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前節の梁の復活ゴールは、ここから始まる仙台の"秋の勝ち点争奪合戦"参戦の狼煙と思いたい。毎年、夏場の成績が伸び悩む仙台という話は、もう耳にタコが出来るほど聞き飽きた話だとは思う。それでも今季は、7月・8月の成績としては過去最高のものを記録した。決して、成長出来ていない訳ではない。
ところが今季は、どうしても満足し切れない試合内容ばかりが目立つ。前節のC大阪戦こそ、梁とウイルソンの戦線復帰によって先制点を演出し、内容的にも今後の手応えを感じられた事から、ドロー終劇ではあったものの、内容は納得できる部類のものだった。だが、それ以前の試合からは、「選手の頑張り」は見て取れるものの、どうしても、フィニッシュやシュートの精度が悪く、得点が産まれにくい展開が続いている。
それもそのはずで、みなさんお気付きの通り、今季は、ここまでの全ての公式戦において、2得点止まりとなっており、3得点以上獲ったという試合が一つもないのである。
そこで、手元で利用できるデータから、過去の「3得点以上の公式戦の試合数」を抽出してみた。2007年からのもので、リーグ戦・ナビスコカップ・天皇杯・ACLを対象としている。
2007年:J2:8試合(49試合中)
2008年:J2:8試合(42試合中)
2009年:J2:13試合(51試合中)
2010年:J1:5試合(42試合中)
2011年:J1:4試合(38試合中)
2012年:J1:10試合(42試合中)
2013年:J1:0試合(31試合中)
今季、如何に、3得点以上を上げる試合が全く出来ていないかが良く判るデータだ。もっとも、3得点獲れなくても、1-0や2-1で勝てれば、勝ち点3は獲得できる。だが実際は、0-0や1-1の引き分け試合の数が圧倒的に多く、「負けないけれど、勝ちきれない」という、歯痒い試合結果に終わる事が多い。現状の仙台は、得点の少なさを、失点の少なさでカバーしており、それが、下位に沈むのを何とか食い止めてくれている。だからこそ、引き分けで地道に勝ち点1を積み上げられ、何とか、現在の11位という順位に留まっていられるのである。
これが、何試合かに1回でも良いから、3得点獲れるような試合が出来るようになれば、そのときの試合展開にも依るとは思うが、平均的に獲れる勝ち点が増えていくはずだ。3得点まで獲れれば、仙台の失点の少なさを考えると、その試合は、勝ち点3はどうにか手中に収められるだろう。
仙台の「伸び悩み」の原因は、今ひとつ伸びない「1試合平均の得点」にある。今季、ここまでの23試合で獲った得点は、僅かに24。平均、1試合に1点しか獲れていない。これでは、勝ちきる試合が出来る訳がない。ここを改善出来ないと、今後の勝ち点の伸びも、限定的に推移する事だろう。
ただ、前節に梁とウイルソンが復帰し、内容的にも手応えを感じている事から、今後は1試合あたりの平均得点が伸びていくような気もしている。気候も少しずつ涼しくなってきており、毎年の仙台お得意の「秋口に伸びる成績」が、その顔を出して来てくれる事だろう。そこへ向けて、何とかこの湘南戦に勝利し、勢いを付けて、9月の戦いへ繋げたい。
対するは、今節の相手となる湘南。7月のホーム対戦では、2-2の、、、ではなく、0-0のスコアレスドローで終わっている。この一戦では、武藤のリーグ戦初先発など、結果こそ出なかったが見どころは少なくない試合だった。あれから2ヶ月あまり。武藤は、先発や、ベンチ入りからの途中出場で試合に絡む機会が多くなり、間違いなく、主力の一角として定着しつつあるが、その武藤に、まだ得点という結果が産まれておらず、今後はそこも焦点にしていきたいところである。
・・・湘南の話に戻ろう。前回対戦から、リーグ戦は9試合をお互い消化した。この間、湘南は2勝1分5敗と、地面スレスレの低空飛行を強いられており、いつ墜落してもおかしくない状況だ。そこで、夏場の移籍ウインドウを使って、GKにアレックス・サンターナという、「異様に目立つ」選手を獲得したりするなど、テコ入れを図ってみたが、結果に改善の兆しは観られない。前節は、アウェイで柏を相手に5失点の大敗。毎試合のように失点を繰り返し、伸びているのは失点数だけという状況である。
だが、そんな相手であっても、仙台が得点できるという保証は、どこにもない。その事は、アウェイ鳥栖戦で、痛いほど味わった。目下、リーグワースト失点の鳥栖を相手に、1点も獲れなかった事は、自信喪失にも繋がりかねない結果だった。そして今節は、リーグワースト2位の湘南との対戦。単純に考えれば、「鳥栖戦の二の舞」となり、またも無得点で終劇という結果が、脳裏をチラホラと横切る。
そこを、復帰してきた梁とウイルソンが、どう打開してくれるか。前節から中2日と厳しい日程が続くが、これが終われば、9月の天皇杯2回戦を挟むためにリーグ戦は2週間空く。このため、「後ろ」を気にする必要はなく、思い切り湘南戦で、勝利のためにエネルギーを消化したい。
もうすぐ、夏が終わる。始まりの遅かった暑さは、そのエネルギーを一気に吐き出すかのように猛暑を呼び込んだが、その暑さにもめげず、仙台は、負傷離脱で相次ぐ主力陣の穴を、控え陣が見事に埋めた。例年、苦手としてきた夏場を乗り切った今季、ここから少しずつ戻ってくる主力選手を融合させて、本来の仙台の力を、この秋口にも取り戻したい。
気が付けば、残り11試合。ここからは少しずつ、優勝争いと残留争いがヒートアップしてくる。モチベーションの持って行き方の難しい順位(現在11位)ではあるが、4位までの勝ち点差が5しかない以上、順位をひっくり返せる可能性は、まだまだ充分にある。
残留争いや優勝争いから、距離が離れているからと言って、手を抜いて良い試合なんて、一つもない。いずれはまた参画したい、リーグ優勝争いへ向けて、力試しをし続けなければならないのだ。
攻め続けろ、仙台。
得点力の低さを、打開せよ。
「得点3」と「勝ち点3」を一気に手にする日は、そう遠くはないものと、強く信じている-。
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