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アウェイ大宮戦というと、やはり、2010年夏の第20節の記憶が、鮮烈に甦ってくる。
14戦未勝利で、この年も「やっぱり夏場に弱い仙台」という印象を拭えず、降格圏の淵に片足を突っ込んだ状況で迎えていた。だが、内容的には上向きだった事もあり、このアウェイ大宮戦を迎えるにあたり、負ける気がしなかったのもまた事実だった。
そしてチームは、その期待通り、敵地ながら3-0で大宮を下して、14戦未勝利の長いトンネルを脱出。その後の15戦を、7勝3分5敗と勝ち越し、見事にこの年のJ1残留を果たしている。
昨年の対戦成績こそ、2戦で1分1敗と勝利の無い相手であったが、今年のホームの対戦では4-1と大勝。元々、相性の良い印象の強かった大宮を相手に、再びこのタイミングで相見える事となった。
もちろん、勝てるという保証はどこにもない。だが、7月7日のアウェイ神戸戦以降、リーグ戦5戦で4分1敗の仙台は、優勝争いに関わりたいなら、そろそろ勝たなくてはならない。その相手が、タイミング的にたまたま大宮だったというだけで、基本的には「相性の良さ」などは考えず、まずは、現時点で持てる力を十二分に発揮して、勝利を収めるに価する試合を展開する事に集中したい。
今節を前にした、お互いの状況を整理しておこう。まず仙台は、シーズン途中の補強こそ動きはなかったものの、負傷で離脱していた守備陣が、前節のホーム柏戦で続々と復帰。既にナビスコ杯で公式戦先発復帰を果たしていた、センターバック上本大海に加えて、ボランチの角田がいきなりの先発復帰。そして、途中出場ながら、角田と同じくボランチの富田も試合に復帰し、それぞれ存在感を発揮した。
攻撃陣については、元々好調だったところに、ここのところ出場と負傷を繰り返してきた関口が、ここへ来て完全復帰。夏場でどのチームも試合終盤の運動量が落ちてきているところへ、仙台としては、強力なカンフル剤の投与となっている。
ただ、最近の仙台は、「点は獲れるけれど、先に獲られて追い付くのがやっと」という展開が多く、また直近の敗戦となった、アウェイ札幌戦では、せっかくの先制点を活かせずに、試合終盤での逆転敗戦を喫するなど、「守備面での安定感の無さ」が、未勝利の原因ともなっていた。
このため、シーズン序盤の好調を支えてきた守備陣の復帰は、何よりの期待材料である。増して相手は、2010年のアウェイ対戦での快勝、そして今季シーズン序盤の4-1大勝ともなった大宮であれば、、、、いやいや、「相性」は考えないんだった。
対して、その大宮について。現在15位と、一応降格圏は脱しているものの、直下の16位には、最近になってようやく息を吹き返してきた感もある、ガンバ大阪がいるため、常に降格圏転落の瀬戸際に立たされている。ガンバの総得点38は、現在の仙台と同じ得点力。こんなチームが、いつまでも降格圏に沈んでいるとも思えない。そのガンバが「いずれ降格圏を脱して、安全圏に浮上する」と想定される事から、この逆説として、大宮は「いずれガンバに順位で抜かれ、なかなか抜け出せない降格圏の泥沼に嵌る」可能性を秘めてしまっている。
ただ、毎年のように「残留争い」をしている大宮だが、何故か、なかなか降格までには至らない。「J1残留力」とでも言うのだろうか?何だかんだ言って、大宮は、要所・要所で勝利を収め、結果的にはしっかりと残留を果たしている、強かな印象の強いチームでもある。
そして大宮は、今年もその「残留」を果たすために、期待度の高そうな即戦力を補強。フォワードのノバコビッチ選手である。前節のアウェイFC東京戦では、来日初ゴールを決め、今節の仙台戦でも、当然ながらゴールを狙ってくるに違いない。スロベニア代表経験があり、記録では、2年前のワールドカップにも代表として出場。190cmの長身は、加入直後のJでの試合経験の少なさを補うには充分な要素だ。プレーの特徴など、詳細な情報が無いので何とも言い難いが、もし、その長身を活かしたポストプレーなどが得意だったりした場合には、ロングボール一発で局面を打開され、「攻めていたのに失点」なんて言う展開も可能性を否定できない。もちろん、そんなに簡単に自由にさせる訳にはいかないので、仙台としては、彼の「大宮での役割」を、できるだけ早い段階で分析している事だろう。当然、マークは怠れない。その意味においても、長身センターバックながら快足性を併せ持つ上本大海の復帰や、中盤の底での相手ボールのインターセプトをやらせたらJでも屈指の富田晋伍の復帰は大きい。角田も含めて、仙台陣内ではノバコビッチの"好き"にはさせない事だろう。
大宮は現在、得点は20、失点は38と、それぞれワースト3位の成績となっている。ノバコビッチの加入で、今後どの程度の改善が見られるかは判らないが、仙台としては、得点力ワースト3位のチームに、易々と先制点を献上する訳には行かない。前節の柏戦と同様、しぶとく強かなディフェンスで無失点を達成しつつ、安定感があり、かつ前線からの積極的な守備で、ショートカウンターからの得点機を量産したい。
もちろん、この一戦での先制点は、仙台のものになると信じている。そのために必要な先発の戦力として、センターバックの上本大海、そして、ボランチには角田と富田が名を連ねてくれる事だろう。
完全復活した仙台が、降格圏の崖っぷちを彷徨う大宮に、容赦なく襲い掛かる。そして、奪い取る先制点。慌てる大宮陣内を切り裂き、間髪入れずに追加点を獲得。その後は完璧なディフェンス網を敷き、最後は逃げ切って、複数得点&無失点の快勝と行きたいが、どこまでこの"妄想"が実現するのか。
ところで、2010年のアウェイ大宮戦は、筆者は当時、参戦を予定をしていたものの、都合により、どうしても参戦が適わなくなった。昨年は震災の影響により、アウェイ参戦を自粛。迎えた今年こそ、夏場の関東アウェイは「大宮戦」と、以前から決めていた。
まさか、こんな大事な一戦になろうとは、夢にも思わなかったが。
今回の対戦を前に、2010年の再来となる気がしてならない。もちろん、何度も言っているが、勝てるという保証はどこにもない。ただ、感覚的に、「2010年の時と同じ雰囲気をビンビン感じている」次第である。
実現して欲しい、この予感。
適って欲しい、この想い。
色々な人が、今季の優勝争いへの望みを繋ぐために、この一戦の勝利に、想いを馳せていると思う。
見届けて来ます。私たちの "仙台代表" の闘いぶりを-。
※今節のレポートについては、筆者移動の都合上、掲載をお休みさせて頂くか、ダイジェスト掲載のいずれかとなりますので、あらかじめご了承下さい。
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