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仙台0-0湘南 あまりにも痛すぎる、負けに等しいドロー。武藤のリーグ戦初先発で、獅子奮迅の活躍が観れた以外の収穫なく、今季無失点の試合が無かった湘南を相手に、まさかの無得点ドロー。試合運びを含めた内容の向上は認めるが、尽く枠を外れるシュートでは、フィニッシュの脅威も半減。降格圏に居るも同然の成績では、今季最大級のブーイングもやむなし。

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 「Boooooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!!!!」

 
試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間、サポーター自由席から、今季最大級のブーイングが吹き出された。無理もない。今季失点ワースト3位&今季得点ワーストトップの湘南を相手に、1点も奪えず、勝ち点1に留まったのだから。。。

 内容など関係なく、時期的にも、状況的にも、勝ち点3が最優先の試合だった。だが結果は、内容に手応えを感じつつも、肝心の得点が奪えずにスコアレスドロー。しかも、相手GKは久しぶりの公式戦先発だったと聞く。そんな、試合勘の戻っていないGKを相手に、好セーブを連発されるような状況に追い込まれ、撃てども撃てども決まらない、そんなもどかしい展開に終始した。

 
試合は、90分を通して主導権を握り続けた。湘南はやはり、チーム全体の運動量を駆使したカウンターサッカー主体で臨んできた。だが、仙台としても、相手の出方はスカウティング済みだったとみえて、序盤はロングボール主体でチャンスを創り、相手のカウンターを抑制しつつ、得点の機会を狙った。
 
また、リーグ戦では初先発を飾った武藤も、サポーターの期待通り、いやそれ以上の活躍をみせてくれた。彼がボールをもち、ゴリゴリとドリブル突破で湘南陣内を切り裂く度に、どよめきと、期待感の歓声の渦が巻き上がった。2トップのウイルソンや赤嶺とも巧く絡み、チャンス創出の立役者となった。
 
だが、その武藤の活躍もあり、前半だけで放ったシュートは8本と伸びたのに対し、後半は運動量に陰りが見えてきて、結局は3本に留まった。前半のシュート8本のうち、1本でも決まっていれば、勝負の行方は、相当に有利に傾いた事だろう。
 
リーグ戦中断期間中のナビスコカップ川崎戦の2戦では、2戦合計で5失点も喫した守備陣だったが、この試合は無失点。しかし、相手が今季得点ワーストトップの11得点しか挙げられていない湘南であった事を思えば、今節の無失点達成など、何の価値も見出せない。まして相手は、ブラジル人のFWキリノ選手がベンチにすら居なかったのだ。そんな相手との対戦結果で、無失点など、喜べるような結果であるはずもない。
 
むしろ、今季リーグ戦ここまで、ただの一つも無失点試合の無かった湘南を相手に、それも自分たちのホームで、1点も獲れなかったことのほうが深刻だ。
 
「あとは決めるところを決めるだけ」
 
とは、試合後の手倉森監督のインタビューでのワンフレーズである。ここだけをみてとれば、他の点は及第点で、得点を奪えなかった以外は何の問題もない、そんな印象を受ける。だが、そこが絶対的な大問題である事は、仙台のサポーターなら、誰しもが判っている事だ。
 
確かに、手倉森監督の目論み通り、毎試合のように、好守のバランスを重視する戦術は、決して間違ってはいないと感じているし、それに選手も、毎試合、必至になってそれ応えようとしている。時折、試合運びのやり方を間違って、ゲームプランが崩れてしまう事もあるが、全般的に、目指している方向性は間違ってはいないはずなのだ。
 
だが、それなのに、なぜ結果が出ない!?
 
答えは、簡単だ。
 
もう、何度も書かせて頂いているが、5月の大宮戦以降、極限まで低下している「得点力の無さ」にある。
 
大宮戦で2得点で勝って以降、今節の湘南戦を含めて、公式戦6試合を未勝利としている。この間、2得点を奪えたのは、ナビスコカップ川崎戦の第2戦のみ。そしてこの試合も、3失点を喫してカップ戦敗退が決まり、ウイルソンの2発が水泡に喫した試合でもあった。
 
今節の試合でも、序盤に撃ったシュートは枠へ飛ばず。ようやく枠に飛ぶようになった中盤以降でも、相手GKの好セーブ連発に阻まれる始末だ。
 
もちろん、決まる可能性は、充分にあった。攻撃性に関して、全くダメな試合だった訳ではない。決まっていれば、同じ内容でも、全般的な評価はまた違ったものになっただろう。
 
だが、しかし。
 
1-0で良いから、勝たなければならない試合だった。
 
たった1点でも、勝つ事で、ここから始まる過密日程(10日間で4試合)で、調子の波に乗る事もできよう。だが、勝てなかった事で、次戦へのプレッシャーが、必要以上にのし掛かってしまう事になった。
 
プレビューでも書いたが、この一戦に勝利し、「自信」と「自身」を取り戻して欲しかった。しかし、試合内容に見合った結果が出なかった事で、両方とも手にしたとは、とても思えない状況で推移している。
 
ここから、気持ちを立て直すのは大変だ。
 
いくら、手倉森監督が、試合後のロッカールームで、選手たちへ試合内容に対してのねぎらいの言葉をかけようと。その後、メディア陣に対して、「あとは決めるだけ」などと、手応えのあるような見解をたくさん並べようと。
 
リーグ戦再開後の、こんな大事な一戦で、僅か1点すら奪えず、悔しいドロー劇を強いられた事は、敗戦に等しい気持ちで、選手たちはいっぱいのはずだ。
 
手倉森監督が、必至に、選手たちやメディア関係者に向かって、聞こえのよいリップサービスを並べたてようとも、ここで失った勝ち点2は、限りなく勝ち点3のそれに近いものだ。その事実は、変わらない。
 
だが、手倉森監督が、そうまでしても、選手を守り、早く、一つの結果が出てくれる事を願って止まない心境である事も、また、良く判っているつもりだ。
 
試合終了後、結果に対する、サポーターの今季最大級のブーイングは、当然の結果だ。だがそれは、選手たちを見限って、捨て台詞のように放たれたものでは、決して無い。
 
あくまでも、またすぐ次にやってくる次節へ向けて、得点に、そして結果に期待する、激励の意味合いのそれである事に、他ならない。
 
ここまで来れば、もう、結果が出るまで、我慢の一手しかないだろう。サポーターとしては、求める結果が出るまで、必死に、気持ちを見せ続けるしかない。
 
そして、選手も、何とかそれに応えようと、頑張っている。
 
せめて、この湘南戦で、武藤をリーグ戦先発デビューさせたのであれば、彼と廻りとの連動性の向上を狙って、この4連戦(湘南・大分・磐田・広島戦の4戦)を全て武藤の先発とし、我慢して起用してみて欲しい。
 
こういう苦しい状況のときこそ、こういう若手の台頭が必要なのだ。
 
今、ここで、武藤を先発で起用し続けなければ、武藤が仙台に居る意味など、どこにもない。
 
続く大分戦でも、武藤が先発に名を連ねている事に、強く、強く、期待する。
 
武藤よ、弾けろ。
先輩選手たちの先発の牙城を、自らの足で、切り崩せ。
君こそが、次代の仙台の主力なのだ。
君の得点が、勝利に結び付く日を、仙台サポーターは、歯ぎしりをしながら待ち焦がれている-。
 
 
#筆者都合により、次節の大分戦のプレビューは休載させて頂きます。予めご了承下さい。



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