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後半15分、後半17分、後半15分-。
今節の栃木戦を含めた、過去3試合の失点の時間帯である。それも全て「先制点献上」である。この間に行われているサテライトでも、後半15分に失点(やはり先制点)を許しているため、実に4試合で、後半15分付近での失点を喫している事になる。
偶然と呼ぶには、あまりにも出来過ぎた状況である。よく「魔の時間帯」と言われる事があるが、現在の仙台にとっては、まさにこの時間帯がそうなのだろう。
晴れ、無風、湿度87%、気温23度。夜開催である事を考慮しても、気候的には「初夏の様相」をみせたこの対戦で、仙台は、早速苦しい展開を強いられてしまった。
蒸し暑さのせいか、前半はまるっきり「仙台らしさ」の影も形も見られず。確かに相手は引いて守ってきており、時折繰り出してくるカウンターに手を焼いた事は認める。だが、それを差し引いても、あまりにも単調な攻撃を散発するに留まる仙台に、前半中の得点の雰囲気は、全く感じられなかった。前半は「省エネサッカー」だったのか?いや、そんな事は決して無いだろう。
そして迎えた後半。ハーフタイムをお互い0-0で凌いだ事により、後半は双方共に攻撃のシフトアップをして臨んでくると思われたが、やはり予想通りの展開に。
だが、喉から手が出るほど欲しかった先制点は、魔の時間帯に、またしても相手に転がり込む。最近、ミスの目立つ田村のクリアミスが起点となり、ここから大久保に左足で決められる。もう、ええ加減にせよ、と。何度、同じ時間帯で失点すれば気が済むのか、と。
しかし、東京V戦で見せた「すぐに追いつく粘り」は、この試合でも健在だった。関口の5試合ぶりの得点。この日、頭髪を黒に戻して短くし心機一転のドリブラーは、栃木サポーターの先制点の束の間の喜びに冷や水を打つ同点弾を放った。仙台失点後の、僅か4分後の出来事だった。
これで息を吹き返した仙台は、平瀬→中原、斉藤→富田の交代を経て、中島の決勝弾へと試合の駒を進めていく。決勝弾は、梁の左サイド奥からのセンタリングから。中原が苦し紛れに頭に当てたボールが、巧い具合に中島のところへ飛んでくる。おそらく、この試合最後の得点機会だっただろう。渾身のヘッドは、相手DFとGKを見事にすり抜け、ゴールに吸い込まれていった。
FW中島祐希の、見事な復帰弾だった。最近、ソアレスに得点が産まれていない事もあり、FWの得点に停滞感が発生している雰囲気も漂っていただけに、復帰した中島の得点は、FW陣の先発争いの激化に拍車をかけてくれるだろう。
それにしても、苦しい試合だった。勝ったことは良かったが、最近めっきり、内容が伴わなくなってきた。ただ、他のライバルたちも決して楽な勝ち方はしていない。唯一悔しいのは、福岡が仙台に勝ってからというもの、他のライバルをサッパリ苦しめてくれないという事だ。甲府に6点も献上し、得失点差でも肉薄されてしまった。
(そんな福岡から勝ち点1でも奪っていれば、今頃2位だったのであるが。)
何気に、3連戦の2戦目。中2日で、またすぐ試合はやってくる。今度は、最近4試合を勝利から見放されている札幌が相手。4試合で7失点と、これまた勝利を渇望する手強い相手との対戦となる。
だが、宮スタでの今季ラストゲームは、何が何でも落とせない。この試合も、もしかしたら内容の伴わない試合になるかもしれないが、熾烈な昇格争いの中、勝ち点3さえ取れれば、今は御の字だろう。
余韻を愉しめるほど、今節の勝利の味は甘くない。次の札幌戦に勝ってこそ、熟味が増すというものだ。
C大阪との直接対決まで、あと1試合。何が何でも、勝って大阪に乗り込む-。
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