何の役にも立たない過去のデータを引っ張り出して、関係者を浮き足立たせる報道には、もう飽き飽きしている。
案の定、敗戦を喫した。暑い関西地方。せっかくの前半の先制点を活かせず、「裏」をアッサリと獲られての失点。その後のセットプレーでも、マークが付ききれず。
守備面での反省点がクローズアップされてしまった一戦だった。
もう、何度も書いてきているが、「アウェイで、せっかく獲った先制点を守りきれない」のでは、いつまで経っても、アウェイでは勝てっこない。それなのに、「前半と同じような」「ホームと同じような」サッカーをしようとする。
アウェイ。
前半のうちに1点を先制。
それじゃ、後半にやる事は、判りきってる。
ホームのように、大声援の後押しを受けて、イケイケで攻め立てるのではなく、1-0覚悟で、しっかりと最後まで守りきる事だ。それしかない。
その中で、カウンターで2点目が取れれば、御の字じゃないか。
これも、何度も言ってるが、仙台はまだまだ、決して強豪と呼べるようなチームじゃない。
アウェイで、首尾良く1点を先制したなら、他の強豪チームと同じような事をしては、まず勝てないだろう。
己の実力のほどをわきまえて、半ばクレバーに、奪った1点を、最後までしぶとく守りきるしか、活路はないのだ。
いつから仙台は、川崎だの、広島だの、鹿島だの、歴史ある強豪チームと肩を並べたのだ?
否。
そんな事は、絶対にない。
次節の「アウェイ戦」では、是非、そこを判って戦って欲しい。
だがとりあえず、今節はホーム戦である。
清水戦のときも、お盆期間中ながら涼しかった。相手が不調という事もあったが、それでも、ホームの大声援を受けて、何とか勝つ事ができた。
今節も、似たような状況にある。涼しいホーム戦。前節アウェイでの反省。アウェイでの反省点を、ホームでの戦いに活かす。今は、その繰り返しをするしかない。
今は、アウェイでの負け分を、ホームで勝つ事で取り返せれば良い状況にある。
前節の敗戦を、必要以上に引きずる事なく、臨んで欲しい。
ホームなのだ。
「自分たちのサッカー」さえできれば、必ず勝てる。相手は関係ない。
チームに足りないところは、サポーターが、声で後押しする。
力を合わせて、マリノスを倒そうじゃないか。
4月の勝利なんて、もう過去の事だ。忘れてしまえ。
目の前の対戦相手は、4月に対戦した相手とは違う。
それを忘れなければ、絶対に勝てる。
いざ、参らん。残暑のユアスタへ。
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