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仙台のJ1復帰以降、あのマルキーニョスが、とうとうユアスタの地へ足を踏み入れる。それも、「再び敵として」-。
J1第20節、ホーム・横浜FM戦。今季は開幕2戦目(第2節)でアウェイ対戦となったチームだが、この時は、マルキーニョスは負傷中で出場出来ず、直接対決はお預けとなっていた。昨年の開幕戦(アウェイ広島戦)だけが仙台在籍で唯一の出場経験となったマルキーニョスが、仙台のJ1復帰後では、初めてユアスタに「凱旋」する。それも、2010年の宮城スタジアム(vs鹿島戦)での対戦以来の「敵」として、である。
今季の横浜FMは、開幕からの勝利がなかなか得られず、永らく低迷が続いていたが、負傷から復帰したマルキーニョスの台頭に呼応するかのように、横浜FMの成績も伸び始め、現在は6位にまで順位が上がってきている。
ただ、「順位で低迷」していたとは言え、今季のガンバ大阪のように、守備が崩壊していた訳ではなかった。むしろ守備は一貫して安定しており、勝てなかった要因は「中盤の構成力とフィニッシュでの決定力不足」。そこを見事に穴埋めしたのが、マルキーニョスだった。
彼が試合に出るようになると、それこそ「仙台在籍時当初」にも期待されていた通り、廻りが活き活きとし始め、結果が付いてくるようになった。また守備面では、これまた仙台在籍経験を持つ、DF富澤清太郎も攻守両面で活躍しており、現状のマリノスでは完全に主軸として定着。この一戦は、彼の仙台凱旋の試合でもある。
しかし、仙台サポーターとしては、マルキや富澤の凱旋を喜んでばかりも居られない。7月の公式戦では、とうとうアウェイ神戸戦での1勝しか挙げられなかった事が影響し、現在は広島に僅差での遅れをとっての2位。ここで踏ん張りを見せなければ、広島に1馬身も2馬身も差を付けられ、優勝争いから1歩も2歩も後退してしまう可能性もあるだけに、ここは、相手がどこであろうと、全力で叩き伏せなければならない状況下にある。
そんな大事な一戦を前に、長期離脱中だったDF上本大海が、とうとう紅白戦で主力組に名を連ねた。この一戦で、いきなり先発復帰してくれるかどうかはまだ不明で、当日の先発メンバーの発表が待たれるところではあるが、筆者としては、「ここで上本が復帰できなければ、FC東京戦・鳥栖戦の二の舞になる可能性は決して低くない」と見込んでいる。
ここで言う「二の舞」とは、すなわち、「先制点を相手に献上」の意である。
もちろん、上本自身の試合勘の問題もあり、いきなり先発復帰というのは難しいものがあるかもしれない。だが、その懸念があるとしても、ボランチに角田も富田も居ない現状の守備陣では、横浜FMの絶好調2トップであるマルキーニョスと大黒将志を「止める」には、少々心許ない。そして、そのための手段として、上本には、何としてでも先発復帰を果たして欲しいところ。試合勘なんてものは、どっちにしても試合に出ないと取り戻せないものであるからして、どうせ出るなら「公式戦で試合勘を取り戻す」のが一番手っ取り早い。上本クラスなら、それで充分だろう。
なんと言っても、上本の「守備の速さ」が、この一戦では、どうしても必要になると感じている。鎌田・渡辺のセットでも、それなりに守備は出来るとは思うが、最近2試合では、その守備面でのミスから、相手に先制点を許す苦しい展開を強いられている事もあり、守備陣のリフレッシュが欲しいタイミングでもある。
その意味では、ここで上本が先発復帰してくれるのが、現状の仙台にとって、一番の良薬ではないだろうか。
もちろん、上本の復帰だけで、勝利が保証される訳ではない。ここ一ヶ月間の公式戦では、3得点以上の試合が一つもなく、6月までの快進撃の足音が、まるで嘘だったかのように、ピタッと止まってしまっている。それもそのはずで、7月に入ってからの仙台は、相手に中盤で押し込まれる展開が長めになる事が多く、その分だけ、攻撃に時間を割けないでいる。攻撃の回数が減れば、当然、得点を挙げられる確率も減る訳で、それが、6月までの成績と、7月以降の成績の差となって現れているようにも思える状況にある。
そして、その攻撃の面では、前節の鳥栖戦で途中出場を果たした関口の活躍にも、大きな期待が掛かっている。試合としては結果こそ出なかったものの、関口が投入されてからの時間帯では、彼の持ち前の運動量を駆使したダイナミックなオフェンスを堪能する事が出来た。あのプレーを観た者であれば、「次は結果にも期待したい」という気持ちになるのは、ごく自然の反応。もちろん関口自身も、今季開幕当初のようなゴールラッシュを再現させたいと思っている事だろう。
この一戦からは、来週のミッドウィーク開催を予定している、ナビスコカップ準々決勝第二戦・FC東京戦を含めて、1週間で3試合の過密日程となる。当然、メンバーのやりくりが発生するだろう。先週の「FC東京戦と鳥栖戦の中2日連戦」こそ、同じ先発メンバーの顔触れで戦ったものの、それぞれの試合において、「結果」は付いて来なかった。(負けなかった事を「結果」として扱うなら、話しは別だが)
その最たる要因は、2試合連続で、前半の早い時間帯に許した失点にある。あれさえなければ、それぞれの試合で勝利を収められていた可能性もあっただけに、同じ過ちは絶対に出来ない今節である。
アタッキングサードの遠目からでも積極的にミドルを狙ってくるマルキーニョスや、広島の佐藤寿人と同じように、ゴール前では危険な仕事をする大黒を相手にして、前節までと同じ守備陣の顔触れでは、どうしても「同じ結果しか想像できない」という意見が大勢を占めるのではないだろうか?
そんな懸念を払拭し、「夏場にも強くなった仙台」を他チームに印象付けたいのなら、ここではどうしても「結果」が欲しいところ。
前節・鳥栖戦のレポートでも書いたが、「我慢の刻なのは判っているけど、もう待てない」というのが、筆者の心境でもある。そして、筆者の予想としては、「主力守備陣の復帰と共に、爆発的な得点力も戻ってくる」と思っている。それだけ、仙台の組織は「良い守備と良い攻撃の密接度が高い」のである。
まして、関口が復帰してきたとなれば、攻撃の面のみならず、守備面でも大いにその活躍のシーンが期待できるというもの。あわやカウンターを喰らって失点、というピンチな場面を、関口の驚異的なスピードで、何度救われた事だろうか。
試合の終盤に関口が居るという事は、すなわち、半ば安心して前掛かりになって攻撃できるという事にも通じる。人数を掛けて攻めている時に喰らったカウンターほど、背筋の凍る展開はないものだが、そこを充分にケアできる足を持っている関口の存在が、より仙台の攻撃性を高めてくれる要素になるものと信じている。
試合の序盤では、上本の快足性が、横浜FMの攻撃の芽を摘み、そして試合の終盤では、関口の俊足性が、横浜FMの食い下がりの芽を摘む。そして攻撃の面では、ウイルソンと赤嶺の大活躍で得点を重ね、横浜FMを相手に、2点差以上の快勝を収めて、およそ一ヶ月ぶりの勝ち点3の積み上げとしたい。
決して、高望みな事を言っているつもりはない。充分に可能で、現実的な事を言っているつもりなのだが、貴方はどう思うか?筆者は、今節こそ、オーラを高らかに唱って、この一戦を締め括る気満々でいる。
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