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長いリーグ戦も、この節より後半戦へ突入。昇格へ向けた気持ちを新たに、いざ折り返しの戦いへ臨みたいところであるが、その「気持ちを新たにする」ために、充分過ぎるほどの材料が揃っている今節である。
芝の改修工事を終えたユアテックスタジアム仙台での、今季初開催。しかも夜とくれば、どれだけカクテル光線に芝目が美しく栄えて見える事だろうか。愉しみで仕方がない。
その我らが「聖地の再生」を、仙台フィルが、新たに作曲されたチーム専用のファンファーレで更に盛り上げてくれる事に。今節の試合前 18:15 くらいから、実際にスタジアムにて演奏されるとの事。一部のニュースでは、その一片を聞くことができたようではあるが、公式にはまだ誰も聞けていない。是非とも、クラブの公式HPにて聞けるようにして欲しいものである。
※この日は平日という事もあり、18:15 時点では会場に着けない人もいる事だろうが、おそらく後日の各局のニュースでも取り上げられるものと思われる。
さて、聖地へ帰還できる事に感慨ふけっていても、何も始まらないので、そろそろ草津戦に向けたプレビューを。
前節、5試合ぶりに無失点を、しかもあのC大阪を相手にこれを達成できた事で、リーグ最少失点を誇るチームに、再び無失点への自信が生まれた事だろう。中2日という厳しい日程ではあるが、この日程の厳しさは今季これに始まった事ではない。コンディション調整については、今更、外野があれこれ言っても始まらないと思うので、失点に関しては、ひたすら無失点を継続して欲しいと願うのみである。
朴柱成の離脱に加え、ソアレスも腹筋痛で出場できない状況に陥り、一時はどうなる事かと思われたが、もともと昨年はこの2人は居なかった事もあり、残ったメンバーでのやりくりに問題はなかった。その中でも、中島の復帰や、中原の復調は好材料。2人とも、C大阪戦では良いところをみせてくれた。特に中原は、幻のゴールのシーンは完璧なドンピシャヘッドだっただけに、味方のファウルで帳消しにされたのは残念だった。2人とも、その悔しさを今節の草津戦にぶつけてくれるものと期待している。
そして、ユアスタ開幕戦に、アウェイチームとして「運良く」乗り込んでこれるチームが草津という事になった。J参入後、未だかつて敗戦を喫していない相手ではあるが、昨年の水戸戦の例もあるだけに、決して侮れるものではない。ユアスタ開幕に浮かれる事なく、しっかりと勝ち切りたい。
その草津側で気になる選手としては、やはり直近の試合で5試合連続ゴールをマークした、FW後藤涼か。前節の徳島戦で連続ゴールこそ止まったものの、驚異には違いない。仙台守備陣には、充分に警戒して欲しい。
そして、前回第一クールの対戦では出場できなかった、同じくFW都倉賢。彼はここしばらくゴールが生まれていなかったが、前節の徳島戦で実に7戦ぶりにゴールを記録。第一クールでは仙台を相手に戦えなかったため、今節の対戦を愉しみにしている事だろう。
草津側の2トップは、おそらくこの都倉と後藤の2枚看板で臨んでくるものと考えられるが、正直言って、C大阪の香川や乾ほどの怖さはないと思う。ただ、毎試合のようにゴールを量産している後藤は、「得点の嗅覚」に気が付いている可能性もあり、ある意味香川よりも要注意な部分はある。また、都倉の高さはセットプレーでも驚異であり、この点については、前田を欠いていたC大阪よりも注意を要すべき点だ。隙をみせれば、C大阪戦で中原が決めた幻のゴールのように、一発でヤラれる可能性もある。
ただ、現在の草津は、チームとしては、決して好調とは言えない状況のようだ。後藤の5試合連続ゴールを含めた直近の6試合を見ても、2勝3分1敗と、なかなか勝ち切れない展開を強いられている。今季リーグ開幕戦より3連勝した以後は、ただの一度も連勝を記録できていない。
その理由は明白で、草津は、毎試合のように失点を許すチームだからである。25節を消化した現在においても、草津が今季達成した「無失点試合」は、僅かに4。仙台が12である事を考えると、如何に守備の面で問題を抱えているかが解る。
ただ、直近の3試合だけをみれば、最下位の横浜FC戦を含むとは言え、失点は僅かに2。最後に2失点を喫したのが4節前の水戸戦である事を考えると、ある程度、守備の再整備が進んでいる可能性もある。今節はJ2屈指の攻撃力を持つ仙台が相手との事で、より一層守備にテコ入れを図ってくる可能性もある。仙台としては、そこを「どうこじ開けるか」を考えなければならない。
それでも、仙台としてはおそらく、メンバーはC大阪戦の先発陣をベースにすると思われる。朴柱成やソアレスを欠く中においても、充分に攻撃は機能しており、日程が中2日という事もあって「やり方」に大きな変化は求められないだろうし、またその必要もないと考えられる。何より、勝てたはずのC大阪戦の悔しさが冷めやらぬメンバー全員が、短い期間ですぐに試合があるとなれば、それこそが何よりの「カンフル剤」と言える。
7月の6試合においては、上位4チームのどこかが必ず対戦カードが組まれている。その第一幕がC大阪-仙台戦だった訳だが、このカードは惜しくもドロー決着。そして今節は、湘南-甲府というカードが組まれている。
両方のチームが同時に勝ち点3を得る事はなく、痛み分けか、あるいはどちらかが必ず後塵を拝する事になる。甲府が敗戦するなら、4位との勝ち点差を引き離す絶好の機会であるし、湘南が敗戦するなら、首位との勝ち点差を縮める機会でもある。(その裏で、栃木-C大阪という対戦カードもある。最近の栃木は、仙台戦に敗戦のあと、湘南戦・甲府戦を立て続けにドローに持ち込んでおり、今節もちょっぴり期待している)
いずれにしても、勝てば3位以内確保優勢、もしくは上位進出に向けて大きく前進できるだけに、このカードは絶対に落とせない。仙台としても、ここのところ引き分けが多く、ここらでまた連勝を積み重ねておきたいところである。
あと2週間もすれば、好調FW陣にサーレスが加わる。7月の6試合の後半3試合はサーレスを入れて戦えるため、なんとしてでも、そこまで踏ん張らねばならない。
だが、ここから3試合は全て下位対戦という事もあり、「踏ん張る」どころか、3連勝がどうしても必要になる。上位との対戦では絶対に負けず、下位との対戦では絶対に勝つ。それが、昇格に向けた最低限のノルマである。
現時点で、持てる力を全て発揮し、そして「新生ユアスタの空気」をも味方に付け、なんとしてでも勝利を収めたい。
平日夜の開催ではあるが、ユアスタ開幕という事もあり、多くの方が足を運んでくれる事だろう。
今季昇格決定へ向け、リーグ戦折り返しの第一歩の歩幅は、是非とも「勝ち点3」としたいものである。
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