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今季、在阪のJ1・2チームは、共に、下位低迷・それに伴う指揮官交代という、激動の年を過ごしてきた。その一方である、C大阪は、今夏、成績の低迷を受け、今季の指揮官として就任していたセルジオ・ソアレス監督との契約を解除し、昨年までのC大阪指揮官だった、レヴィー・クルピ氏を再び招聘した。
そして、彼の「再登板後」のC大阪の成績は、まさに鰻登りで、あれよあれよと言う間に、毎年の残留安全圏と言われる、勝ち点40までの積み上げを達成してしまった。彼の就任後の成績だけを見れば、4勝2分1敗。もし、今季も開幕から彼に指揮を任せていれば、充分に優勝を狙えたかのような好成績で推移している。
今のC大阪は、間違いなく「下位に低迷するようなチーム」のそれではない。現在の順位に捕らわれ過ぎると、確実に足元を救われる事だろう。
今季、ラスト4試合。勝ち点は伸ばせても、最大で12。広島が55で並んでいる事を思えば、優勝のためには、もはや、勝ち点1すら落とせない状況に近い。J1リーグ戦という「1年間のオーバル・トラック」の、最終コーナーを既に走り抜け、最後の直線をラストスパート中の仙台。そして、その隣りには、息切れ気味の広島の姿がある。
だが、「敵」は広島じゃない。あくまでも、ゴールテープまでの間に割って入る、ラスト4試合の対戦相手だ。その初っ端に、C大阪との対峙が待っている。
彼らの戦い方は、完全に、去年までの強さを取り戻している感がある。だがそれは、J2時代も含めた過去5年間に渡って、C大阪との対戦を続けてきた仙台にとっても、相手の事が良く判るという材料にも成り得る。
お互いに、知り尽くした同士の対戦。もはや、ライバルと言っても過言はないかもしれない。しかも今季は、そのC大阪に昨年まで在籍していた、センターバック・上本大海が、今は仙台の守備の要となっている。相手も当然、上本の特長は理解しているだろうが、その戦闘能力を利用できるのは、今は仙台のほうだ。
(但し、今季第4節での対戦のように、試合終盤にディフェンスミスをして播戸竜二にゴールを許してしまったような展開の再現だけは、御免被りたいが)
上本からしてみれば、「今度は、第4節のようなミスはせずに、キッチリとカタを付ける」気で満々な事だろう。その気概に、大いに期待したい。
守備の要と言えば、今節まで、ボランチ・角田誠の出場停止が続く。前節は、セカンド・チョイスの松下が先発出場し、アウェイで貴重な勝ち点1の獲得に貢献。だが今節はホーム。優勝のためには、「ホームの対戦では勝ち点1でも許されない」状況下、角田級の安定した守備を見せてくれるか。前節に引き続き、着目しておきたい点である。
攻撃陣に目を転じると、今週の練習中、目下チーム得点王(12点)のウイルソンが、右くるぶし付近を負傷して出血したとの情報も。重傷ではないらしく、前日の練習をみてから今節の先発を託すかどうかの判断をするらしいが、問題がなければ、是非先発を果たして欲しいところである。
ただ、今季ゴールという結果こそなかなか出ないものの、チーム主将のベテラン柳沢(今季2ゴール)も、練習では好調を維持。紅白戦の1本目では、赤嶺との2トップで先発し、C大阪戦への先発出場の可能性を見せた。ウイルソンの負傷の程度によっては、柳沢の先発、その後の勝負どころでのウイルソン投入という展開もあるかもしれない。また、2列目には、関口や武藤などのドリブラーも豊富な事から、もしかしたら、勝負どころで赤嶺1トップに布陣変更、という選択肢もあるかもしれない。ウイルソンは現在累積7枚で、次を喰らえば2試合の出場停止となってしまう。そのため、ウイルソン抜きの戦い方については、彼の負傷の程度に関係なく、少し前から模索されて来た様子も感じられる。応援する側としては、どのような先発の顔触れになっても、その布陣を信じて応援するだけである事に、些かの変わりはないだろう。
前節の磐田戦から中10日。コンディション調整には充分過ぎる時間があった。お互いに、運動量の面では言い訳の効かない状況。そしてこの時期は、もし誰が欠場したとしても、その穴を補えるだけの戦力・戦術の厚さ、つまり、チームとしての総合力の差がモノを言う時期でもある。
角田の出場停止を受けても。
そして、ウイルソンの負傷の程度への心配があっても。
今の仙台なら、それを充分に補い、結果を出せるだけの総合力はあるはずだ。
そうでなければ、今季、ここまで優勝争いに生き残る事など出来なかったはずなのだから。
勝負事は、やってみなければ判らない。
だが「勝つための準備」は、万全にやってくれているはずだ。「天命」を得るために、必要な「人事」は尽くされているものと信じている。
そして、応援する側の者として、私たちが出来る「人事」。それこそが、平日の夜開催ながら、時間の取れる人は、現地応援に馳せ参じる意欲を持つ事だろう。
通常、平日の夜開催は、来れない人が大多数を占め、なかなか期待通りの入場者数が集まらないものだが、今節は流石に、優勝争いを懸けた大事な一戦とあって、通常は都合の付かないような人も、わざわざ時間を作って応援に駆け付けてくれる様子が感じられる。チケット販売の最新状況のデータを観ても、週末開催のときと遜色の無い状況だ。
2009年のC大阪とのホーム対戦のときは、仙台が勝って首位に立ち、最終節までそのまま駆け抜けて優勝を決めた。ただ、2009年のリーグ最終節では、仙台はホームで愛媛に「89分に追い付かれて」ドローを喫したが、C大阪は同じ時間、アウェイで鳥栖を相手に「89分に2発を喰らい」、敗戦を喫している。
そしてそのC大阪は、今季はまだ、仙台の優勝争いのライバルである、広島との対戦を残している。
C大阪からみれば、前節の浦和とのドローを含めて、リーグ終盤戦に、1位から3位までのチームとの対戦を残していた。言い替えれば、C大阪は、2009年のときと同様、今季の優勝争いのキャスティング・ボートを握っていると言っても過言はないかもしれない。しかも、その舞台をJ1に移して、である。
3年前の再現と成るのか。
それとも、C大阪に一矢報いられてしまうのか。
勝負事は、やってみなければ判らない。
お互いにきっと、「この相手だけには負けられない」そう想って、この一戦に臨んでくるはずだ。その気持ちが激しくぶつかり合う90分に似合う表現は、もはや「死闘」しか思い付かない。
絶好調の敵をホームに迎えて勝ち切れれば、残りのラスト3試合への大きな弾みになるのは明白。同時刻にキックオフとなる、広島-札幌の結果の如何に関わらず、優勝の2文字が、グッと私たちの足元に近づいて来る事だろう。
平日の夜開催ではあるが、行ける人は、選手たちの躍動を見届け、必死に応援しよう。
今季の優勝を手繰り寄せる、重要な一戦である。
貴方は、そんな大事な一戦の「歴史の目撃者」に、成りたくはないか?
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