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第38節vs岡山戦プレビュー 首位躍進の予感。C大阪-甲府戦の裏で、虎視眈々と「奪首」を狙う仙台。今度こそ、ソアレスの先発と久しぶりの得点に期待がかかる。今節も「勝ち点3必須」の一戦。

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西が丘での「オドロキの快勝劇」から中3日。残り14試合となり、昇格争いも佳境に入りつつあるJ2リーグだが、昇格争いのライバル4チーム(申し訳ないが5位の水戸はこの際、話から外させて頂いて)中、もっとも勢いの出ている仙台が、有利な立場にあると言える。

ここで、上位4チームの「直近5戦の成績」をご覧頂きたい。

セレッソ大阪 2勝2分1敗
ベガルタ仙台 4勝1分0敗
湘南ベルマーレ 2勝2分1敗
ヴァンフォーレ甲府 2勝2分1敗

 

なんと、仙台以外の3チームは、みな2勝2分1敗(勝ち点8)で横一列なのだ。そこへ、仙台が4勝1分0敗(勝ち点13)で、昇格圏に割って入った格好なのである。そう、勝ち点の積み上げペース(マラソンなら、ストライド=歩幅に相当するだろうか)で言えば、間違いなく仙台がトップなのである。

そして、この直近5戦の躍進の立役者は、言わずともがな。FW中原貴之選手である。この5戦中、なんと4発。うち1発は前節のPKによるものだが、これとて、「彼が自分で仕掛けてFKを得て、そのFKからの放り込みでPKを獲得し、そのPKを自分で決めた」ものであるから、誰にも文句を言われる筋合いの無いゴールである。

監督の最近のコメントからも判るように、今季はもうしばらく、スーパーサブ要員として、試合を決める大事な仕事を任される模様。野球で言うなら「ピンチヒッター=代打の切り札」である。今後、他チームからのマークは一層厳しくなるだろうが、「あの"高さ"は、判っていても止められない」と他チームの関係者にも言わしめるほどの威力。今後も、苦しい試合展開での大きな期待感を寄せられる存在となるだろう。

そしてもう一人。出場停止を喰らったサーレスに代わり、先発を任されそうなのが、FWマルセロ・ソアレス選手である。既にケガからは復帰し、毎試合のようにベンチ入りは果たしているものの、出場時間がまだ限られており、なかなか10点目の大台に突入できないでいる(現在9得点はFWとしては最高得点)。

だが、帯同しながら出場出来なかった試合でも、試合後の挨拶などでサポーターと一緒に喜びを爆発させるなど、自身の活躍よりも「サポーターと一緒に、チームが勝った喜びを分かち合いたい」という姿勢も大事にしている感も見受けられる事から、フォア・ザ・チームの精神を改めて感じさせられる。

そのソアレスに、とうとう久しぶりの先発の役が廻って来そうだ。もし先発に復帰となれば、実に6月24日の第24節・栃木SC戦(グリスタ)以来で、2ヶ月半ぶりとなる。近そうで遠かった10点目を今節で達成できれば、先発復帰と併せて、本人にとってもチームにとっても喜ばしい事となる。

残り14試合。そろそろ、ソアレスの爆発力を「拝み直したい」サポーターも多いことだろう。筆者も含め、今節のソアレスの先発復帰と、そして得点に、大いに期待させて頂こうと思う。

その他、太ももの痛みから復調しつつある菅井の先発復帰も濃厚。あとは、前節の東京V戦で見事に「攻守の要」になってくれたボランチ富田にも、大きな期待を寄せたい。現在、千葉が累積3枚で、いつ出場停止を喰らってもおかしくない中、連戦の無理の利かない永井と復調してきた斉藤の2枚だけでは、若干心許ない部分もあっただけに、富田の前節の活躍(サッカー新聞・エルゴラッソ紙の評価ではMOMを獲得し、佐々木聡氏のベガモ・YESノートでも高評価だった)ぶりは、ボランチの層の厚さに安心感を与える好材料だ。あの動きが毎試合できるのなら、もう残り試合の先発を全部任せたいくらいである。

また、田村も久しぶりの先発で、こちらも完全復帰をアピール。一柳と共に、両SBのバックアップ体制は確立したとみて良いだろう。

その一方で、CB陣に些かの不安を隠せない。今季、完全に大黒柱となったエリゼウと渡辺広大が、共に累積3枚で出停リーチ状態。バックアップは?というと、今季全くトップ出場機会のない木谷と細川に、一柳が元々本職のポジションであるくらい。千葉がCBを兼用できるとは言え、彼も累積3枚。トップでの試合勘を考えると、このままエリゼウと渡辺広大に最後まで任せたいくらいなのだが、そうも行かないだろう。残り14試合で、どこかで「CBの入れ替え」は必要に迫られるものと考えている。

累積リーチと言えば、前節で関口も3枚目となった。あのスピードを活かせない試合が、残り14試合のどこかではあるだろうと思うと、ちょっと残念ではあるのだが、それを見越してか、先日のサテライトでは田村をSHの位置で先発起用し、テストした模様。結果はと言うと、本人による1得点プラス、確かPK獲得にも絡んでの大活躍。SBで養った攻撃的な姿勢は、そのままSHでも活かせるようだ。7月・8月の負け試合の中で、幾度か失点に絡んでしまい、信頼を失墜しかねない「がけっぷちの状態」だっただけに、ここで田村が復調してきたのは、大きな財産となるだろう。

しかし、本来なら、SHは飛弾や西山に台頭してきて貰いたいところではあるのだが。最近、めっきり彼らの名前がメディアなどでも聞かないため、些か心配をしてしまうところもある。

さて、今節の対戦相手である岡山。直近7戦の成績は3勝3分1敗と、開幕からなかなか勝てなかったチームが、ようやくここへ来て結果を出せるようになってきた。順位こそ16位だが、今、下位では一番危険なチームであると見込んでいる。

何より、攻撃陣の顔ぶれに、前回対戦までは居なかった、三木良太や青木孝太らの「J1から出場機会を求めてやってきた組」にも要注意だ。彼らの加入以後、明らかに岡山は調子を上げてきている。過去2度の対戦で、岡山には1点も許していない事もあり、岡山は「今度こそ仙台から得点を」と、鼻息を荒くして杜の都に乗り込んでくるに違いない。

何より怖いのは、直近の4試合において、全て2得点を挙げている事。1得点以上の試合としては、直近6試合で必ず得点を挙げている。同時に失点もしているが、失点しながらも攻撃的な姿勢を最後まで崩さずに攻め込んでくるその積極性は、前回ホーム戦の相手だった岐阜と、特長が酷似している。

岐阜とのあの対戦では、中原の劇的な後半ロスタイム弾でなんとか逃げおおせたが、試合の内容では完全に負けていた事もあり、あの時のような展開は、出来ればもうお目に掛かりたくはない。あの試合の反省点をもう一度思い出し、特長の酷似する岡山との対戦において、「忘れてきた宿題」を、ホームのサポーターの目の前で見事に解いてみせて欲しいものである。

今節は、同時刻にC大阪-甲府の上位直接対決も組まれている。どちらが勝つにせよ、仙台が勝利を収める事で、4位以下との差付け、もしくは首位躍進のどちらかが転がり込んでくるのだ。(一番良いと思う結果は、C大阪-甲府のドローか。4位との差付けと、首位躍進の両方が手に入るのだ)

もっとも、勝ち点計算を「捕らぬ狸の・・・」しても仕方がない事は判っているが、それは試合をどのように楽しむかの、サポーターの特権でもある。

ただ、「裏の試合」の結果に一喜一憂できるのも、まずは今節の勝利を収めてから。

仙台とC大阪。どちらもホーム開催で、キックオフも同時刻。試合が終わったとき、果たして、"J2の政権交代"は実現しているのだろうか!?

その瞬間を、この目に焼き付けるため、今節もスタジアムに足を運ぼうと思う。さぁ、みなさんもご一緒に。

#初出時、残り試合数を誤って「15試合」と記載していました。正しくは「14試合」です。お詫びの上、訂正致します。(記事は既に訂正済です)

 




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