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第22節 vs 鳥栖戦プレビュー 高温多湿、真夏の夜の我慢比べ。好調控え陣を擁する仙台が、得意源・FW豊田を軸に待ち受ける鳥栖の敵地へ乗り込む一戦。得点機をモノに出来るかどうか。勝敗の決め手は、暑いながらも惜しまない運動量と、ゴール前での落ち着きか。3戦連続ドローのこのカード、今度こそ、決着を。

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 処暑を迎え、少しづつではあるが、夏の暑さが抜け始めた感もある東北地方。だが、今節の対戦の地である九州・佐賀県は、まだまだ暑さの最中にある様子。気候は暑いが、順位はお寒いところに留まっている鳥栖が、今節の相手となる。

 
その鳥栖は、現在、J1得点ランク3位タイの14得点を挙げているFW豊田陽平を擁していながら、現在、14位に沈んでいる。それもそのはずで、リーグ戦ここまでの失点が47。現在、降格圏に沈む、湘南・磐田・大分よりも多いのだ。本来であれば、その降格圏に鳥栖が沈んでいてもおかしくない失点の多さなのだが、それを、ギリギリのところで沈まずに我慢できているその理由が、得点源・豊田の存在なのだろう。

 そんな鳥栖の敵地へ乗り込む今節の存在もまた、順位こそ8位を維持しながらも、主力選手の多くを故障で欠き、苦しい台所事情を強いられている。だがこちらは、ACLの経験を糧として成長を続けてきた控え陣が奮闘し、勝ち点を積み重ね続けて来ているのが救い。彼らの頑張りが無ければ、仙台とて、間違いなく降格圏に沈む可能性はある。「明日は我が身」そう思って臨んだほうが良いリーグ戦。

 
今節もやはり、仙台の台所事情は苦しい。前節で先発復帰を果たしたウイルソンは、痛めた箇所の大事をとって今節はまた欠場が濃厚。また、梁と菅井もかなり復帰してきている様子があるが、今節からは1週間で3試合の連戦となる事から、次節のホーム・セレッソ大阪戦にターゲットを合わせるべく、今節も帯同は無い見込みだ。
 
そこで、今節の注目ポイントは、復帰濃厚とみられるFW赤嶺の出来と、広島から期限付きで移籍加入してきた、DF石川大徳か。右サイドバックの菅井の欠場の穴を、最近ではルーキー蜂須賀が埋めてきたが、今節は石川大徳の右サイドバック先発起用が濃厚。広島からの移籍という事で、そのポテンシャルが楽しみな側面もある。
 
鳥栖・仙台のJ1での対戦成績は、ここまで3戦全てドロー。それも、全て1-1というリザルトである。今度こそ、決着が付くのだろうか。ただ、鳥栖は豊田が盤石なのに対し、仙台は、頼みの綱のウイルソンが欠場濃厚。ここはおそらく、赤嶺・柳沢の2トップに、ヘベルチ・太田・武藤の3人で2列目の先発を争う構図となるだろうか。守備陣では、角田がセンターバックでの出場となるか、或いは、ボランチでの先発復帰が観られるか。
 
いずれにせよ、まずは鳥栖の攻撃陣を封殺するための堅いブロックを形成し、90分の中で必ず訪れるであろう得点機を如何にモノにするか。例え相手が、今季ここまで47失点の鳥栖といえど、だからといって、仙台に得点チャンスが易々と訪れるという保証はどこにもない。また、せっかくの得点機をモノに出来ない点も、仙台の抱える悩みだ。
 
「決めるべきタイミングで決めきれない」それが、仙台の攻撃陣の悩み。いくらでも、決められるチャンスは試合の中で訪れているのだ。ところが、それをしっかりと決められない。そこに勝ちきれない理由がある。
 
相手が、失点の多いチームであれば尚更、そういうチャンスは、決して少なからず訪れるだろう。そのとき、しっかりと得点を挙げられるのかどうか。そこで逸機を繰り返すようであれば、90分のどこかで、豊田の一発を浴びてしまい、またもドロー決着、、、、或いは敗戦、、、、なんていう結果にも繋がりかねない。
 
今節も、最低限、お互い1点ずつは取りそうな予感。つまり、仙台が勝つためには2得点以上は必要、という予想を持っている。もちろん、失点などしたくない。だが、絶好調・豊田を擁する鳥栖を相手に、無失点は考えにくい。勝ちたいなら、2点が必須。それを実現するためには、今節も、ヘベルチの攻撃力を活かした展開へ持ち込みたい。
 
そして、前節に途中出場で戦線復帰を果たした武藤にも、今節は期待を寄せたい。ただ、フィニッシュのシーンでは、もう少し状況を見極める余裕が欲しいところ。前節の柏戦では、途中投入の二見からの絶妙なスルーパスに見事に反応し、角度の厳しいところからシュートを放ったが、これは惜しくも枠を捉えきれず。だがこの時、後方からウイルソンが詰めてきており、彼にマイナスのクロスで合わせられれば、間違いなく得点が入っていただろう。実際、ああいったシーンでは、他のチームならほぼ確実に決めている。そこが、他のチームと仙台との「差」だ。そこを埋められるかどうかが、仙台の得点力向上のキーになっているように思われる。
 
決して、攻撃力で他チームに劣っているとは思えない仙台。「最後の精度」さえ克服できれば、一気に順位を上げる事も可能ではないだろうか。
 
「上位に進出したい仙台」「降格圏からできるだけ遠ざかりたい鳥栖」
 
どちらも求めるのは勝ち点3。だが、両チームに勝ち点3は与えられない。その勝ち点3を獲得するのは、引き続き控え陣が好調な仙台か。それとも、大黒柱・豊田の一発を軸に、残留圏に食い下がりたい鳥栖か。
 
3戦連続で1-1というこのカード。今度こそ、決着が付くような気がしてならない。夏場の九州とあって、高温多湿が体力を蝕む我慢比べの様相も漂うが、勝敗の決め手には運動量も関わってきそうな予感。攻守にメリハリを付けて、最後まで運動量を落とさなかったほうが、決定打を相手に与えて勝利を収めるのではないか。
 
1週間で3連戦の緒戦だが、次節の心配をする余裕など無い。目の前の敵を倒してこそ、連戦の疲労も吹っ飛ぶというものだ。
 
勝利を収めての帰仙を、渇望する。



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