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テレビ中継も、ラジオ中継もない、アウェイの戦い。
平日夜開催という事情もあってか、現地参戦にて試合を生観戦できるサポーターは、都合の許す、ごく限られた人に限定されたと思われる。
ネット上の試合経過更新を、固唾を飲んで見守るしかなかった、非常にもどかしい試合だった。結局、最後まで得点は入らず、0-0という結果に終わった。
詳細不明に付き、翌日の朝刊の内容を受けてからのレポート更新となった。紙面より見られる試合状況としては、新戦力のDF鎌田・MF高橋・MF太田の3名は、期待通りのパフォーマンスを披露。映像を見れないので詳細は不明だが、間違いなく、チームにフィットして来ていると判断できるだろう。主観ではあるが、選手層の厚さという点では、他のチームに一歩リードしているのではないだろうか。
半面、先発2トップを組んだ「中々コンビ」は、相変わらずゴールが遠い。中原に関しては既にリーグ戦で1ゴールを記録しているものの、今節の戦いでは、5本ものシュートを放ちながら無得点で推移。中島に至っては、今だゴールが無い。
対戦相手となった新潟が、今季まだ公式戦未勝利という事もあり、やはり攻撃陣の得点力不足に並んでいる様子。ただ仙台の場合は「セットプレー」という飛び道具によって好調を維持しているところもあり、流れの中からの得点にあと一歩と迫っておきながら、今試合での無得点は、大変残念な結果となった。
半面、守備陣は、GK・CB・ボランチの3枚を一気に新戦力に入れ替えたにも関わらず、リーグ戦と同様の安定感を披露した様子。こちらは大変心強い。堅守から試合をビルドアップする仙台としては、このベースがより強固である事を確認できた事は、大変大きな意義を持っている。また、菅井がこの試合にて復帰した事も好材料だ。
だがやはり、「攻撃陣、特にFW陣に、流れからの得点が全く産まれていない」事については、そろそろ我慢も限界に近い、と見るべきだろうか。昨年もなかなかFW陣に得点が産まれず、大変ヤキモキさせられたが、今年も同じ状況に陥っている。
しかも、今季の場合は「攻撃の展開は既に十分整備されており、あとは最後のフィニッシュのところだけ」という、非常に悩ましい状況になっている。攻撃の組み立てが出来ていないからゴールが産まれない訳ではない。それなのに、最後の落ち着きやアイデアが足りないせいか、ボールがきちんと枠に飛ばなかったり、相手に当ててしまったりする。
これでは、仮に「攻撃のための攻撃」と、揶揄されても仕方ないだろう。本来なら「得点のための攻撃」であるべきで、攻撃の形が良い状況にあるから、というだけで満足してはいけないはずなのだ。
そこへ行くと、リーグ戦で次節の対戦相手である鹿島には、FW大迫やMF遠藤と言った、決定力の高い若手プレーヤーが在籍しており、非常に羨ましい。彼らはまだ、19歳と21歳という若さであるにも関わらず、既にACLやリーグ戦でそれぞれ複数得点を記録している。実際の映像をみても、見事な決定力には、本当に脱帽ものである。
いったいどうすれば、あれだけの決定力が身に付くのであろうか?
この新潟戦を以て、今季公式戦は5試合を消化した。得点こそ伴わないが、好調な攻撃陣を見る限り、流れの中からの得点(特にFWに)は、もう少しで産まれそうな気もする。が、単純に、そこへ期待しても良いものだろうか?
その意味で、次節・鹿島アントラーズ戦は、非常に勉強させられる一戦となる事だろう。父親の急逝により、今週のACLアウェイ帯同を回避したマルキーニョスも、結局は仙台戦に出てくる見通しである事に加え、「地元凱旋」で意気揚々の遠藤康も出場するだろう。
彼らの決定力に、果たして、仙台の堅守がどの程度通用するのか?
詳細は、また改めてプレビューで書きたいと思っているが、少なくとも「流れの中からの得点力」という点においては、まず勝ち目は無い。試合に勝ちたいのはヤマヤマだが、相手は実力をフルに発揮中の、あの鹿島アントラーズだ。もし、虐殺まがいの大量失点を喰らおうとも、それは「決定力の勉強会」と割り切ってしまえば良いと思っている。
今回の鹿島戦では、「如何に勝利できるか」などは、正直言って、二の次で良いと思っている。その代わり、鹿島の攻撃陣が携える「決定力」を、目の前で見られるチャンスなのだ。相手を「敵」と思わず、「決定力の講師」と捉え、その技術を盗むくらいの気持ちで挑んで欲しい。
決定力改善の、最大のチャンスが到来する。新潟戦で、改めて露呈した、決定力不足という課題を、どう克服するのか。それを、次節の鹿島戦の中で相手から学び、そしてできれば、その試合中に「結果」を出せる事を、切に望む。
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