■サッカーブログランキングに参加しています、ご協力をお願いします■

にほんブログ村

にほんブログ村
現在、リーグ戦では7戦無敗を維持している仙台だが、その好調さの牽引役とも言えるFW赤嶺を今節は欠き、サイドバックの菅井も欠場濃厚。それに加えて、今度はウイルソンまでもが負傷との情報も飛び込んできた。今節の新潟戦は、この3人を欠く布陣で臨まなければならない事は、ほぼ決定。残るメンバーに、新潟戦の勝利を託す事になる様相となっている。
今季のリーグ戦で、先発2トップから赤嶺もウイルソンも欠いた布陣で臨んだ事はない。その分、新しい組合せに興味が惹かれるところもあるのだが、連携面への心配を考えると、期待半分・不安半分と言ったところ。有力な見方としては、FWも出来る太田を1列目に置き、その相方に柳沢か。そして2列目には、松下を持ってくるか、或いは武藤を起用するか。はたまた、復帰間もない梁を、ここで先発起用するのか。いずれにせよ、前目の選手構成については、相当に入れ替えが発生しそうな気配を感じる。
もっとも、「誰が出ても同じようにやれる」というコンセプトの下、日々の練習を重ねており、過度な心配は無用か。ただ、些かの心配は、「赤嶺欠場」よりも、前半でボールが良く収まっていたウイルソンの欠場の方が、痛い材料かもしれない。
正直、過去の仙台で、あれだけ前線でボールを収めてくれる選手は、非常に稀であり、ほとんど記憶にない。だからこそ「前線からの攻撃的な守備」が出来るのであり、そのストロングポイントを失う事になる今節、いったい、どんな試合の行方となるのだろうか。
今節、相手となる新潟は、リーグ戦7試合で僅か4点と、とても元気がない。現状の仙台のディフェンス能力を考えると、得点を獲られる可能性は決して高くないと思われ、良くて1失点止まりと予想。
懸案となるのは、やはり「赤嶺もウイルソンも居ない攻撃陣で、どうやって、マルチ得点を挙げて勝利を奪い取るのか」という一点である。
ここで、もし昨季以前なら、良く耳にしたであろう対策案としては、「今節は赤嶺もウイルソンも居ないのだから、1点を最後まで守りきる、昨季までの1-0サッカーで良いのでは?」というものが浮かんでくる。なるほど、それも一理ある。
だが、虎の子の1点を死守するという考え方では、到底、厳しいJ1での優勝争いの舞台など乗り切れないと見る。むしろ、こういうシチュエーションだからこそ、ベンチメンバーも含めて戦力を総動員し、普段と同じようなサッカーが出来なければならない。そうでなければ、本当の強さなど、到底身に付かないはずだ。
「戦力の程度に合わせて、やりたいサッカーを仕方なく変える」
というやり方は、選手層の限られたチームの選択肢である。こういうサッカーは、J2で昇格を目指すチームか、或いは、J1で残留を目指すチームが採択する事が多い。何故なら、こういうチームは「結果が最優先」だからである。
では、今の仙台に求められているものは、本当に「結果が最優先」なのか?否。決して、そうではないはずだ。
今の仙台に求められているものは、「目の前の結果」ではなく、あくまでも「シーズンを通して、安定して勝ち点を重ねられるだけの充実した戦力の育成と維持」のはずである。もちろん、目先の1勝も、前述の大儀のためには大事な要素だ。それについては、否定はしない。
しかし、目の前の1勝を拾いたいばっかりに、自分たちがここまで積み上げてきたサッカーを指向しないでこの一戦に臨む事は、今季目指しているサッカーのスタイルに「ブレ」を生じさせる恐れがある。それは、今、仙台が「一番やってはいけない」事のように思えてならないのだ。
今の仙台には、「あれこれ起用にやりたいサッカーを変える」という余裕など無い。せいぜい、昨年までの「ディフェンス網をガッチリと構築する堅守サッカー」を、オプションとして活用するくらいだ。
今ここで、やろうとしている事を、絶対に「ブレ」させてはならない。
例え、先発2トップの顔触れが変わろうと、今季目指しているサッカーが「前線からの攻撃的な守備」である以上、無理に、それ以外の事をやる必要はないはずだ。
これがもし、シーズン終盤で、優勝やACL出場ラインが懸かっている大事な一戦とか、或いは逆に、J1残留が懸かった一戦という事であれば、「結果が最優先」となり、やりたいサッカーを封印してでも、勝ち点3だけを目指して戦えば良いのであるが。
だが、今は決して「そういう状況」にはないはずだ。
曲がりなりにも、現在、仙台は、単独首位を快走中。それも2位に勝ち点差を5としており、1試合の敗戦では順位が逆転しない好位置に付けている。
この状況を最大限に活かし、目指すべきは、「誰が代わって出場しても、同じサッカーを貫き、そして同じような結果が得られるように」、今いる選手に奮起を促す事、である。
きっと、大丈夫だ。今節も「己のサッカー」を貫き通せば、結果は付いてくると信じている。
例え仙台が、今節の会場での勝利が一度もない「鬼門」であったとしても。いや、鬼門と思った瞬間に、勝利は遠退くか。未勝利の舞台とは言え、そもそも今節の会場での試合数そのものが少ないのだ。10戦も20戦もやって、1勝とか2勝とかしていないのであれば、鬼門という事も出来るかもしれない。だが、実は今節の会場となる新潟スタジアムでの対戦は、2001年(当時J2)、2010年、2011年の合計3回しかない。(新潟とは、2004年にJ1・J2の所属カテゴリーが入れ替わり、永らく対戦が無かったため)今回で、まだ「4回目の対戦」でしかないのだ。とても「鬼門」とは言えないではないか。
仙台が、更なる高みを目指すためには、ここで手を抜いてはいけない。例え相手が、16位に沈むチームと言えども、ほんの少し隙を見せれば、確実にそこを突いて失点を喫してしまう。それがJ1だ。
例え先発メンバーが代わったとしても、やりたいサッカーを、決してブレずに。
そして、首位らしく、ドッシリと構えたサッカーをやろうじゃないか。
そういうサッカーが出来るようにならなければ、いつまで経っても「優勝争いする強豪」と言われるようにはならないのである。
■サッカーブログランキングに参加しています、ご協力をお願いします■ ![]() にほんブログ村 |