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ウイルソン、武藤、菅井が別メニュー調整-。
今週の練習にて、こんな衝撃的な状況である事が明らかになった。実際に、今節の試合に出場可能かどうかは、当日のオーダー発表を受けてみないと判らないが、ウイルソンについては、前節に負傷退場した際の捻挫の影響がまだ残っている様子で、捻挫で済んだとはいえ、必ずしも万全では無い様子。先発回避の可能性は棄てきれない状況にある。
武藤、菅井に至っては、前節の川崎戦でも、強行出場気味だった。こちらも、無理はさせたくない。だが、得点シーン演出の切り札として誰しもが認めるこの2人を欠く試合など、今は想像したくない。最悪でも、ベンチ入りはして欲しいところである。
先週ようやく、梅雨明け宣言が出された東北地方。それと刻を同じくして、仙台はシーズン序盤以来の2連勝を記録。前節・川崎戦の試合終了後のスタジアム実況にて、MCの大坂ともお氏から「ベガルタ仙台の梅雨明け宣言」が出されたものの、肝心の選手層は、ここへ来て負傷者がまた増え出してきており、「湿っぽい」状況が尾を引いている。
それでも、試合はやってくる。今節、ユアスタに乗り込んでくる鹿島は、Jリーグ勢で唯一、去る8月7日(水)に、スルガ銀行チャンピオンシップを戦った。このため、疲労感が多少は残った状態でユアスタに来る事となるが、この一戦では、もはやエース格で、目下チーム得点王の大迫(第19節終了時点で8得点)がハットトリックを決め、同大会を連覇。完全に勢いが付いた状況で、ユアスタに乗り込んでくる。
こういう相手は、手強い。中2日の疲労感など、得点シーン一つや、試合に勝った勢いで、簡単に吹き飛ぶものだ。現在リーグ5位ながら、首位の広島との勝ち点差を7まで縮めてきている鹿島にとって、優勝争いに割って入る好機。「手負いの仙台」など、眼中にないかもしれない。
だが、そんな猛者が相手であっても、仙台は、負ける訳にはいかない。負傷者続出の苦境下においても、そのファイティングポーズに、変化は無し。今節も、前節の川崎戦と同様、試合巧者な選手が多数顔を揃える、タレント揃いのスターチームだ。押し込まれる時間帯も、決して短くはないだろう。
今節は、ウイルソンの先発が難しいとあって、赤嶺と柳沢の2トップが濃厚。菅井の強行出場が難しければ、蜂須賀が右に廻っての先発の可能性もありそうだ。元々、右サイドバックが主戦場の蜂須賀にとって、このポジションでの先発出場となれば、「ポスト菅井」の有力候補としての名乗りを挙げる、絶好のチャンス。是非とも、攻守で奮起して、この一戦の勝利の立役者として活躍して欲しい。
敢えて、「右サイドバックの菅井も含めた、仙台攻撃陣」と表現させて頂くが、本来なら攻撃シーンに絡んで欲しい選手らが、これだけ別メニューで先発回避濃厚となると、ここのところ得点がなく不調気味の赤嶺や、元鹿島で元日本代表の柳沢に期待を寄せる事になる。もちろん、過度の心配はしていない。先発2トップの顔触れとしては申し分ない組み合わせであり、期待を寄せるに足りる存在だ。
ただ、現状の鹿島を相手とした際の、その「戦い方」には、一工夫が必要になるだろう。漫然と試合に入れば、鹿島の絶好調男・大迫のゴールの餌食になるのは必至。前節・川崎戦の大久保やレナトと同様、「相手の得点源に仕事をさせない」試合運びが重要になってくる。その最重要ポイントが、「鹿島に、仙台の裏を与えないこと」にある、と観ている。
川崎戦で、レナトに許した失点のシーンもそうだったが、チームに良質のパサーが居ると、「相手の裏を獲りたい」フォワードの選手が活きる。川崎戦では、まさに、日本代表・中村憲剛がそういう存在だった。今節の鹿島戦では、若手の柴崎岳と、ベテランの小笠原満男が、そういう存在に成り得る。大迫が得点を獲り続けているのは、彼の特徴を理解したパサーが、彼に高精度なラストパスを供給したり、試合の駆け引きの中で、相手のディフェンス網を食い破るようなクロスを入れたり出来るからだ。
つまり「鹿島に得点」を与えないためには、得点の起点になる確率の高い、柴崎岳や小笠原満男に、如何に「仕事をさせないか」が、鹿島攻略のポイントになるものと考えている。
ただ、決して簡単ではない話だ。
例え、相手のキーマンに、89分間、仕事をさせなくても、あとの1分で「仕事」をされてしまう可能性があるのがサッカーだ。絶対に、集中は切らせない。例え、選手交代やプレー中断などで、皆が給水に向かっている間でも、である。
今節も、我慢する時間帯は、決して短くはないだろう。
川崎戦のように、心臓に悪い試合になる可能性は、大いにあると思っている。
その川崎戦のように、ときには、相手のシュートを、「バー様」や「ポスト様」に跳ね返して貰いたいという、幸運にすがりたい想いも棄てきれない。
今の仙台が、こういう強豪に勝つには、幸運を呼び込む事も必要だ。
前節のプレビューでも書いたが、「仙台は強い」という幻想を、改めて捨てるべきだ。
それでも勝ちたいなら、幸運を呼び込めるように、プレーでの必死さを出して、「鹿島に絶対に得点を与えない」という執念を、90分見せ続けるしかない。
0-0で進行していさえすれば、90分の中で、必ずどこかで得点機は来る。ただ、その回数は、決して多くはないだろう。シュート数も、半端ない数の差を付けられる可能性もある。
それでも、シュート数の差で勝敗が決まる訳ではない事は、前節の川崎戦でも再確認したばかりだ。仙台は、川崎戦の後半で撃てたシュートは、僅かに1本。その1本の松下のシュートが決まり、これが決勝点になった事は、記憶に新しい。
今節、形は違うかもしれないが、「耐えていれば必ず好機は訪れる」という展開はあるだろう。問題は、その好機を如何にモノに出来るか、だ。
この一戦も、「勝てるなら1-0」というイメージしか、筆者には湧いてこない。ウイルソンの先発起用が難しい今節であれば、なおの事だ。
「夏場に、試合に勝てない仙台」じゃない。
「夏場に、自分たちに勝てない仙台」なんだ。
90分。その中で、必ずや「勝機」が近づくタイミングはある。そのとき、しっかりと、それを掴み取る事が出来るかどうか、だ。
自分に負けるな、仙台。
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