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第27節 vs 清水戦プレビュー J1復帰後、唯一の未勝利チームとの対戦。今季リーグ戦でも初黒星を喫した清水が相手だが、過去の記録は過去のもの。ボランチ富田が出場停止から復帰し、ベストメンバーで臨める好材料に加え、好調のウイルソン・赤嶺への期待高まる攻撃陣の躍動を確認したい一戦。今度こそ、「清水に土」を。

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 この一戦へ向け、在仙各局は、こぞって「J1復帰後、唯一の未勝利チームとの対戦」だの「今季も初黒星を喫した相手」だの「過去3試合の対戦では1点も獲れていない」だの、過去対戦記録ベースでの戦前様相をレポートしていた。

 しかし、そういう記録の事よりも、何より「いま、ここで勝たねば首位争いから脱落しかねない」という危機感を持ち、一戦必勝の覚悟で毎試合臨まねばならない状況である。そして、その今節の相手が、たまたま清水だった、というだけの事だ。

 
ただ、もちろん「勝っていない相手」である事は事実。正直、サポーターとして「この相手に勝ちたい。」純粋に、そう想っている。あの、屈辱の5失点大敗から2年半。忘れもしない。そこから14戦未勝利の長いトンネルへと誘われた、悔しい相手だからだ。
 
そんな相手との対戦を前に、仙台は、各選手のコンディションも良く、エース2トップのウイルソンと赤嶺は好調を維持。また、前節の神戸戦で出場停止だった、ボランチ・富田も戦線に復帰するだろう。仙台は、ベストメンバー・ベストコンディションで、堂々と、アウェイ清水戦の地、アウトソーシング日本平へ乗り込む。
 
ところで、少しだけ、気になる敵側の情報が。清水加入後にキャプテンも務めた、MF小野伸二が、急遽、オーストラリアのリーグへ移籍が決定。そして、同じくMFのアレックスも、急遽、UAEのチーム・アルアインへの移籍が決定。一気に主力が抜ける事になった、慌ただしい様子が見受けられる。
 
しかし、清水は既に、若手の育成と新主力の定着が進んでおり、おそらくは、何の痛手も感じていない事だろう。注意が必要なのは、FW大前元紀。そして、負傷から復帰してきた、FW高木俊幸ら、前線のアタッカー陣の存在である。
 
今季の前回ホーム対戦でも、彼らの運動量の多さとスピードには、大いに手を焼かされた。今季から仙台が取り組んできた、前線からのプレスが効かず、相手の運動量に翻弄され、何もさせて貰えなかったに等しい、第10節のホーム・清水戦。試合開始直後に、突然に天候が崩れ、雹(ひょう)にも見舞われて試合が中断してしまった事もあり、清水の選手は、結果的に最後まで運動量が落ちる事は無かった。
 
今度は、そうは行かない。
 
仙台としての狙いどころは、ズバリ「ラスト15分の攻防」ではないか。清水は、確かに各選手の運動量が多く、相手の良さを消しまくって自分たちのペースに持ち込む、アグレッシブなサッカーを標榜しているが、反面、運動量にも影響される懸念が。そして、それは記録にも表れており、清水はラスト15分の失点が、全31失点中12点もある。全失点のうち、実に1/3以上が、ラスト15分に集中しているのである。これは、リーグワースト3位の記録となっている。
 
そして、その「反作用」となる、仙台の「ラスト15分の得点」をみてみよう。今季、ここまでの全46得点中、なんと14点。全得点中、1/3近くを、ラスト15分に挙げているのである。これは、リーグベスト3の記録でもある。
 
ラスト15分の失点が多い清水 vs ラスト15分の得点が多い仙台。
 
今節の対戦は、こういう構図が成立しているカードでもあるのだ。
 
このデータを念頭に置き、そして、今節がアウェイでの戦いである事を考えると、予想される戦況は、「無失点の状態を長く維持する、堅い試合運びの意識を持ちつつ、得点が獲れなくても、焦れずに終盤の勝負どころの到来を待つ」となるだろうか。
 
直近の清水との対戦を振り返ってみても、実際、接戦が多かった事に気が付く。大差を付けられての完敗は、あの2年半前の5失点の試合だけであり、直近の3試合は、全て0-1の惜敗のみ。
 
となれば、そろそろ、こちらが先制点を奪っての1-0勝利という事も、有ってしかるべきではないだろうか?
 
もちろん、そう簡単に勝てるとも思っていない。清水の選手の年齢層を考えると、間違いなく、彼らのほうが運動量では勝る事だろう。だが、仙台とて、総合力で、ここまでこの順位を死守してきたチームだ。リーグ戦序盤とはまた違った成熟度があり、いまここで、チームが盤石な状態で、清水との対戦に臨める事を、有り難いとも感じている。
 
清水を倒して、優勝戦線に生き残る-。
 
焦れずに我慢する展開は、仙台の選手も、そしてサポーターも、既に充分な「経験と実績」を、共に積んできた。今更、清水との対戦で「点が獲れないから」といって、慌て、焦れる仙台サポーターは皆無だろう。
 
0-0のまま試合終盤に突入し、虎の子の1点を赤嶺かウイルソンが挙げて、それを守りきっての勝利。そんな展開でも、充分に、溜飲を下げられるというものだ。
 
ラスト8試合。だが、一戦一戦で勝利を強かに目指す姿勢には変わりがない。
アウェイだろうが未勝利の地だろうが、そんなの一向にお構いなし。
 
シンプルに。「清水に土」を-。
 
全身全霊、願うは、その一点のみ、である。
 



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