■サッカーブログランキングに参加しています、ご協力をお願いします■

にほんブログ村

にほんブログ村
今節の対戦相手となる川崎は、直近のリーグ戦10試合で、7勝1分2敗。それより以前の、開幕からの8試合の成績が、1勝3分4敗だったのだから、如何に、川崎が急激な復調をみせて来たかが良く判る。
しかも、この「1勝3分4敗」のうちの「1勝」は、仙台から挙げたもの。敵地で4失点を喫した、あの一戦から、川崎は急激に復調を遂げ、現在は勝ち点28の7位と躍進している。つまり、現在の川崎の復調は、仙台がアシストしたものだと言われても、反論できないのだ。
現在の川崎は、手のつけようがないくらいに強い。特に、レナトと大久保嘉人は絶好調で、レナト8得点に大久保13得点の、2人だけで21点。チーム総得点39点の大半を挙げている。大久保は、いくつかのチームを渡り歩いたが、どこも"水が合わず"、今季に移籍した川崎で、いきなり結果を出した。ようやく「居場所を見つけた」のだろう。
もちろん、仙台としては、レナトや大久保嘉人を始め、今節は1点も献上するつもりは無い。ようやく見つけた「1-0での勝ちパターン」を、今節も川崎にぶつけて勝負を挑むだけである。
今季の仙台は、「より高み」を目指すべく、シーズン前半戦では、不慣れなポゼッション戦術にもチャレンジしてきたが、思うような結果が出ずに、現在まで推移している。筆者個人的には、この不慣れなポゼッション戦術が「一番悪い形で相手に嵌ってしまった」のが、今季の川崎戦3戦ではないかと考えている次第だ。中盤で中途半端にボールを失い、そこからカウンターを受けて失点するパターンの繰り返し。それも、同じ相手に、同じような失点の仕方を、何度も繰り返した。最後は「学習能力がないのか?」と首を、傾げたほどだ。
今節は、もちろん、そうはいかない。1シーズンで、同じ相手に、4度も、同じような内容で失点を繰り返す試合など、それこそ目も当てられない。
川崎は前節、神奈川ダービーだったホームの湘南戦で、逆転負けを喫した。せっかくのPKのチャンスも、湘南の新外国人GKの「不気味なダンスのような動き」に惑わされ、外してしまっての敗戦だった。川崎は、シーズン序盤のような連敗だけは避けるべく、今節は猛然と襲いかかってくるだろう。
仙台としては、前節の甲府戦で1-0勝利とし、気持ちよく「ホーム再開戦」を迎える心境にはあるが、ここで"勘違い"をしてはいけない。
現状の選手層やここまでの成績など、「実力差」を考えれば、川崎のほうが、現在は、仙台の何枚も上を行っているのは明らかだ。「まともにやりあった」のでは、かなりの高確率で、今節も、川崎に土俵から突き落とされる事だろう。
まず、「仙台は強い」という幻想を、捨てるべきだ。
現状でリーグ最下位の大分や、7連敗中だった甲府を相手に、1-0での辛勝がやっとのチームなのだ。それも、相手の拙攻やミスに助けられての勝利だった側面も否めない。
リーグ戦では、5月にホームで大宮(当時首位)を相手に2得点をとって以来、1試合で1点をとるのがやっとの状況。そのため、勝つためには、1-0しか道はない。試合の流れの中で2点目が取れるような事があったとしても、それは「3失点したあとで、相手が無理に上がって来なくなったために、仙台が猛攻を仕掛ける事が出来た場合」などに限られるだろう。
まずは、甲府戦のように、1-0で勝つ試合をイメージすること。そのためには、徹底的に、川崎にカウンターを繰り出させない、集中を研ぎ澄ませた守備網を敷き、これを絶対に崩さない事にある。
個人的な見解として、極論を言えば、「ホームながら0-0スコアレスでも構わない」という、割り切った戦い方が、1-0で勝利できる可能性が一番高いのではないか、と思っている。つまりは、「専守防衛」最優先の考え方である。
そのうえで、「先発・武藤」の存在がキーとなってくる。
甲府戦で、充分に存在感を見せてくれた彼なら、今節も、先発出場の可能性は充分にあるとみている。武藤の甲府戦でのプレーは、間違いなく、川崎側にもスカウティングされているはずだ。「2列目の武藤から1列目のウイルソンへのホットライン」は、川崎にとっても要注意ポイントとなって映ったはずである。
そこで今節は、武藤に、徹底的に「川崎からの注意」を集めたい。
武藤を経由して攻撃することで、自ずと、仙台の攻撃の圧力は増す。当然そこには、川崎の執拗なディフェンス網が敷かれるだろう。だが、それをものともしない武藤のドリブルは、ウイルソンとのコンビネーションで、更に威力を発揮する。そこに川崎の注意を引いておき、サイドから太田が。ボランチから梁が。それぞれ「一気に相手ゴール前に顔を」出して、川崎ゴールを急襲するのだ。
そして、ここでの注意点は、「90分を通して、攻める時間帯と守る時間帯の棲み分けをはっきりすること」にある。
どうせ、90分全ての時間帯で攻撃しっぱなしは出来ないし、かと言って、90分を守りっぱなしという訳にも行かない。
一番やってはいけないのは、「攻撃に行き過ぎて体力を消耗し、終盤に一発を食らうこと」と「守備に専念し過ぎて、相手の猛攻を呼び込むこと」の2つだ。
攻めるにしろ、守るにしろ、試合の主導権は、90分を通して握り続けなければならない。そのためには、フィールドプレーヤー全員が、「攻め上がるタイミングと守りに入るタイミング」を共通意識として持つこと。ここがバラバラだと、中途半端にピッチ上にスペースを与えてしまい、そこを使われて失点してしまう。
攻守に渡って、絶対に、主導権を川崎に渡すな。
得点なんて、1点で充分だ。もし、早い時間帯で先制点がとれた場合は、最も要注意だ。仙台の悪い癖の中に、「得点後にイケイケに成り過ぎて、カウンターを受けてあっという間に失点」というパターンがある。むしろ、点が獲れたら、そこから5分・10分は、とにかく試合を落ち着かせることのほうが大事だ。
川崎は、前節に敗戦を喫した事で、連敗だけは避けるべく、絶好調のレナトと大久保にボールを預けるサッカーを展開するだろう。そしてそこには、日本代表の中村憲剛も、当然のように絡んでくる。彼らに、絶対に「仕事」をさせてはならない。
おそらく、今節のこの一戦が、今季の川崎とのラストマッチになるだろう。(天皇杯などで対戦する機会があれば別だが)
仙台よ、「意地」を見せてくれ。
泥臭い内容で良いから、勝つ試合を見せてくれ。
武藤という若武者の台頭を、川崎にぶつけ、ホームで、彼らに土を付けさせようじゃないか。
勝負事は、やってみなければ判らない。
だが、「勝ちたい気持ち」で、絶対に負けてはいけない。
甲府戦の勝利に驕ること無く、ただただ、川崎を封殺することに集中しよう。
さすれば、1-0の勝機が、90分の中で、見えてくるはずだ-。
■サッカーブログランキングに参加しています、ご協力をお願いします■ ![]() にほんブログ村 |