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第13節 vs 清水戦プレビュー 今季初、上本を除いたベストメンバーが出揃う今節。このタイミングで、"天敵"清水と相対する幸運。今度こそ、J1復帰後未勝利の相手を、完膚無きまでに叩き伏せたい一戦。ただ勝つだけじゃダメ。上位進出を狙うなら、絶対に完勝が必要。ベストメンバーの仙台が、主力出場停止や離脱に喘ぐ清水を、容赦なく土俵際から突き落とす。

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 役者は揃った-。

 
この言葉が、今節こそ当て嵌まるタイミングは無いだろう。負傷でひと月も離脱していた、菅井と石川がようやく復帰し、前節の出場を回避した梁も、部分ながら全体練習に合流。前節、よもやの出場停止措置を喰らったウイルソンも出場停止が明け、この間にもルーキー蜂須賀が連続試合先発出場で躍動するなど、層の厚さがようやく戻ってきた仙台。

 このタイミングで対峙する相手は、J1復帰後の最大の天敵、清水エスパルスだ。

 
仙台が2010年にJ1へ復帰して以降、今だ未勝利の相手は、全部で3チームある。広島、鳥栖、そして清水だ。(大分は今季にJ1復帰し、未対戦なので除く)この3チームにだけは、現時点で今だ未勝利に留まっている。鳥栖とは3分(2012年よりJ1)、広島とは4分2敗なのに対し、清水とは1分5敗と、大きく負け越している状況。如何に、仙台にとっての「天敵」なのか、この対戦成績からも良く判る。
 
「今度こそ」という想いは、選手、そしてサポーターに強く植え付けられている事だろう。何といっても、仙台は今季ようやく、上本以外ではベストメンバーが揃う見込みに加えて、清水は、例年にない低迷を強いられている。
 
FWバレーが加入した今季の清水だが、前節での累積警告4枚目の影響により、今節は出場停止。(先日のナビスコカップには影響なく、先発出場)それ以前に、昨年まで清水の前線のダイナモ的存在だったFW大前元紀は、ドイツへ移籍し、守備面では、DFのカルフィン・ヨン・ア・ピンが、9節以降に全く先発していない。11節では3試合ぶりにベンチ入りしたものの、前節12節では再びベンチ外など、コンディション面で影響がある模様だ。
 
内容も良くない。清水はリーグ戦ここまで、11得点19失点の得失点差-8であり、とても仙台と同じ4勝同士(仙台は1試合少ない)とは思えない戦績で、直近の5試合をみても、「無失点2試合に2失点3試合」と、不安定極まりない。そこへ加えて、チームのポイントゲッターであるバレー(4点)が出場停止となる。清水の控えFWには、瀬沼、高木、伊藤翔など、将来有望な若手が控えてはいるものの、ベテランFWはバレーだけであり、彼の出場停止の穴を埋める存在としては未知数だ。目下、4試合で僅か2失点と、堅守が回復基調にある仙台からしてみれば、「戦う前から相手の牙が折れている」に等しい。
 
また、ACLの予選敗退により、結果的に5月の日程面では有利に働いている仙台に対し、清水は、ミッドウィークの水曜日(5/22)に、ナビスコカップ予選の最終節を消化。既に予選敗退が決定しており、それこそ「消化試合」だったため、主力選手を5人休ませて若手を起用して臨んだものの、結果は1-2の敗戦(vs 横浜FM)。その内容も、試合の主導権は常に横浜FMが握り続け、清水の反撃は散発で、ミスも多く、判断の悪さも目立った。主力を多数休ませた消化試合とはいえ、チームとして、あまりにも惨敗感の大きい結果。聞けば、今季の清水は、今だホームの公式戦で1勝しかしていないという。
 
データを確認すればするほど、清水の勝ち目は小さく、仙台に有利に働いている今節。もちろん、データ通りに仙台が勝てるという保証はなく、やってみなければ判らないのが勝負の世界だ。選手も、サポーターも、有利な状況に決して気を緩ませる事なく、全力で清水を倒しに掛からねば、勝利を手にする事は出来ないだろう。
 
相手が手負いだからこそ、全力で、倒しに掛かる。それがプロの勝負の世界ではないか。手を抜くことは、相手に失礼だ。それに、どんなに前評判が良くても、それが結果に直接結び付く訳ではない。第一、J1復帰後に今だ一勝も挙げられていない相手に、どうして、余裕を嚼ませられようか。
 
余裕など全く無い。むしろ、「今度こそ、全力で、完膚無きまでに倒しに掛かる」ために、用意周到な準備と、その気構えが必要だ。それに、今節バレーが出場停止である事、それ自体が「仙台にとっての落とし穴」になる可能性もある。
 
先ほど、「バレーの穴を埋める存在としては未知数」と書いた、清水の控えFWである、瀬沼、高木、伊藤翔らは、運動量が豊富な若手であるが、考えてみれば、昨年までバレーは清水に居た訳ではなく、今季からの加入。つまり、「バレーの存在以前に、仙台は清水に勝てていない」訳である。
 
むしろ、若手を積極起用する清水にとって、彼らの前線での豊富な運動量は、以前から仙台が苦手としている「ボールホルダーへの積極的なプレッシング」の礎にも成り得る。仙台が、遅攻やポゼッションでボールを廻そうものなら、彼らの運動量の前に、ミスなどでボールをロストし、そこからショートカウンターの逆襲を受ける可能性は、多分に高いのではないか。
 
今節は、バレーが居ない分、清水の今季の武器でもある「ロングカウンター」という脅威は、仙台戦には使えない。となると、バレーの代わりに出場する若手FWが、前線から積極的に走り回り、こちらのペースを掻き乱そうとしている可能性は充分に考えられる。事実、彼らはその戦い方で、過去の仙台戦に勝ってきているのだ。バレーの居ない今節、彼らが、その「過去の成功体験」に習う可能性は、充分に考えられる。
 
つまり、バレーが居ない事が、相手の戦力低下に直接的に繋がらない怖さもある、という事だ。むしろ、「バレー無し」の今季の清水を、仙台は研究できない。
 
となると、今季の清水をスカウティングするだけでなく、バレーの居なかった、昨年までの清水の戦い方も含めて、更にスカウティングする必要があるだろう。つまりは、「研究する対象が多くなる」訳だ。相手の主力が出場停止になる分、どんな戦い方をしてくるか、その予想の範囲は、格段に拡がっているとも言える。
 
だが、それでも。
 
勝つ。
絶対勝つ。
何が何でも、勝たなければならない。
 
これ以上、同じチームを相手に、未勝利が続く事など、決して許されない。
上位への進出を、そして、本気で優勝を狙うなら、苦手なチームなど、あってはならないのだ。
 
まして、仙台としては、ほぼベストメンバーで臨める今節。よもや、「ベストメンバーが揃っても、バレーの居ない清水には勝てなかった」なんていう状況には、何が何でもしてはならない。アウェイではあるが、今節ほど勝利を、いや、完勝を求められる一戦はないかもしれない。
 
更に「高み」を、目指すためには。
 
どうあっても、この一戦だけは落としたくないし、絶対に落とせない。
 
相撲で言うなら、土俵際で踏ん張る相手を、渾身の力で寄り切らねば。ここで、力負けするような仙台イレブンではないと、強く、強く、信じている。



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