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"磐田キラー"赤嶺、今節も本領を発揮。ただ、数多くあった得点機の中で、産まれた得点は僅かに一つ。その1点を守りきれずに1-1となり、勝ち点1の獲得に留まった。
試合自体は、非常に締まった、見応えのある内容だった。磐田としては、3連敗中と結果が出ない中でも、負傷明けのフォワード前田の先発復帰によって、前線の攻撃の迫力が増した感があり、仙台としてはそこのケアを疎かには出来なかった。またその仙台としては、前節までのホーム連戦連勝の勢いを、そのままこの戦いに持ち込んだ。
実際の試合内容は、中盤の支配率はやや仙台側に軍配が傾いていたようなイメージだった。ボランチ角田を欠く一戦だったとはいえ、その相棒の富田の動きが目覚ましく、この試合でも、しっかりと"中盤の門番"の役割を遂行してくれていた。前半、そして後半の30分を過ぎるまで、結果的にお互い得点は入らなかったが、それは充分に想定の範囲内の事だった。「勝負は、ラスト15分を切ってから」。仙台も磐田も、この15分で得点が入る確率の高いチームとあって、絶対に眼の離せない、濃厚な15分に突入した。
そして、その「ラスト15分の時間帯」に突入した途端、試合が大きく動く。前段でも取り上げた富田が、この日、角田に替わって出場していた松下からのパスを受け、ボックス内へ切り込む。その先、右手深いところへ侵入していた菅井へパスを送ると、菅井はそのボールを、相手ディフェンスの激しいブロックに遭いながらも、ゴール前へ、グラウンダー性のクロスを供給した。
このボールは、一旦、相手ディフェンス2枚のところへ向かい、跳ね返されてしまうか?と思ったその矢先。ボールが溢れ、なんとその先には、赤嶺の姿が。
目の前にボールが溢れてきた赤嶺。もうそのボールを、難なく磐田ゴールへ流し込むだけだった。
後半32分。磐田0-1仙台。
待望の先制点が産まれた瞬間だった。
だがこの後、4連敗を喫する訳には行かないホームの磐田が、失点から5分後の後半37分に、 山本康裕と小林祐希を同時投入し、事態の打開を謀る。その交代から僅か2分後、フォワードの前田を起点とし、山田大記によって送られた、右からのグラウンダー性のクロスに、最後は、先ほど投入されたばかりの山本康裕に押し込まれて同点を許した。
後半39分。磐田1-1仙台。
以降、仙台はウイルソンを中原に代えて、前線にターゲットを据えたものの、決勝点を挙げる事は出来ず、そのまま試合は終了。4分と掲示されたアディショナルタイムにも、2つの決定機を造るなど最後まで諦めずに決勝点を狙いに行ったが、結果は勝ち点1の獲得に留まった。
先制点を挙げたのが仙台だっただけに、勝ち点2を失った印象は拭えないものの、アウェイでの対戦であった事や、相手の先発に前田が復帰し、攻撃力の復調があった事などを総合的に考えれば、やむを得ない結果だっととも思える。
何より、同時刻での開催だった、G大阪-広島の一戦も1-1のドローに終わり、結果的には、勝ち点で広島に差を付けらずに済んだ。
優勝を狙う上で残り試合数を考えると、こういう「取り溢し」は致命的に成りかねない。ただ、結果的に広島との勝ち点差がゼロを維持できた事は、多少の運も、まだ味方してくれている様にも思う。
まだ、充分に「可能性」は残されている。次のホームC大阪戦は、ホーム開催なだけに、絶対に落とせない一戦だ。ここからの4試合は、もうトーナメント戦のつもりで戦い抜きたい。厳しい相手が続くが、それは今に始まった事でもない。
優勝争いには、近道も抜け道も存在しない。細く狭い茨の道を、体じゅう傷だらけになりながら、それでも歩みを止めずに突き進んだ者だけが到達できる「頂」だ。
残り4試合。
何があっても、最後まで諦めない-。
上位3チームの残試合対戦表(4試合)
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広島(55):H.札幌 A.浦和 H.C大 A.神戸
仙台(55):H.C大 A.鹿島 H.新潟 A.F東
浦和(49):A.川崎 H.広島 A.鳥栖 H.名古
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・浦和はC大阪戦でドローとなり、上位との差を詰められなかった。数字の上では、まだ優勝の芽は消えてはいないが、広島と仙台の2チームが揃って大ブレーキが掛かる事が大前提であり、優勝は相当に厳しい。それどころか、4位の清水に1差、5位の名古屋に3差と迫られており、ACL出場圏の確保すら危ぶまれている。浦和は、「前」より「後ろ」への心配が発生している。
・広島はG大阪戦でドローとなり、2位仙台との差を広げる事に失敗したのが痛い。次節の札幌も決して楽な相手とは言えず、また、3位浦和との直接対決や、残留争いの渦中の神戸とのリーグ最終戦を残している。アウェイの浦和戦・神戸戦で勝利を落とすと厳しい。
・仙台は、磐田をアウェイで仕留め損ねたものの、広島とのゼロ差の維持には成功した。相手のモチベーション的には、ホーム最終戦の新潟が一番厳しいところか。C大阪や鹿島あたりは、ほぼ残留確定圏とも言える「勝ち点40」に手が届いているので、新潟ほどの必死さは無いだろう。リーグ最終戦のFC東京戦までに、出来るだけ多くの勝ち点を積み上げておきたい。
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