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ACLを含めた5連戦のうち、アウェイ2連戦が終了し、残るはホーム3連戦となった。この時点での公式戦の勝利は、国内リーグの柏戦のみと、少し寂しい状況ではあるが、ここからのホーム3連戦で、浮上のきっかけを掴みたい。
そんなタイミングで、ようやく富田が、先日のACLの後半45分に出場。そして今節は、全治一ヶ月と診断され、戦線を離脱していた角田の復帰も見込まれている。
昨年・一昨年の仙台の上位躍進を支えた、ボランチの2人が、戦列に名を連ねるのは久しぶりだ。彼らが居ない間は、"戦術オプション"のはずだった 4-3-3 を、主戦術として使わざるを得なかったため、結果に結び付けるのが厳しい状況を強いられてきた。
但し、その分、4-3-3 戦術オプションに対する「慣れ」が、ここまで出場を重ねてきた選手にも浸透。なかなか勝ちきれない苦しさとの引き替えで、仙台は、貴重な経験を積む事が出来た。
そして、角田と富田の復帰濃厚な今節より、これまで慣れ親しんできた 4-4-2 との平行運用が可能に。今後は、相手によって、4-3-3 と 4-4-2 の使い分けが出来るようになる。いよいよ、本来の「戦術オプションとしての 4-3-3」を活かせるときが来たのではないだろうか。
このタイミングでホームに迎えるは、現在最下位に沈む、アルビレックス新潟。先日、今季公式戦初勝利を記録したナビスコカップを除けば、リーグ戦では目下、4戦未勝利。1分3敗で、得点も2得点しか奪えていない。
ところが、先日の新潟-浦和戦(J1第4節)では、結果こそ、アウェイの浦和勝利ではあったものの、その試合内容を観る限りにおいて、決して新潟は「敗戦に値するような試合内容」で推移している訳ではない事が判った。今季から新加入の、田中達也(浦和より移籍)、レオ・シルバなどが攻撃陣を牽引し、あわやのシーンを連発。運動量もあり、ボールも良く廻り、チャンスを数多く創れているのである。
「なんで、ここまでやれていながら勝てないのか?」というのが、おそらく、サポーターも含めた、新潟サイドの状況分析の推移だろう。
結果が出ていない事を除けば、現時点の新潟は、驚異的な存在かもしれない。「最下位に沈んでいるチームが相手」であるというデータは、頭から切り離して考えるべきだろう。最大限のリスペクトを以て、全力で叩きに行くべき。そうでなければ、おそらく勝ち点3を獲るのは難しい。
ところで、やっと富田と角田の復帰に期待できると思いきや、赤嶺の負傷離脱に加えて、今度は、先日のACLで足を痛めた梁勇基が、今節の出場は難しそう。なかなか、ベストメンバーで臨むのが適わない今季序盤の戦いではあるが、攻撃陣に限定すれば、今季は、武藤も佐々木勇人もヘベルチも控えており、梁の不在を感じさせない試合を演じられる駒は揃っている。もし今節、やはり、梁の出場が難しい場合は、ここは彼らに期待したいところである。
新潟と言えば、今季から加入のセンターバック石川直樹は、昨季までの古巣との対戦となる。最大級のブーイングで新潟サポーターに迎えられる事だろう。また、新潟は、昨季のホームゲームで敗戦し、その時点で昨季の2位を確定させられた相手でもある。(因みに石川は、この試合で先発出場していた)
あのときは、新潟は「J2陥落の瀬戸際」にあった事もあり、モチベーションの高さは尋常では無かった。その後、新潟は最終節で奇跡的な残留を果たし、今季もJ1の戦いに臨んでいる。つまり、仙台としては「昨季敗戦のリベンジのチャンスを貰った」訳であるからして、キッチリと「借り」は返さなければならない。
お互いの今季戦績を較べてみれば、新潟も仙台も、公式戦では1勝しか挙げられていない。だが、双方共に「1勝しか挙げられない力量」とは思えないチーム状況にある。どちらが勝ってもおかしくない。
だが、今節は仙台のホーム。そのアドバンテージを最大限に活かし、復調傾向にある新潟の「やりたいサッカー」を抑止しつつ、仙台は、仙台の「やりたいサッカー」を貫いて勝利を収めたい。
新潟のやりたいサッカーとは、チームの攻撃の軸として定着しているブルーノ・ロペスを中心に、今季新加入の田中達也や、レオ・シルバといった、強力攻撃陣を衛星的に活かす、ダイナミックなパスサッカーだ。そしてそこには、中盤の三門雄大や田中亜土夢ら中堅陣が流動的に絡み、更には、やはり今季から新加入のDFキム・クナンのセットプレーでの迫力など、昨年以上の戦力を携えて、ユアスタに乗り込んでくる。
迎え撃つ仙台としては、まず、彼らの攻撃力を抑止するため、(個人的な希望の側面はあるが)復帰してきた角田と共に、富田・角田のダブルボランチによる 4-4-2 で、久しぶりに試合へ入ってみて欲しいところ。しっかりとブロックを組んで、新潟攻撃陣に楔のパスを出すスペースを与えなければ、苦し紛れのミドルシュートか、運良く獲得したセットプレーくらいしか、新潟にチャンスはないだろう。
その後、彼らの攻撃に対する「耐性」が出て来たところで、アウェイながら「勝ちたい気持ち」の強い新潟の背後を突く、鋭いカウンターを繰り出したい。
武藤や佐々木、太田らのスピードに期待し、前線のスペースへボールを送り込めば、そこから一気に得点機が巡ってくる事だろう。
そして最後は、今季は序盤から絶好調のウイルソンが得点に絡み、首尾良く先制点と行きたい。先制点さえ奪ってしまえば、いくら内容の良い試合を続けている新潟と言えど、焦りが出てくるもの。その焦りの"裏"を掻き、更なる追加点を狙いたい。
そう、ここ。大事なのはここ。「追加点」だ。
仙台は、今季ここまでの公式戦7試合で、無得点だったのは、ACL予選第2節・アウェイ江蘇舜天戦だけである。それ以外の試合では、何だかんだ言っても、1点は取れている訳である。
であれば、仙台の目下の課題は、「如何に追加点を挙げるか」となるのは明白。相手もこちらを研究してくるが故に、毎試合のように無失点というのは難しい。やはり、常に1失点は覚悟しておき、常に「毎試合で2得点以上」をコンスタントに挙げなければ、常勝は難しい。
ところで、新潟は「前節のホーム浦和戦」にて、0-2で浦和に敗戦している訳だが、その浦和の2点目のシーンを確認された方も多い事だろう。
得点者こそ、マルシオ・リシャルデスだが、そのマルシオへ、絶妙のラストパスを供給したのが、昨季、仙台から浦和へ移籍していった関口である。
この試合では、前半6分に、浦和がセットプレーから、槙野が豪快にヘッドで先制点を挙げた後、新潟は猛攻を仕掛け続けた。いつ新潟に得点が産まれてもおかしくないようなシーンの連続を、浦和は体を張ったディフェンスで凌ぎ続け、そして、この試合の終盤に、途中出場のマルシオと関口の2人だけで、「追い付きたい新潟」が前掛かりになっている、その裏の広大なスペースを、しっかりと使い、後半アディショナルタイムに、ダメ押しの2点目を挙げた。
ミッドウィークのナビスコ・C大阪戦でこそ、今季初勝利を挙げた新潟だが、直近のリーグ・浦和戦の敗戦の内容を忘れてはいないだろう。また、ナビスコのC大阪戦でも、新潟はC大阪に先制点を奪われ、追い掛ける展開を強いられていた。
「彼ら」は、先制点を奪われる事の意味と、その苦しさを熟知して、ユアスタに乗り込んでくる。
アウェイながら、キックオフ直後から仙台の出鼻を挫こうと、運動量を駆使して、猛然と襲い掛かってくるに違いない。
折しも、昨年の奇跡的・劇的なJ1残留を果たす事となる、そのきっかけとなる勝利を掴んだ、ユアスタの地で、もう一度、彼らは「浮上のきっかけとなる勝利」を目論んでいるだろう。
だが、そうはさせない。
角田・富田が戻ってきた、仙台の強固な屋台骨を、新潟が簡単に崩せるとは思っていない。ここから始まるホーム3連戦の「初っ端」で白星を挙げる事の重要性は、角田も、富田も判っているはずだ。
「俺たちが、新潟を止める-」
きっと、ユアスタのピッチに立つ2人の背中には、そう書いてあるように、サポーターの目には映る事だろう。
彼らの活躍が勝利に繋がる事を信じて、今節も、ユアスタに足を運びたい。
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