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第2節vs大宮アルディージャ戦プレビュー 7季ぶりにJ1で迎える、ホーム開幕戦。昨年以上にパワーアップした大宮を迎えるも、昨年から続く"ユアスタ不敗"を継続したい。両者共に"背負うもの"を受け、お互いに勝利渇望の期待を膨らませる一戦。

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このスタジアムに、とうとう"J1"が還ってくる-。

長かった、6年間。この日を再び迎え入れる事を、どれだけ「この地域」が待ちわびた事だろう。あの雰囲気が、あの興奮が、再び"聖地"へ降臨する。7季ぶりという事もあり、ホームでの"J1の雰囲気"を知らないサポーターも数多くお出での事と思われるが、まず間違いなく「期待を裏切る」事は無い、と確信する。

日本最高峰のリーグには、実力を以て選び抜かれた日本人選手や、豊富な実績を持つ外国籍選手が多数在籍する。そのプレーのスピードや精度、そしてそれを裏付けるフィジカルやメンタルの強さは、やはりJ2の比では無い。昨年までは見られなかったような、豪快なプレーやスーパープレーなどもお目にかかれる事だろう。もちろん、仙台が失点するシーンなどは観たいとは思わないが。

そして迎える、2010年・ホーム開幕戦。昨年の天皇杯でも対戦し、勝利を収めている相手でもあるが、今季の補強の内容と、第1節のvsセレッソ大阪戦を見る限りでは、相当なパワーアップが成されていると感じた。中盤に、北朝鮮代表経験もある、安 英学(アン・ヨンハ)選手を獲得。そして何と言っても、左サイドバックにJ1川崎から村上和弘を、右サイドバックにJ2甲府から杉山新を獲得。試合を映像で確認した限りでは、両サイドバックの攻撃性の高さが特に印象的だった。そのスタイルには、仙台のそれと同じものを感じる。朴柱成と菅井が同時に上がった時の攻撃性は、仙台の特長の一つでもあるが、同様の戦力を、今季の大宮は手にしているのだ。それだけでも驚異なのに、大宮は、別な意味で「精神的支柱」をも携えている。

みなさんご存じの通り、DF塚本選手の「がん闘病」に向けた、大宮の選手・サポーターのモチベーションの高さである。そのパワーは、あのセレッソ大阪の攻撃を尽く塞ぎ止め、そして見事なまでの3得点を奪っての快勝に導いた。まだ1節を終わったばかりではあるが、大宮は現在、首位に位置している。その事もまた、大宮の選手・サポーターのモチベーションを更に高める要因とも成っている事であろう。

だが、そんなチームをホームに迎える仙台にも、勝利に向けたモチベーションが高まるような出来事があった。

言わずと知れた、突然の大雪による、練習場とユアスタの雪かき作業である。

北国特有の悩みでもある、早春の大雪。仙台としては、2005年の開幕時以来の出来事となったが、突然の大雪に、練習場やユアスタが使えなくなる事態に陥り、クラブはやむなく、ホームページで「雪かきのお手伝い」を募集したのだった。

そして、水曜日(3/10)に練習場に集まった、20数名。そして、木曜日(3/11)にユアスタに集まった、200名以上の助っ人。特に、仙台商業の生徒の皆さん。本当にありがとう。偶然のタイミングだったとは言え、期末試験が終わった直後の部活動を中止してまで、ユアスタの雪かきに「参戦」してくれた。彼らが居なかったら、木曜日のユアスタでの練習は回避されていただろう。また、雪かきが遅れれば、土曜日に迎える大事なホーム開幕戦への影響も充分に考えられただけに、早めにピッチから雪をどける事が出来たのは大きい。なぜなら、業者を入れて雪かきをした場合の費用負担や、試合前にできるだけピッチに日光を当てる事による芝の管理面への影響の心配があったからだ。

筆者も含め、ユアスタへお手伝いに行きたかったサポーターは、大勢いた事だろう。だが、その想いを、仙台商業の生徒の皆さんが受けとめてくれた。また、前日の練習場の雪かきと合わせて、2日に渡って雪かき作業を手伝ったサポーター諸氏もいらっしゃる事と思う。

全ては、ホーム開幕戦を無事に迎えるため。そして、今季ホーム初勝利のため。その一心が、水分を含んで重くなった雪をどかすパワーになったものと信じる。

ところで、気になる先発メンバーであるが、ベースは第1節の磐田戦から変更は無い見込み。ただそろそろ、左サイドバックの朴柱成は先発に復帰して欲しいところだ。

また、相手となる大宮側では、FWラファエル選手が第1節のセレッソ戦で肉離れを起こし、全治2ヶ月の重傷。仙台戦は出場不可となった。セレッソ戦の動きを見る限りでは、昨年の天皇杯で対戦した時の「イマイチ感」は既に払拭され、驚異的な前線での運動量を以て、大宮の3得点快勝に貢献しただけに、戦力ダウンの感は否めない。

だが、代役として出て来そうなのが、2008年まで鳥栖に在籍した、あの藤田祥史である。「鳥栖の藤田」と言えば、2008年のシーズン終盤、仙台を相手にハットトリックを達成し、同節での仙台の入れ替え戦進出決定を阻んだ張本人でもある。今回の対戦では、彼を如何に止めるかという部分も考慮しておきたい。

ラファエルが居ないなら居ないで、出てくる代役にも充分な期待感があるという点では、大宮の層の厚さに驚愕するところも感じる。が、層の厚さという点では、仙台の攻撃陣も、それに負けるとも劣らない。

キャンプ中の練習試合のアシスト活躍などにより、既にサポーターの心を鷲づかみにしている、MF15・太田吉彰。J1での実績充分な、MF20・フェルナンジーニョ。磐田戦で真っ先に途中投入され、指揮官の期待度も高い、FW19・レイナルド。レイナルドに関しては、まだまだ実力の程は未知数だが、太田とフェルナンジーニョは充分に計算できる実力の持ち主である。磐田戦では時間も短く、本領発揮とまでは行かなかったが、ホーム開幕戦とあって、途中出場でもサポーターに良いところを見せたいと、前節以上に意気込んでくれているものと期待している。

雪かきを終え、今季の開幕を静かに待ち続ける、ユアテックスタジアム仙台。今季は、いったいどのようなドラマがここで繰り広げられる事だろうか。

待ちに待った、日本最高峰リーグ。もうこの舞台から、2度と降りたくは無い。今季の目標とする、10以内への躍進へ向け、ホームでは絶対に負けられない。いや、勝たなければならない。

お互い、"背負うもの"の性質の違いこそあるが、勝ちたい気持ちは同じ。あとは、如何にミスなく、精度高く、スピード溢れるプレーを引き出す事ができるかに懸かっている。

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なお、今季よりホーム戦においても、佐々木聡氏によるラジオ3実況生中継をリスニングできる事になった。アウェイでの彼の実況は常に好評であり、是非とも、ホームでこれを実現して欲しいと以前から願っていたが、とうとう今季から実現する運びとなり、個人的にも大きく期待している。(実は以前から、佐々木氏はホームでも実況の作業を行ってきたらしい。それを今季より、アウェイ戦同様、電波に乗せて発信できる事になった)

その雰囲気は、競馬の実況中継を想像して頂ければ判って貰えるだろうか。目の前の戦いの展開を、耳元で実況を聞きながら愉しめるのだ。これほど、生観戦を愉しくしてくれる材料は無いと思っている。

もしお手元に、携帯FMラジオがあるなら、是非ともスタジアムに持参して欲しい。

2局ネットのため、周波数は「ラジオ3なら76.2MHz、FMいずみなら79.7MHz」である。どちらか、受信し易いほうを選局して欲しい。また、注意点として、スタジアムの喧噪の中では、オープン型のイヤホン等では、中継音声が聞き取りにくい場合もある。出来れば、インナーイヤー型のレシーバーか、もしくは「外見」を気にしなければ、密閉型ヘッドホンがマストな選択肢となる。

かくいう筆者も、このラジオ実況生中継を楽しみにしている一人である。この観戦スタイルが、仙台サポーターの文化形成の一翼となる事を、切に願っている。




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