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第36節vs岐阜戦プレビュー 昇格戦線、Re:START! 勝ち点差1の中に4チームと、5差で追いかけてくる水戸を含めた「4.5強」で、最終クールの火蓋は切って落とされた。音を上げたチームが脱落する、サバイバルJ2。今節、生き残るのはどのチームだ!?

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前節を終わってみれば、勝ち点差1の中に4チームがひしめく大混戦。昨年の広島のように抜け出しに成功したチームは無く、近年類を見ない、団子レースが展開されている。

その前節を、湘南との対戦でドローとした仙台。勝てば首位ではあったが、「勝てば××」というフレーズの立った試合には、案外勝てない仙台でもある。だがこの試合に関しては、相手に勝ち点3を与えなかった点で、ぎりぎり及第点と言える。エリゼウのミスさえなければ、「1ー0で勝利するというゲームプランだった(手倉森監督・談)」事を考えると、今節はエリゼウが守備を修正できれば、建て直しは充分に可能だ。(建て直しと言うほどのものでも無いかもしれない)

そして今節、チームは、ケガを圧しながら出場し続けてきたサーレスを欠く布陣で、試合に臨む事になりそうである。

その代役は、FW中原が濃厚。前節・湘南戦でもチームを救う同点弾ヘッドを決め、スーパーサブとしての存在感は充分にアピール。あとは、先発で結果を出せるかどうか。今季、何度か先発のチャンスのあった中原だが、今季は先発した3試合でのゴールがない。やはり本人としては、先発出場でゴールを決めてナンボ、と思っているだろう。

だが、今節のプレビューにあたり、敢えて、中原の先発起用には「条件」を付けさせて頂きたい。

本人曰く、「ヘッドでは結果を出せているので、今度は足でズドンと」とのコメントを出しているとの事であるが、リーグ戦の2/3を過ぎてなお「足での得点が1点」しかなく、全6点中5点をヘッドで決めている選手の「今から足での得点を狙う」など、誰も期待はしていないだろう。

むしろ、ヘッドオンリーで構わないから、どんどん頭だけでゴールを狙って欲しいものだ。

もちろん、ゴールが決まるのなら、足によるものでも歓迎する。だが、希望を言わせて頂ければ「足で狙うありき」ではなく、あくまでも「頭で狙う事を主体とする中で、シーンによって足のほうが良いシュートを撃てるなら」という条件で、先発に臨んで貰いたい。

そして、チームと首脳陣にも注文を。

中原を頭から起用するのなら、中原の頭を徹底的に狙う戦術を。そして中原には、90分体力を持たせようとせず、前半で試合を決めるくらいの覚悟で、運動量を惜しまず走って欲しい。

そしてチームには、中原に代わる「スーパーサブ」をきちんと用意し、そのサブの選手の特長を活かした戦術を用意して貰いたい。中原を途中投入した際には皆が原の頭を狙うように、中原を先発起用するなら、中原に代わるスーパーサブと、その起用法の用意が必要になる。

もし、その準備が万全に出来ないようであれば、中原を先発起用する事には反対である。これは、中原の先発に不満がある訳ではなく、「スーパーサブとしての中原の代役」に見合う選手がいないのであれば、中原をサブに置いておくしかない、という事である。

だが幸い、仙台にはFWの駒が揃っており、「中原の代役」にも遜色は無いと思っている。平瀬やソアレスという大駒がおり、なぜにこの2人が先発回避を続けるのかが疑問視されて久しい。平瀬に関しては腰痛の問題がある事が判っているが、ソアレスについてはサブ入りが続いている事から、コンディション面で問題ないはず。

今節、できればソアレスの先発を観たいくらいである。

だがおそらくは、中島-中原の先発となる予想。平瀬が起用できるなら、途中から平瀬-ソアレスでも良いかもしれない。いずれにせよFWの人選は、交代メンバーも含めてしっかりと検討して欲しい。

ところでFWと言えば、今節の対戦相手である岐阜の、チーム得点王である佐藤洸一が累積で出場停止。これはこれで好材料ではあるが、仙台は相手の主力選手の欠場が必ずしも好結果に繋がる印象の薄いチームである事から、あまり手放しで喜べはしないだろう。むしろ、岐阜のFWには高身長な選手が他にも揃っており、決して制空権を手中に出来ている訳ではない。むしろ、中原が先発することで「制空権争い」つまり空中戦になる可能性すら秘めている。それはそれで、見応えのある試合が期待できそうである。

しかしこの試合、見応えのある空中戦を期待するためには、岐阜のストロングポイントを抑える、辛抱強い守備が大前提だ。

今季の岐阜は、とにかく前線からのチェイシングが激しいチームである。若さゆえの武器である運動量を如何なく発揮し、敵側のポゼッションに執拗に喰らい付き、厳しいプレッシャーでミスを誘発させる。そして、ボールを奪った際の攻め上がりの速度は、おそらくリーグ屈指に近い。今節はFW佐藤こそ居ないが、片山・朴・西川ら同年代の活きのいい選手は健在。佐藤一人が居ないからと行って、チーム全体の運動量が激減するとは思えないため、そこをしっかりと「いなす」頭脳的な守備が必要になる。

そしてもう一つ、岐阜との対戦において特徴的な数字がある。

それは、今季の2度の対戦において、一度も岐阜に得点を許していない事。実は、今季の17チームとの対戦中、岡山と岐阜に対してのみ得点を許していない。その2チームのうちの一つが岐阜なのだ。

こういう対戦成績で臨む、最終クール。相手の心境を思えば、「今季最後の対戦では、絶対に仙台から得点を奪いたい」と意気込んでくるはずだ。失うもののないチームが、今季まだ仙台から奪っていない「得点」を目指して、形振り構わず攻撃を展開してくる可能性もある。チーム得点王の佐藤が出場停止ならば、尚更だ。仙台としては、決して「それ」に飲まれてはならない。

岐阜としては、佐藤を欠く以上、アウェイながら全員攻撃サッカーを繰り出してくる事も予想される。そこを冷静に凌ぎ、90分の中で必ずやってくるチャンスをしっかりとモノにする事ができれば、結果として1-0や2-0での勝利を収められるはずだ。

そして大事なのは、「無失点で勝利する事」に尽きる。この時期、昇格争いを展開するチームに求められる強さとは、「少ないチャンスをモノに出来るかどうかの勝負強さ」である。

今節、すでに甲府と湘南の試合は終了。それぞれ、1-0で勝利を収めており、暫定ながら仙台は4位に沈んでいる。だが、勝てば首位の可能性は十分に残っており、他チームの結果を気にする事なく、とにかく、目の前の岐阜を確実に叩いて勝利する事だけを考えたい。

最後に、累積リーチの選手が増えてきている事が気になっている。今季、累積で出場停止を受けたのは、未だ田村と朴の二人だけではあるが、ここへ来て、渡辺広大・エリゼウ・千葉・ソアレスの4名が累積リーチ。特に、渡辺広大・エリゼウのどちらかがカードを貰ってしまえば、今季初めてセンターバックの入れ替えが発生する事になる。

すぐにやってくる次節が東京V戦である事を考えると、ここでの警告は非情に嫌なものがあるが、、、こればかりは、やってみないと判らないし、それを恐れてプレーの大胆さに影響が出てはならない。

もし万が一、累積による次節の出場停止があったとしても、それをカバーしてくれる仲間を信じ、今は目の前の試合に集中して、勝利をもぎ取りたい。

絶対に、無失点で終わろう。得点は1点でも構わない。

昇格に値するチームならば、この試合は、絶対に落とす訳にはいかないのだ。




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