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第25節 vs 大分戦プレビュー 天皇杯での快勝を経て再開するリーグ戦の相手は大分。最下位をひた走る相手だが、実は得点力は、仙台との差無しの26得点。となるとポイントは、「失点リーグワースト2位タイの大分 vs 失点リーグトップ4位の仙台」という、失点の我慢比べか。得点力に乏しい両チーム、これを打開するのはどちらか。

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 天皇杯2回戦のため、先週はリーグ戦がお休みだったJ1。2週間のインターバルによって、懸念だったサイドバックの選手の負傷が癒えつつあり、菅井や石川(直)あたりは戦列に戻ってこれそうな雰囲気もある仙台。天皇杯では、このサイドバック陣営の野戦病院状態の穴埋め役として、今季新加入のベテラン佐々木勇人が、ガンバ大阪時代の経験を活かして、右サイドバックを務めた。結果は、前線1分のスーパーミドルが決まり、これを足がかりとしての3得点解消。まさに「一発回答」のスーパープレーだった。

 ただ、リーグ戦となると、相手のハードワークによってプレッシャーを掛けられ、フリーでシュートを撃てる機会は激減する。もしくは、撃ったシュートのコースを、体を張ってブロックされてしまう。負けたくないが故に、「枠に到達するような」シュートを、簡単には撃たせては貰えない。

 
今節の対戦相手となる大分も、そういった類のチームだ。運動量を駆使したハードワークで、相手の持つボールに積極的にプレッシャーを掛け、そのこぼれ球から攻撃のチャンスを伺う。その他、今季からは、FC東京からレンタル移籍で途中加入したの梶山陽平を擁し、大分の攻守の要として、ボランチで活躍中。チームとしての結果はなかなか出ていないものの、8月17日のアウェイ浦和戦では、前半20分までに、梶山選手自身の挙げた先制点を含む3得点を奪ってみせるなど、攻撃面での存在感を見せつけた。
 
しかし、この試合では、その後に浦和に4失点を喰らい、大々逆転敗戦を喫した。アウェイの浦和戦で、浦和を相手に前半20分までに3得点するなど、どんな強豪チームでも、そうそう簡単に出来る事ではない。それだけ、大分の攻撃能力はポテンシャルが高いと思われ、決して油断はならない。
 
仙台としては、前回の対戦(7月6日)にしても、その時点で既にリーグ失点ワースト級った大分から、わずか1点しかとれずに1-0の辛勝。その後も大分は失点が止まらず、勝ち星に見放され続けている。
 
だからと言って、今節も仙台が「大分に勝てる」という保証は、どこにもない。
 
むしろ、天皇杯で3得点を挙げて快勝した事が、精神的な怠慢を呼び込み、ホームで大分に勝ち星を献上するというような惨敗を喫する事に繋がりかねない。事実、前節・湘南戦での3失点敗戦は衝撃的だった。相手のホームだったとはいえ、セットプレーでのミスを連発しての複数失点は、失望に近い、無力感を味わった。。
 
そうなのだ。天皇杯の3得点快勝で忘れかけていたが、リーグ戦の前節は、3失点を喫して敗戦しているのだ。それを思えば、今節は、絶対に「連敗」は出来ない。そういう一戦なのである。
 
ただ、攻撃に関しては、天皇杯で3得点を挙げた、良いイメージは持っておきたい。その上で、相手が最下位の大分といえども、大分が浦和の敵地で前半の20分までに3得点を挙げるようなチームである事を念頭において、まずは、ガッチリとしたブロック守備構築が肝要。前半なんか、0-0でも充分OKなくらいだ。
 
大分のストロングポイントは、やはり豊富な運動量に尽きる。そして、それをベースとした厳しいプレッシングやチェイシング、守備への素早い帰陣など、常に気を抜けない展開を強いられる相手である。
 
それでも、大分が勝てない理由。それが、後半の失点の多さだ。前節までの後半失点数31は、鳥栖の34に続いてワースト2位。付け入る隙は充分にあるはず。但し、その「失点が多いチーム」であったはずの、鳥栖(現在ワーストトップの50失点)と、湘南(現在、ワースト2位タイの46失点)の両チームに、仙台は敗戦を喫している。必ずしも、相手の失点の多さは、今季の仙台の好材料となっていないのが現状である。
 
だが。
だから、こそ。
 
今節は、その「得点」に拘って観戦してみたい。ポイントとなるのは、「仙台が一番多く得点を取っている時間帯」と、「大分が一番多く失点している時間帯」にある。
 
実は、今節の対戦カードにおいて、この2つの時間帯が見事に噛み合うところがある。それが、「後半開始から後半15分まで」の時間帯である。
 
仙台は、ここまでの26得点中、実に9得点を、この後半開始から15分間に挙げている。
そして大分は、ここまでの46失点中、実に14失点を、この後半開始から15分間に喫しているのだ。
 
今季のお互いの過去データを見る限りでは、この「後半開始から15分間」での得点・失点が、両者の勝負の行方を左右している様子が伺える。
 
まずは、前半は0-0でも構わないので、最低でも、イーブンでの折り返しを。その上で、後半の頭から積極的に撃って出て、首尾良く先制点を挙げたい。もちろん、この他の時間帯でも、得点が獲れそうなチャンスのときは、確実に決めて欲しいのは言うまでもない。
 
「決めるべきときに決められない」
 
それが、仙台が抱える、今季最大の課題だ。フィニッシュの精度は、相手に関係なく、勝敗を直接的に左右する。そう、「相手に関係なく」だ。鳥栖相手でも、湘南が相手でも、決めるべきときに決めていれば勝てた試合だった。
 
仙台は、以前から、「優勝争いをしているような強豪チームには善戦しておきながら、残留争いをしているような苦境のチームには苦戦を強いられる」という悪癖がある。そして今節も、そんな苦境に立たされているチームが相手だ。決して、楽観視はしていない。
 
それでも、1サポーターである限り、観戦に行く。応援する。
 
勝利を信じて。活きる力を貰いたくて-。
 
天皇杯で掴んだ「マルチ得点の感覚」を、この再開するリーグ戦に繋げられるか。
 
それが出来なければ、この先しばらくは、中位に沈んだままだろう。
 
だが、それで、いいのか?
意地を見せろ、仙台!



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