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8月15日(水)の泉サッカー場。15時半から始まった練習のミニゲームには、ボランチ・角田と富田が、負傷回復明けながら、元気にプレーする姿をサポーターに見せてくれていた。
リーグ戦4戦未勝利。そして、公式戦6戦未勝利。この"重い空気"を打破するには、やはり、最近続いている失点をケアし、かつ、攻撃のスイッチを入れるための中盤でのボール奪取を平気でやってのける、角田と富田の先発復帰が求められる。そして今週、この2人の元気な姿を練習場で確認し、彼らを含めた、今週末の柏戦への意気込みを、チーム全体から感じ取る事が出来た。
まずは、角田・上本のリーグ戦先発復帰からとなりそうな今節。相手は、柏の攻撃の"肝"である、レアンドロ・ドミンゲスを出場停止で欠きながらも、新加入のネット・バイアーノのフィットが早かった、柏レイソル。柏とは、4月のリーグ戦で、3-2と壮絶な撃ち合いのシーソーゲームを演じたが、最後は赤嶺の決勝ゴールで逃げ切り、仙台が先勝した形となっている。もちろん柏も、その後にジリジリと順位を挙げて来ており、いよいよ昨年覇者の本領発揮といったところか。今節の一戦は、2位仙台 vs 3位柏という上位対決の様相で、しかも勝ち点差は3。勝てば6差、負ければゼロ差という、それこそ「勝てば天国、負ければ地獄」の熾烈な一戦となる事だろう。
この一戦へ向けては、ここのところ、盛夏らしい盛夏の様相を見せている気候との戦いにもなるか。ここ数日、日中帯の最高気温は軒並み30℃を越え、最低気温も23℃前後と、全く涼しくなる気配を見せない。いくらキックオフが夜の19:00を予定しているとはいえ、日中帯の暑さの影響は、確実に、選手の運動量を蝕む。今節の勝敗を分けそうなポイントの一つには、間違いなく「運動量のコントロール」があるに違いない。
運動量を駆使できる、比較的早い時間帯に、先制点を奪いに行き、守備良く先制点を挙げたあとは、試合をコントールしつつ追加点も狙い、逃げ切りを図るのか。それとも、試合の折り返しまでは0-0でも全然OKとし、後半勝負に持ち込むのか。ここで注意したいのは、柏の得点力の高さである。ここまでの得点43は、もちろんリーグトップ。失点こそ32と、仙台の20を大きく下回っているが、それを埋めてなお余るだけの得点力を誇っている。但し、その高い攻撃力の礎となっている、柏の攻撃の"肝"である、レアンドロ・ドミンゲスを出場停止で欠く事から、新戦力のネット・バイアーノの先発投入も予想される。実は、"初物"にはあまり芳しくない印象もある仙台。こういったジンクス紛いのデータを、見事、勝利という結果で気持ちよく吹き飛ばしてくれるだろうか。
角田の負傷離脱と共に、チームも勝利から見放されてしまっている。「誰が出場しても勝てるチーム」を目指してはいるものの、現実はそうは甘くはなかった。まずは、本来先発出場するべき選手がキッチリと出場し、活躍の上で、リーグ戦5試合ぶりの勝利を収めたい。
角田の先発復帰、そして今節は、上本のリーグ戦先発復帰も濃厚。柏が相手である事から、壮絶な撃ち合いも覚悟の上ではあるものの、仙台の勝ちパターンである「先制点、追加点、そして無失点」の流れを意識して、まずは、相手に先制点を渡さない、強かな守備の復活が観てみたいものである。例え0-0の時間帯が長くても、それで焦れないのが仙台の良さ、そして強かさだ。夏場の厳しい気候においても、それは必ず活きてくるはず。
前節、最下位の札幌に破れはしたものの、今季の優勝争いに首を突っ込む資格はまだまだ有する仙台。今節の上位直接対決を制し、現在の首位・広島にプレッシャーを掛けるところから、仙台の躍進が再び始まるものと信じている。
大事なこの一戦へ向け、チケットの売り上げも上々。当日券は全席合計で僅かに180枚と、大入り満員はほぼ確実。
満員御礼のユアスタで、仙台再躍進の咆哮がこの一戦で観られるのか。いや、是非ともそれを見届けに-。
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