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ここしばらく、リーグ開幕戦は、アウェイでのスタートが多かった仙台。しかし、今季のリーグ開幕戦は、久しぶりにホームでの開幕となった。その時の相手が、今節の対戦相手である、鹿島アントラーズだった。
あの時の戦いは、今季のスタイルとして標榜していた「前線からの攻撃的守備」が見事に機能し、守っては、鹿島の攻撃陣を完封。攻めては、後半17分に訪れたコーナーキックのチャンスから、最後は新加入の上本大海がこれを押し込み、試合はこれがそのまま決勝点となって勝利。最小得点での勝利だったが、内容は完勝と言えるものだった。
もっとも、あのタイミングは、まだ鹿島が新監督を迎えての戦術再構築中だった事もあり、連携面での難を抱えていた事も、開幕戦勝利の要因の一端ではあっただろう。しかし、その鹿島も、ナビスコカップは見事に連覇を達成したとはいえ、リーグ戦ではどういう訳か、なかなか勝利に恵まれず、勝ち点39の13位に沈んでいる。未勝利の直近3試合をみても、得点は僅かに1。鹿島と言えば、監督が代わっても一貫して戦術を変えず、継続性を重視しているチームのはずだが、今季は、リーグ戦ではなかなか結果に恵まれなかった。
ただ、それでも、ナビスコカップの連覇からも判るように、一発勝負には充分強い側面を持つ。そのため、「リーグ戦では不調の相手だから」と、高を括ったのでは、確実に足元を救われる事だろう。
まして、相手からみれば「リーグ開幕戦で敗戦を喫した相手との再戦」となる訳であり、リベンジの意識は強く持たれている事は必至と予想。また、今節は鹿島のホームでもある事から、相手の主戦場で戦う難しさも加味されるうえ、2010年からのJ1復帰以降、アウェイの鹿島戦2試合では、今だ1点も取れていない。これ以上、このスタジアムで点が獲れないと、今後の戦いにおいて「鬼門」扱いされる恐れもあり、何としてでも、得点を奪って勝利を収めたい。
だが、今季のリーグ戦残り3試合で、今季の優勝争いの行方が、広島と仙台の2チームでほぼ確定している状況下においては、もはや1試合も落とす事が出来ない。対戦の場所・対戦の相手に関係なく、勝ちたいという気持ちを、相手以上に強く押し出して戦いに臨む以外に道はないのが現状だ。過去の対戦成績の事は、一端、スッパリと忘れたほうが良いようにも思える。
今季、ラスト3試合という状況で迎える、この一戦。試合当日は、リーグ開幕の鹿島戦と同様、またも雨の予報。だが、昨季の震災以降の戦いにおいて、雨の日の勝率が高い印象もある事から、必ずしも"恨みの雨"とはならず、"恵みの雨"になるだろうと信じたい。
勝てば、優勝への望みが大きく繋がる一戦。反して、負ければ、広島の試合結果によっては、ほぼ終戦に成りかねない、あまりにも重要過ぎる一戦。しかし、優勝へのプレッシャーのようなものは、チームからも、サポーターからも、微塵も感じられない。むしろ、J2時代に、昇格や優勝を争っていたときのほうが、精神的にはキツかったと思えるくらいだ。
どちらかと言うと、チームも、そして、サポーターも。「この状況」を、愉しんでいるようにさえ思える。そんな気がするのは、筆者だけだろうか?
そして、ラスト3試合で、広島に勝ち点で2つ上回られている状況においても、このまま広島が3連勝して、ブッチリで優勝するような雰囲気や、その臭いというものを、一切感じない。というのも、広島の戦い方は既に他のチームから研究され尽くした感があり、前節の札幌戦の勝利を除けば、広島を相手にしたチームは、まず「専守防衛」から入ったほうが、広島の攻撃を抑えやすい事に気が付いていると感じられるような戦い方だった。ラスト3試合で、広島は、これまで以上に得点が遠くなる事だろう。
ラスト3試合では、どの広島の対戦相手チーム(浦和、C大阪、神戸)も、目の前で広島の勝利、そして優勝のシーンなど、観たくはないはず。どのチームも、恐らくは「自分たちのスタイルを棄ててでも、広島の攻撃を防ぐ」事に主眼を置いて戦うだろう。驚異的な1トップの佐藤寿人を機能させないためには、サイドから出てくる、斜めの速いクロスや、中央の深いところから出てくる、長めの楔のパスを通すスペースを、如何に与えないか。それを実現するためには、少し低い位置でしっかりブロックを造り、そこからのカウンターで、3バックの両サイドの裏を突けば、案外に広島の守備は脆い。
つまり、「引き分け上等、勝てれば御の字」くらいの気持ちで臨んで貰った方が、結果的に広島を相手に良い結果を残せるはずと考えている。浦和、C大阪、そして残留争いの渦中に居る神戸には、大いに期待している。特に、今節の浦和は、ACL圏の確保が風前の灯火。広島を相手に勝利を逃せば、まずおそらく、ACL圏からの転落は免れないだろう。ある意味で「確固とした目的」が定まっている浦和。広島戦は、全身全霊を以て広島打破としてくれるに違いない。
振り返って、我らが仙台。
「この状況」を愉しみつつも、鹿島に勝って、優勝戦線に残りたい気持ちは、当然に強い。ただ、「勝たなければならない」という責任感の気持ちで臨むよりも、「試合を愉しんで、そして勝ちたい」という、望みの気持ちで臨んだほうが、持てる力を、プレッシャーなく発揮できるだろう。
筆者個人的に、今節の注目ポイントとなる選手は、2試合の出場停止から復帰してくる角田誠。休養充分であり、前節までの2試合を外から観ていて、引き分けが続いたチームの状況を、俯瞰の目で観れたはず。彼の存在が、ここ2試合で達成できていない「2点目」のカギとなるような予感もする。
緊急避難的にセンターバックも出来る角田の復帰は、ラスト3試合へ向けて、上本大海の抜けた穴を補うには充分な存在だ。基本的には渡辺広大による先発対応と思われるが、上本の長期離脱を受け、「第三のセンターバック」は、実質、角田にその役割が廻って来ている。もし、ラスト3試合でセンターバックのポジションに何らかのアクシデントがあった際に、チームを動揺させずに堅守性を維持するには、角田の存在が必要不可欠になる。
また、攻撃面でも、時折、角田の位置から放たれるロングフィードは、膠着した状況を一気に打開できる可能性をも秘めている。富田との相性もバツグンで、ラスト3試合は、この2選手が不動のボランチとして臨み、大活躍してくれる事に、大いに期待したい。
-気が付けば、11月も中旬。あの開幕戦のホーム鹿島戦勝利から、実に8ヶ月。月日が流れるのは、非常に速い。折しも、あの日は「明日で震災からちょうど1年」という、3月10日だった。
当時の自身の鹿島戦レポートを読み返して、改めて思った。去年の4位フィニッシュ以上に、今年は、ベガルタの躍進に期待されている事、そして、地域の希望の光にならなければならない、という想い。
私たちが目指しているもの、そして、背負っているもの。それは単なる、地域プロスポーツの、当年度の頂点という意味だけに留まらない。
たった一つのゴールが。
たった一つの勝利が。
どれだけ、それを観る者の、活きる力になる事だろうか。
そして、その積み重ねの結果として、もし、本当に、あの、ビッグサイズのマイスター・シャーレを掲げられるような状況に至ったとしたら。。。
いったいどれだけ、私たちに、あの苦難からの復興を成し遂げるだけのパワーをもたらしてくれる事だろうか。
某・女性政治家の「2位じゃだめなんですか?」の発言は、一躍有名になったものだが、そのフレーズだけを切り取って、私たちが、今、置かれている状況に、当てはめたくなっている。
仮に、2位フィニッシュだったとしても、充分に素晴らしい結果だ。だが、ここまで来たら、最後まで、「てっぺん」を諦めずに戦おうじゃないか。
気持ちとして目指すところは、あくまでも「てっぺん」じゃなきゃダメだ。2位じゃダメなんだ、と。その気持ちを、サポーター諸氏みんなで共有したい。
SHOUT FOR THE GRORY.
これは、今季、ホーム浦和戦から発売になった、ベガルタ仙台応援歌CDのアルバムのタイトルである。意味は、
「栄光へ向かって叫べ」
だ。今まさに、私たちがやるべき事、そのものである。
ラスト3試合、信じよう。
私たちの、仙台代表の躍動を-。
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