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もう4月のはず。だが、前日までに、全国にその猛威を曝し続けた強風の影響により、鳥栖の選手の来仙が大幅に遅れ、また試合中は、吹き下ろしの雪まで舞い散る状況。だが、試合時間までに、なんとか風が止んでくれたのが、せめてもの救いだった。
ナビスコ杯、予選第2節・鳥栖戦。今季初のナイトゲームとなったが、折りしの強風の影響により、鳥栖の選手が来仙したのは試合当日の夕方だったと言う。相手には申し訳なかったが、こちらが遠征する側でなくて、本当に良かった-。
運も味方に付けての一戦は、前回のナビスコ杯予選第1節・浦和戦と同様、リーグ戦からは大幅に先発メンバーを入れ替えて臨んだ。田村の体調不良を受け、2年目の原田が急遽先発入り。奥埜や越後までベンチ入りし、カップ戦では先発定着の感もある武藤と合わせて、仙台の「次期」を担うであろうメンバーの顔ぶれに、楽しみを膨らませながらの観戦となった。
前半。
この日は、先発したウイルソンと武藤が、「動きでは」スーパーだった。ウイルソンは試合を重ねる毎に、どんどん動きが良くなってくる。先日のリーグ戦・C大阪戦での来日初ゴールも、この日の彼の足を軽くした要因でもあっただろう。そして武藤は、もはや説明の必要もなしか。この日も、ドリブル突破やスペースを突く動き、そして、相手の追従を許さない、溢れんばかりの運動量。まだまだプレーが荒削りな感はあるが、それは若さ故の特権。今が完成形でない事は、誰の目にも明らか。今季のこれからの成長が楽しみな、2年目の逸材である。
ただ、前半の試合の全体的な内容は、と言うと、序盤こそ、ウイルソンのシュートで鳥栖を圧倒し、主導権を握りかけていたが、それに鳥栖が慣れてくると、次第に仙台はシュートまで持ち込めなくなる展開へ。
その「根源」という訳ではないが、どうしても目に付いたのは、この日にFWの位置で先発した、キャプテン・柳沢だった。本来なら、彼のところでボールを収めてくれなければならないのだが、この日の柳沢の「出来」は余りにも悪く、仙台の攻撃の足を引っ張っている感も受けた。ハーフタイムで早々に交代させられてもおかしくないと感じたくらいだった。
全体的に、鳥栖を押している感のある前半ではあったが、序盤に打てていたシュートシーンは、時間の経過と共に、徐々に観られなくなっていった。
後半。
前半のような流れのままでは困るぞ、と、キックオフから見入っていた中、いきなりその状況を打開するような「先制点」が産まれる。
ピッチの攻撃サイド左奥で、キレキレの武藤が鳥栖からFKを獲得すると、そのFKのキッカー松下が、ニアに速いボールを供給。なんとこのボールが、直接鳥栖ゴールのネットを揺らした。
後半6分。仙台1-0鳥栖。
こうなると、仙台は強い。リーグ戦とメンバー構成が違うながらも、目指しているサッカーを思い出したかのように、鳥栖の攻撃の芽を潰し、ボールを奪い、そして次々とフィニッシュに持ち込む展開。
そんな勢いの付いた中で、待望の「追加点」が産まれる。
鳥栖陣側のかなり手前、30mはあっただろうか。完全にフリーの状態で、正面を向いて前線からのパスを受けた角田が、「スペースも時間もあったので(角田談)」と、余裕の状況の中、無回転のブレ球を放つ。綺麗な放物線を描いて放たれた「角田ロケット弾」は、鳥栖GKの虚を突き、豪快にゴールネットを揺らした。
後半17分。仙台2-0鳥栖。
この後は、柳沢に代えて赤嶺を、原田に代えて菅井を投入する「堅いベンチワーク」で、試合を畳み掛けに入る。後半35分には、ウイルソンに代えて奥埜を投入し、公式戦の空気に触れさせる余裕まで見せる仙台。奥埜は、ナビスコの初戦だった浦和戦でも、後半33分に投入されており、この日が今季2試合目の出場となった。
試合はそのまま、4分と掲示されたアディショナルタイムも無難に消化。仙台の、今季ナビスコカップ初勝利を告げるホイッスルが吹かれ、試合は閉幕となった。
「別バージョン仙台」は、第2幕でようやく初勝利。前節・浦和戦から、内容に手応えはあったものの、この日は結果を伴った事によって、ようやくカップ戦にも「上位進出」の期待感が出てきた。現在、ナビスコカップ予選Aグループでは、首位のジュビロ磐田に続き、仙台は2位の位置に付けている。
さて、そのジュビロ磐田とは、今度はリーグ戦での対戦。リーグ戦では、首位・仙台 vs 2位・磐田という対戦の構図となる。前節のC大阪戦に続き、今節も、全国の注目の的となるのは間違いない。
詳細は、磐田戦のプレビューでも書かせて頂くが、カップ戦では関口と太田を温存。赤嶺も出場時間は短く、磐田戦には問題なく先発すると思われる。
期待度、更に上昇中の仙台。3月のリーグ戦全勝に続き、4月の初戦も勝ち取った事で、更にその勢いは増す事だろう。まずは、リーグ戦無敗の磐田とのガチンコ勝負を征し、更に、前へ。
ところで、その磐田戦では、今度こそ、天候の回復が見込まれそうだ。そろそろ、サッカー日和な気候の中で、試合を観戦したいものである。
念のため、心の中に「てるてる坊主」を吊して-。
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