、戦力面や戦術面での大きな変化はなく、むしろ、J2愛媛に1年間期限付き移籍していた、FW齋藤学が復帰した事で、前線に迫力が増した。
「予習」と称して、3月11日(日)に開催された「柏-横浜FM戦」を、スカパーで観戦した方も多いだろう。あの一戦を観た方なら判ると思うが、FW齋藤のシュートセンスは間違いなくJ1クラスのものだ。FW大黒と共に、仙台自陣のバイタルエリアでフリーでボールを持たせようものなら、おそらくどこからでもミドルレンジのシュートを放ってくるに違いない。仙台が堅守で通っているチームでもある事から、「仙台対策」として、多少遠目でも、積極的にシュートを撃ってくる可能性は充分にある。
仙台に勝ち目があるとすれば、この横浜FMの前線のキーマンである、FW大黒とFW齋藤に、如何に仕事をさせないかという点になるかと考える。なお、ここで、今季から横浜FMに加入したFWマルキーニョスの名前を挙げるが、開幕戦は負傷欠場との事なので、おそらくこの仙台戦にも出場は無いだろう。彼がピッチ上に居たら居たで怖いところはあるが、欠場濃厚な選手をとやかく言っても始まらない。また、昨年の震災前の僅かな期間に在籍した事もあり、出来れば、仙台のこの1年間の成長ぶりをピッチ上で見せたかったが、おそらく彼はスタンドからの観戦になる事だろう。次回、仙台ホームでの対戦を楽しみにしたいところだ。
振り返れば、昨季の仙台は「自陣で如何に辛抱強く我慢して失点しないか」が、勝ち点積み上げの原動力となった。だがもし、「今季の横浜FM vs 昨季の仙台」との対戦が実現できるとしたら、そこで展開される試合内容は、おそらく「大黒や齋藤の積極的なミドルレンジシュートに手を焼き続ける」というものになるのではないか。
もちろん、今季の仙台が、そんな事を易々と許すはずもない。昨季までの堅守に加えて、今季は、前線からの攻撃的守備を標榜している以上、まずは「横浜FMの攻撃陣に、安易にボールを渡させない」事を実践し、その上で、むしろ横浜FMのゴールを急襲するシーンを数多く演出したい。そのために重要となるのは、前節に引き続き、関口・太田・松下ら2列目のアタッカー陣の躍動。彼らのところで、横浜FMの攻撃を「足止め」出来なければ、必然的に、試合のペースを敵方に渡してしまう事になる。試合の駆け引きの中で、相手のホームながら、相手のペースに嵌らないように、最大限の努力を彼らには求めたい。
ただ、相手もこちらを研究してくるもの。鹿島戦で「手の内」を見せている以上、横浜FM側が、何の策も講じて来ないとは、とても思えない。最低限、パススピードを上げてポゼッションを高めたり、積極的なサイドチェンジやロングフィードなどで、仙台の堅守や前線からの攻撃的守備に対しての揺さぶりを掛けてくる事だろう。隙を見せれば、間違いなくヤラれる。90分間、常に集中を切らさず、敵地と言えども、ホームのような戦い方を-。
ところで、前節の試合翌日の練習試合(3月11日/35分×2本)にて、仙台ユース相手とは言え大量5得点を挙げた、FW武藤雄樹にも、大きな期待が掛かっている。前節は残念ながら出番は無かったものの、練習試合の結果を受ければ、今節のベンチ入りもほぼ確定的か。試合の流れによっては、武藤の途中投入は、充分にあり得るものと考えている。
(なお、FW武藤の「公式戦初先発」については、3月20日のヤマザキナビスコカップ・予選第1節の、アウェイ浦和戦で実現するのではないかと観ている。)
今季、初アウェイ戦。通常なら「アウェイでの勝ち点1は上等」なのだが、今節は敢えて、勝ち点3に拘りたい。それも、仙台の堅守性を考えれば、撃ち合いになる事はまず考えにくいため、ロースコアでの完勝に期待する。1-0か、或いは、2-0か。先制点は、やはり赤嶺、或いはウイルソンの来日初ゴールかもしれない。そして追加点を武藤が。。。
一介のサポーターのこんな「妄想」が許されるのも、チームが辛いときにも一緒になって戦ってきたという自負があるからこそ。昨年からの継続性もあり、シーズンオフを挟んだとはいえ、今の仙台は、間違いなく「昇り龍」の勢いだ。今のこの「次への大いなる期待感」に胸を踊らせ、あれこれ妄想するのは、サポーターの特権である。
いざ、今季初・敵地へ-。
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