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こちらは中2日。あちらは中2週間-。
ナビスコカップの予選を突破した者と、予選を敗退した者。その違いが、この一戦へ向けたコンディションの差となって現れやすいこのタイミングで、鳥栖との再戦を迎える事になった。
折しも、東北地方にようやく梅雨明けが宣言され、夏季五輪も開幕。ジメジメした空模様が続いた時節から、一気に盛夏到来。中2週間でコンディション調整充分のサガン鳥栖が、中2日でコンディション調整に余念のない仙台を、今度こそ倒そうと、意気込んで乗り込んでくるに違いない。
思えば、前回のホーム対戦(4/4ナビスコカップ予選第2節)では、鳥栖側は、悪天候による交通機関の乱れの影響を受け、仙台入りが試合直前ギリギリのタイミングとなってしまい、コンディション調整が出来ない状態での対戦となった。鳥栖側としては不本意なアウェイ遠征となってしまった格好であるが、今回は万全。今度こそ、鳥栖とのガチンコ勝負が観られるものと、楽しみにしている。
とは言え、戦術としての「ガチンコ」勝負は避けたいところ。ハードワークが信条のような鳥栖を相手に、運動量で勝負を挑んだのでは、中2日の仙台にとっては不都合か。逆に鳥栖側としては、南国チームという事もあり、暑さには比較的耐性があり、コンディション調整が充分な今節は、むしろ、持ち味である運動量を駆使しての「仙台攻略」を狙ってくるものと考えられる。
そんな鳥栖を相手に、仙台としては、如何に、鳥栖の運動量ベースの試合運びをいなして、試合の主導権を握れるか。言い替えれば、ポゼッションで勝負を挑む事が出来るか、という事になるかと思う。相手の勢いを、まともに受けるような試合運びだけは避けて欲しい。それはおそらく、相手の思う壺であり、仙台にとっては自滅の道に繋がりかねない。
この試合で仙台が勝機を掴むためには、徹底したボールポゼッションから、じっくりと相手守備の隙を伺い、手数を掛けずにフィニッシュまで持ち込む回数を如何に多く創るかがポイント。そして、最も大事なのは、中盤で相手のプレッシングに屈し、安易にボールを失わない事にある。中盤の中途半端な位置でボールを失うと、そこを起点として、鳥栖のハイプレスでハイスピードなオフェンスを許してしまいかねない。鳥栖の前線には、過去、何度も煮え湯を飲まされたFW豊田陽平が、手薬煉を牽いて、味方からボールが供給されるのを待っている。絶対に、彼に「実弾」を渡させてはならない。
また、更に危険なのが、鳥栖の主将も務めている、ボランチの藤田直之。ボランチのポジションながら今季既に4得点と、FWの豊田の5点に続き、チーム得点2位の位置に付けている。彼からは、危険なスルーパスや、J屈指の強力なロングスローが繰り出され、どのチームも一様に手を焼いている様子。また、彼自身もフィニッシュの精度は比較的高く、バイタルエリアへの侵入を許せば、積極的にシュートを撃って来る事だろう。
個の能力が高い選手が多く在籍するJ1の舞台において、鳥栖は、J2時代からの持ち味であるハードワークを上手に取り入れ、現在のところ8位と健闘を見せている。名だたるJ1のカップホルダーを相手に、堂々と、今季のJ1を謳歌している印象だ。そして、今だJ2の色濃いハードワーク戦術に不慣れなJ1のチームは、鳥栖のゲームメークに翻弄され、尽く勝ち点3を逃してきている。
だが、仙台としては、J1復帰3年目の今年においても、J2時代からの鳥栖の特徴は、チーム・サポーター共に、充分過ぎるほど理解している。そこが、他のJ1のチームとは違うところだ。
この一戦は、"夏場の仙台の印象"を覆す、格好のモデル・ゲームとなる可能性を秘めている。高温多湿な気候、中2日の連戦に加えて、負傷者を考慮した選手起用と采配。まして、ハードワークをウリとする南国チームとの対戦となれば、「この一戦をどう戦うか」によって、この夏場の行方も、ある程度見えてくるというものである。
ところで鳥栖と言えば、木谷・磯崎・高橋といった「元・仙台組」が多く在籍しており、前回対戦でも彼らの来仙を楽しみにしていたのだが、4/4のホーム対戦では、この3名が揃って負傷離脱中で、来仙は適わなかった。今回は、長期離脱中の木谷を除き、磯崎と高橋は問題ない様子なので、是非ともベンチ入りして来仙して欲しいところ。
ただ、試合となれば容赦はしない。
相手が、ハードワークを武器に戦いを挑んでくるなら、こちらは、磨き上げたプレーの精度とポゼッションで勝負を仕掛ける。好調を維持している攻撃陣が、負傷者が続出している守備陣の穴を埋めてなお余る結果を出してくれる事に期待している。
因みに、最後にホームゲームで勝った試合は、6/27のナビスコカップ予選第7節・磐田戦だった。それ以降、アウェイの試合が多かったとはいえ、一ヶ月もホームでの勝利を観ていない。そろそろまた、ユアスタでオーラを声高に唱いたいと思っているサポーターは、筆者だけではないはずだ。
勝ちに行こう。ユアスタへ-。
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