訪問者数:

ページビュー:

J1第19節 vs 甲府戦プレビュー 一気に出揃った新戦力を引っ提げ、"今度こそ"の想いで勝ち点3を望む一戦。もはや、後ずさりの余地なし。順位で並ぶ残留争いのライバルとの直接対決は、敵地で相手を蹴落とす以外の結果が許されない排水の陣。村上、野沢、そしてようやくJ登録されたハモン・ロペスの出場は?結果の行方は?

トラックバック(0)
■サッカーブログランキングに参加しています、ご協力をお願いします■
にほんブログ村 サッカーブログ ベガルタ仙台へ
にほんブログ村

 ようやく、ハモン・ロペスのJ登録が完了し、今節から出場可能に。世界情勢の煽りをこんな形で受ける事になるとは、本人もクラブも、そしてサポーターも、夢にも思わなかったに違いない。だが、それもようやくクリアに。ハモン様の、実力や如何に。

 そして、ハモンの出場可能のタイミングと同時に、DF村上とMF野沢もスタンバイOK。今節、場合によっては、新戦力3選手を帯同する可能性も考えられる。今節は、ウイルソンの帯同が難しいのでは、との情報もあり、相手の意表を突く意味も込めて、いきなりハモンを先発起用する案も考えられる。ただ、手倉森前監督なら、こういった「サプライズ起用」は極力しない人だったので、そのDNAを受け継いでいる渡邊監督が、果たしてどのような采配を揮ってくるのか。今節は、そういう意味でも楽しみな一戦である。

 
連戦で複数失点が続く守備陣に目を落とせば、最近は、右サイドから崩されるケースが多くなっている事に気がつく。そう、菅井のポジションだ。プレーを観ていると、負傷者続出の影響による連戦の疲労に加えて、1試合の中でも、肝心な時間帯でマークを突破されてしまうシーンも散見されるなど、本来の菅井の出来からは想像出来ないプレーが目に付く。本来なら、そろそろお休みさせたいところなのだが、これまでは、守備陣、特にサイドバック陣の負傷者が相次ぎ、そうも行かなかった。
 
そこで今節は、菅井をお休みさせ、かつ、相手の意表を突く意味でも、DF村上を右サイドバックで先発起用する案が望まれる。
 
最後に、野沢の起用タイミングについて。勝手な予想だが、まずはベンチスタートとし、後半の要所で、右サイドの太田に代えて野沢を投入したい。「頭から起用」という選択肢もあるが、そうすると、前節から一気に新加入の3選手が全員先発という事になってしまい、連携面での懸念が出てくる心配から、野沢については、今節はベンチスタートと観ている。但し、活躍次第では、当然、次節からは先発もあり得るだろう。鹿島の"生え抜き"を、どう活かすのか。若き指揮官の手腕が問われる。
 
ただ、これだけ新戦力の融合が考えられると、練習による連携確認も時間が足りないはず。なので、今節に採用する戦術も、できるだけ「シンプル・イズ・ベスト」に。既存戦力だけではもう勝てないと、誰しもが判っているこの状況下では、せっかくの新戦力を最大限活かす方法を、採らない術はない。
 
もう、あとがない状況。だが、新戦力に期待できるこれからなら、まだ「間に合う」。
 
新戦力による「化学変化」は、起きるのか。
相手を圧倒するディフェンスは、復活するのか。
 
そして、新戦力を交えての「新しい"仙台らしさ"」は誕生するのか?
 
崖っぷちな状況ならがも、ここから"脱皮"できるかどうかが楽しみな一戦。
果たして、結果や如何に-。



■サッカーブログランキングに参加しています、ご協力をお願いします■
にほんブログ村 サッカーブログ ベガルタ仙台へ
にほんブログ村