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第1節 vs 甲府戦プレビュー 満を持して迎える、2013年シーズン。堅守速攻をベースに前線からの積極守備へと発展し、そしていよいよ、ポゼッションから相手を切り崩してゴールを狙う、超攻撃的なサッカーへと変貌を遂げようとしている仙台。「メンバーは固定しない。調子の良い選手を使う。」聞こえは良いが、実践するのは決して楽ではない。それでも、進化を遂げるために。タイトルを掴むために。ホームに甲府を迎えて、その牙を剥き出しにする開幕戦。

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 あの3.11大震災から、もうすぐ2年を迎えようとしている。あの苦難を乗り越え、震災年の2011年は4位、そして昨年の2012年は2位と、もう少しでタイトルに手が届くところまで、チームは成長を続けてきた。

 その成長を支えてきたのは、「生への執念」と、「活への希望」を常に持ち続ける、選手らチーム関係者と、私たちサポーター、そして、地域の人々との絆に他ならない。どんなに困難な道であっても、諦めずに前へ進めば、「小さな喜び」が待っている。それを教えてくれているのが、ゴールシーン直後の歓喜だと思っている。そのゴールへと繋がった、サポーターも含めた仲間同士の連携の賜物なのだと考えている。

 
あれから2年が経とうとしているが、大きな被害を受けた沿岸部は、復興どころか、人口の流出が止まらず、町や村の存亡の危機に晒されているところもあると聞く。生活の礎を失った多くの方は、地元で生活の再建を考えるのか、それとも、思い切って新天地へ引っ越すのか。どちらにせよ、勇気の要る決断を迫られている。そこには、「安泰だった過去の継続」という選択肢は存在しない。
 
そういう方々が、地元には大勢居るという事実を、私たちサポーターは、決して忘れてはいけない。また、サポーターの方の中においても、あの大震災の影響を大きく受け、試合の観戦すらままならないという方も、未だにおいでの事と思う。
 
おそらく、この先。何年経っても、この時期になると、この事を強く思い出す事だろう。決して、他人事ではない。同じチームを応援する仲間として、共に、生への執念をみせ、そして、活への希望を持ち続けよう。お互い、どこで何をしている人かは判らなくても、ベガルタ仙台というチームの応援を通して、同じ未来を見つめている仲間だ。支え合おう。そして、選手と共に、タイトルを掴もう-。
 
満を持して迎える、2013年シーズン。堅守速攻をベースに前線からの積極守備へと発展し、そしていよいよ、ポゼッションから相手を切り崩してゴールを狙う、超攻撃的なサッカーへと変貌を遂げようとしている仙台。「メンバーは固定しない。調子の良い選手を使う。」聞こえは良いが、実践するのは決して楽ではない。それでも、進化を遂げるために。タイトルを掴むために。ホームに甲府を迎えて、その牙を剥き出しにする開幕戦。
 
その先発メンバーには、先日のACL開幕戦の先発メンバーをベースに、武藤をウイルソンに代えての4-4-2が濃厚か。ただ、基本的には「調子の良い選手を起用する」と公言している手倉森監督の事、ベンチメンバーも含めて、どんな顔触れで、この一戦に臨むつもりかは、蓋を開けてみるまでのお楽しみ、といったところか。
 
先日のACL開幕戦のブリーラム戦を観戦したサポーターの方なら、今季の戦い方の片鱗を、既に目の当たりにしている事と思う。ポゼッションサッカーをベースとした、素早いパスワークで相手の守備の隙を切り裂き、一気にゴールに迫るという、どこかの超有名なヨーロッパの強豪クラブのサッカーを彷彿とさせるような攻撃展開は、見てみて、胸がすくような愉しささえ感じられた。今季は、こんな攻撃サッカーが随所に観られるというのだろうか。
 
「これ、これだよ。こういうサッカーを観たかったんだよ-」
 
そういう台詞が、今季はユアスタのあちこちで耳にする事になるだろうか。
 
ただ、こういう超攻撃的なサッカーを目指すためには、戦術の土台としての守備を疎かには出来ない。サッカーは、あくまでも守備が戦術のベースであり、そこをしっかりと構築した上でなければ、いくら攻撃性の高いサッカーを実践しても、ボールをロストした瞬間に敵のカウンター攻撃を喰らい、逆にアッサリと失点、なんて事も充分に有り得る。
 
手倉森監督は、そこを判っているからこそ、監督就任初年度から、まずは外国人選手に頼らない「堅守速攻」戦術を徹底し、それが浸透したと判断するや、次は「前線からの守備」へと、戦術の幅を拡げた。そして、今季はいよいよ、ポゼッションをベースとした、素早いパスワークによる超攻撃的なサッカーへの変貌を狙っている。つまりは、「何年も掛けて、攻撃の起点となる主戦場を、後ろから前へと少しずつシフトして来た」訳なのである。
 
時間を掛けて構築した戦術を複数持ち、そして、それに慣れた選手の居るチームは、基本的に、強い。例え、巧く行かずに敗戦した試合があったとしても、「一歩引いて戻れる戦術」という引き出しが、「ある」のと「ない」のとでは、全然違う。勝てなかった試合の直後の試合で、如何に、直近の敗戦を引き摺らずに、次戦でしっかりと実力を発揮して、結果を出せるか。それが、プロサッカーでタイトルを獲る事の出来る、真の強さ、というものではないだろうか。
 
そこへ向けて、今季の選手の獲得も的確だった。攻撃陣では、関口の抜けた穴は、G大阪から、地元・塩釜出身の佐々木勇人を満を持して獲得のうえ、昨年にJ2草津・J1C大阪で、Jリーグでの経験を積んだヘベルチをも獲得に成功。また守備陣では、朴柱成の抜けた穴や、負傷長期離脱中の上本大海の穴を補うべく、新潟から石川直樹、東京Vから和田拓也ら即戦力級の選手を獲得。昨年は特別指定だった蜂須賀の新加入や、レンタル移籍していた島川・GK関などの復帰、そして、キャンプ中には守備的MFのジオゴも獲得するなど、今季の顔触れとしては充分過ぎる内容となった。ここに、上本を中心とした負傷離脱組が復帰してくれれば、守備陣の層は更に厚いものとなる。負傷離脱中の鎌田や菅井あたりは、Jの開幕にこそ間に合わないだろうが、早ければ次のACL予選の時期(3/12 アウェイ 江蘇舜天戦・中国)には間に合いそうな雰囲気もある。
 
役者は、揃った。
舞台の準備も、整った。
 
今季こそ、シーズン終盤も含めて安定的な成績を上げ続け、タイトル奪取となるのか。
ACLと平行する過密日程を、何とか乗り切れるのか。
毎年のように、失速、或いは失速気味になる夏場を、今季こそ乗り切れるのか。
昨年、一作年と味わった、シーズン終盤の失速を、今年こそ乗り越えられるのか。
 
期待に胸が膨らむ、長丁場のシーズンが、いよいよ、その幕を切って落とす-。
 



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