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J1第22節 vs 横浜FM戦プレビュー "涼しい"ホーム戦。前節の反省。8月最後の戦いを締めくくる対戦相手は、渡邊監督就任後に初勝利を挙げた横浜FM。リーグ戦再開後の8戦を僅か1敗で凌ぐ相手に土を付けるべく、万端の準備でその"刻"を待つ。この一戦で勝利なくして、今季の上位進出無し。踏ん張れ、仙台。

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 前節の神戸戦。

 
「清水に勝った勢い」だの、「過去対戦では4戦4勝で好相性」だの。
 

 何の役にも立たない過去のデータを引っ張り出して、関係者を浮き足立たせる報道には、もう飽き飽きしている。

案の定、敗戦を喫した。暑い関西地方。せっかくの前半の先制点を活かせず、「裏」をアッサリと獲られての失点。その後のセットプレーでも、マークが付ききれず。
守備面での反省点がクローズアップされてしまった一戦だった。
 
もう、何度も書いてきているが、「アウェイで、せっかく獲った先制点を守りきれない」のでは、いつまで経っても、アウェイでは勝てっこない。それなのに、「前半と同じような」「ホームと同じような」サッカーをしようとする。
 
アウェイ。
前半のうちに1点を先制。
 
それじゃ、後半にやる事は、判りきってる。
ホームのように、大声援の後押しを受けて、イケイケで攻め立てるのではなく、1-0覚悟で、しっかりと最後まで守りきる事だ。それしかない。
その中で、カウンターで2点目が取れれば、御の字じゃないか。
 
これも、何度も言ってるが、仙台はまだまだ、決して強豪と呼べるようなチームじゃない。
アウェイで、首尾良く1点を先制したなら、他の強豪チームと同じような事をしては、まず勝てないだろう。
己の実力のほどをわきまえて、半ばクレバーに、奪った1点を、最後までしぶとく守りきるしか、活路はないのだ。
 
いつから仙台は、川崎だの、広島だの、鹿島だの、歴史ある強豪チームと肩を並べたのだ?
 
否。
 
そんな事は、絶対にない。
 
次節の「アウェイ戦」では、是非、そこを判って戦って欲しい。
 
だがとりあえず、今節はホーム戦である。
 
清水戦のときも、お盆期間中ながら涼しかった。相手が不調という事もあったが、それでも、ホームの大声援を受けて、何とか勝つ事ができた。
 
今節も、似たような状況にある。涼しいホーム戦。前節アウェイでの反省。アウェイでの反省点を、ホームでの戦いに活かす。今は、その繰り返しをするしかない。
 
今は、アウェイでの負け分を、ホームで勝つ事で取り返せれば良い状況にある。
 
前節の敗戦を、必要以上に引きずる事なく、臨んで欲しい。
 
ホームなのだ。
「自分たちのサッカー」さえできれば、必ず勝てる。相手は関係ない。
チームに足りないところは、サポーターが、声で後押しする。
 
力を合わせて、マリノスを倒そうじゃないか。
4月の勝利なんて、もう過去の事だ。忘れてしまえ。
 
目の前の対戦相手は、4月に対戦した相手とは違う。
 
それを忘れなければ、絶対に勝てる。
 
いざ、参らん。残暑のユアスタへ。



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