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第8節 vs 鳥栖戦プレビュー ACL予選突破の可能性を残す"しぶとさ"をみせた仙台が、そのACL予選最終節との狭間に来るリーグ戦を迎える。相手は、昨季2分けの鳥栖。エース豊田を如何に沈黙させて相手に土をつけさせるか。ACLブリーラム戦で負傷交代した、CB石川の状態も気になる一戦。

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 ACLブリーラム戦での中原の劇的同点弾から、中3日で今度は、リーグ・鳥栖戦をホームで迎える。J1では、今節は仙台-鳥栖戦のみ日曜日開催となり、事前に他会場の結果を受けての試合臨戦となるが、まだまだ順位を気にするような時期ではなく、目の前の1試合を、大事に戦う事に集中したい。

 息を付く暇もない、連戦に次ぐ連戦。もっとも、ACLに出場していないチームはナビスコカップの予選を戦っているが、対戦相手の厳しさや、海外移動も含めたアウェイの過酷さは、国内の大会の比ではない。ACLに対するやり甲斐は感じているものの、その分、疲労や主力選手の負傷の程度が、半端なく蓄積する。それが、シーズン序盤に積み重なり、やがて、総合力のないチームはリーグ戦で順位を落とし、降格圏という"地獄の釜からのお呼びの声"が、空耳のように聞こえ始まる。

 
ACLも、良いところまで這い上がりたい。でも、リーグ戦も落とせない。だから、両方に主力を投入したい。でも、リーグ戦とのバランスも考えないと、選手が疲弊して、両方とも落としてしまいかねない-。
 
それが、その年のACLに挑戦しているクラブが、毎年のように抱える「矛盾」だ。そんな世界に、今季の仙台は、「首」を、突っ込んでいる。
 
それでも、ACLの予選はなんとか、あと一歩のところまで来た。もし予選を突破すれば、決勝ラウンドで、またリーグ戦との過密日程になる。が、挑戦のし甲斐はある。どこまで、"仙台がやれる"のか?それを、我慢強く見届けるのも、私たちサポーターの役目だろう。
 
そのACLの予選も、次節の5月1日のホーム・江蘇戦を以て、突破の成否が決まる。その間で迎える、リーグ戦。ここを疎かには、当然出来ない。この鳥栖戦から、僅か中2日で、江蘇戦が待っている。
 
江蘇戦に対して、"精神的に良い"状態で臨む為には、何としてでも、鳥栖戦を落とす事は出来ない。仮に、鳥栖戦で主力を大量温存して、江蘇戦に臨む体制を維持したとしても、それが原因で鳥栖戦を落としたりすれば、温存された主力選手は、"体力的には良い"状態で臨めても、チームとしての精神的には、かなりのプレッシャーを感じて臨む事になる。
 
仮に、肉体的には多少厳しくても、鳥栖戦を勝った上で江蘇戦に臨めれば、これ以上の"カンフル剤"は無いだろう。試合中、どんなに連携の酷いプレーをしていても、とにかく1点を獲ってしまえば、そこから急に、選手間の動きや連携が、見違えて良くなるのと一緒だ。そういう意味でも、江蘇戦のために、鳥栖戦は、絶対に落とすべきではない。
 
だから、鳥栖戦も、江蘇戦も、持てる選手層と、中2日という時間を最大活用して、どちらも勝ちにいく気概で臨まなければ、おそらく、どちらも落とす事になるだろう。
 
「二兎を追う者、一兎をも得ず」
 
ということわざがある。今回の場合は、鳥栖戦と江蘇戦が、ぞれぞれの"一兎"な訳だ。だが、敢えて今回は、「二兎を追う」事を推したい。何故なら、この二兎は、決して「離れて走っている訳ではない」からである。当然、ここで言う「離れている」というのは、二兎の物理的な距離の事ではなく、「中2日」という時間の事を言っている。
 
言い方を変えれば、この2つの戦いを、「180分を戦う、一つの試合」的に捉え、ハーフタイムが2日間ある1試合という意味合いとなる。またちょうど、この2試合は、どちらもホームでの対戦だ。「一つの試合」として捉えやすい環境も整っている。
 
まずは、「前半90分」の鳥栖戦。やはりポイントは、「エース豊田を如何に抑え込むか」と、「ACLで負傷したCB石川の代役」だろう。
 
エース豊田に仕事をさせないためには、やはり、J1で出場経験の豊富なセンターバックを先発させるのが、最低限の選択肢だ。だが、先日のACLで、石川が負傷してしまった。大事には至らずに済んだようで、一安心したものの、全治2週間との事で、この鳥栖戦と江蘇戦は、まず無理だろう。
 
となると、ACLに帯同させなかった鎌田と、あとは個人的には、ACL江蘇戦では出場停止となってしまう、角田のコンビを推したい。渡辺広大でも良いとは思うが、豊田に仕事をさせないためには、CB本職の渡辺広大よりも、ボランチとCBを兼務できる角田のほうが、ディフェンスにおけるプレーの幅が広いと感じる。なにより、角田の屈強さが、豊田を抑え込むには必要な気がしている。
 
また鳥栖には、豊田の他にも、藤田直之という怖い中盤も構えている。彼のロングスローは、鳥栖の攻撃オプションの一つとして定着しており、注意すべきポイントである。(過去、この藤田に、何度得点を許した事か、、、)更には、水沼宏太、清武功暉や、FW豊田との2トップの相棒、池田圭も。また、藤田のポジションのシンメトリーには、野田隆之介という存在も。
彼らに共通して言えるのは、鳥栖の代名詞とも言える「運動量豊富なプレッシングの厳しさ」だ。そしてそれは、仙台が苦手の一つとしている、相手のプレースタイルでもある。
 
仙台は、前線から厳しいプレッシングを仕掛けてくる相手には、どうしてもリズムを創れずに、苦戦する傾向がある。特に今季は、ポゼッションを攻撃の起点とする4-3-3もオプションにしている事から、尚更、厳しいプレッシングを仕掛けてくる相手は、攻撃のリズムを乱され、苦手と感じてしまうところがある。
 
ホームの新潟戦は、その"典型的なヤラレ方"で、敗戦を喫したとも言える。その二の舞だけは、御免被りたいところである。
 
だがここは、ACLブリーラム戦に帯同しなかった梁や富田、鎌田など、調整出来ている主力選手に頑張って貰うしかない。鳥栖は現在、リーグ戦3連敗中。降格圏という地獄の釜に、片足を突っ込む寸前の15位にまで順位を落としている。
 
当然、この一戦に勝ちたい気持ちは、あのホーム新潟戦での、新潟側の"それ"と同等のものがあるだろう。
 
こちらがACLとの連戦だからと言って、手を抜いてくれる訳ではない。
 
中2日でACLが控えている事を忘れるくらいの気概で臨み、全力で叩き潰しに行かなければ、ヤラれるのは間違いなく、「こっち側」である。
 
勝ちたい気持ちで、負けるな。
 
"ACL江蘇戦へ繋ぐ"ためにも、敢えて、"ACL江蘇戦が控えている"事は考えるな。
 
目の前の戦いに、選手も、サポーターも、集中しよう。
 
私たちは、"打算"して勝てるような強さは、まだまだ、持ち合わせてなんかいない。
まだまだ、チャレンジャーである事を忘れちゃいけない。また、相手からアドバンテージを貰えるような事も、一切ないのだ。
 
だた、唯一。
 
鳥栖戦と、江蘇戦が、ホームゲームの連戦であるという事が、私たちサポーターの声援を、大きく選手に届ける事が出来るという点のみが、アドバンテージではあるだろうか。
 
せめて、そのアドバンテージを、活かそうじゃないか。
勝利を信じて、必死に、応援しよう。このチームを。



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