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仙台1-1広島 勝てそうで、勝てない。関口の殊勲の復帰弾も、追加点を奪えず、まさかの富田オウンゴールで逃げ切れず、ドロー終劇。内容復調に手応えを感じつつも、遠く感じる1勝。いつ勝てるのか?勝つ日まで、心が折れずに耐え続けられるのか?自信は無い。だが、堪え忍ぶしかない。

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正直言えば、もう心が折れる直前-。

確かに、内容復調には手応えを感じており、やっている事を信じるに足りるだけの材料はある。関口も先発復帰し、即結果を出した。しかも朴成鎬のアシストは、チームとの連携向上が進んでいる事の証でもある。また、最大級の"要人"であった、広島のFW佐藤寿人になんとか仕事をさせず(それでも、危ういバー直撃はあったが)、彼をも含め、広島の選手に、紙一重で仕事をさせなかった。

だが、追い付こうと猛攻を仕掛けてくる広島の攻撃陣を前に、オウンゴールという形で追い付かれる事になるとは、夢にも思わなかった。

前半に挙げた関口の得点を、後半、残り12分というところまで守り通した。だが、このラスト10分の攻防が、J1とJ2では雲泥の差がある。お互い中2日、一部の選手の足も止まり、また足を痙らせる選手も出始まる中、広島のDF槇野の挙げたクロスへの反応を富田がミスり、GK林の頭上を越えて、仙台のゴールネットを揺らしてしまった。

J2でなら、相手の精度や稚拙な攻撃にも助けられ、このまま1-0で逃げ切る展開だっただろう。だが、J1はそんなに甘いリーグでは無い。1点を守るのか、それとも2点目を狙うのかを、どこかの時点ではっきりさせ、その上で、そのプランを最後まで遂行する力量をチーム全体が持ち合わせないと、今節のような失敗をまたやってしまう事になる。

そう、このドロー劇は、チーム全体の問題なのだ。決して富田ばかりを責められない。

失点シーンを招いた事は、広島の攻勢を防ぎきれなかった、選手・ベンチ陣を含めた、チーム全体の問題。それ以前に、広島にトドメを挿す追加点が取れなかった事が、この悲劇をもたらしたと考えるべきである。

気が付けば、リーグ戦10戦未勝利。つい昨日、最下位・京都の加藤久監督の退任も発表された。京都も、仙台と同じくリーグ戦10戦未勝利を受けての、クラブとしての判断だった。

しかし、仙台の場合は「首を替えれば済む」という発想は、過去の失敗から、基本線で誰も望んでいない。ましてや、J1は7季ぶりで、ほとんどの選手がJ1初経験なのだ。監督以下スタッフ陣も、J1の経験者は限定的であり、試行錯誤の中で戦っている。

敢えて言及すれば、今、監督の去就問題を語る事など、全くのナンセンスである。

さじを投げるほど、酷いサッカーをしている訳ではないのだ。勝利まで、あと一歩というところまで来ていると、みなが思っているのだ。そしてそれは、選手・スタッフ陣、そしてサポーターをも含めた、共通意識のはずである。

今こそ必要なのは、折れそうな心に敢えて鞭を打ち、チームを信じて応援する姿勢を貫く強さではないのか。

J2を卒業し、J1へ上がった時、「これがゴールではない。ここからがスタートなのだ」と、方々のメディアで語られていた。だが、その意味を本当に理解していた人は、少なかっただろう。筆者も含めて。

7季ぶりに歩むJ1の道は、「茨の道」なんて生やさしいものでは無かった。例えるなら、「サーカスの1本ロープ綱渡り」だろうか。その曲芸の、地上からはるか頭上の柱のてっぺんにある、スタートラインに立つまでが大変であり、ここがJ2からJ1へ上がる苦労と言えるだろう。

そしてその先には、少しでもバランスを崩せば、あっという間に眼下の地面へ目掛けて落下してしまう。落ちないようにするには、タイミング・呼吸・バランス棒の使い方・集中力・そして何より、「このロープを渡り切るんだ」という意志の強さが必要だ。

この曲芸の多くの点に、J1での闘いとの共通点を見つける。まさしくJ1とは、サーカスの1本ロープ綱渡りの如く、である。

まだJ1リーグ戦も半分を消化してはいないが、それもあと2試合。お盆を挟み、すぐにリーグの後半戦に突入する。その区切りなど、無いに等しい。このままズルズルと勝ち無しを続ければ、あっと言う間に降格圏に飲み込まれてしまうだろう。いや、既にもう片足を突っ込み始めていると言っても、過言では無いのかもしれない。

だが、ここから仙台が再浮上を果たせるだけの好材料は揃っている。W杯帰りの梁が元気である事、朴成鎬が徐々にチームにフィットし、初得点と、今節は関口のゴールのアシストまで決めた事。その関口と、そして太田までもが復帰した事。2試合連続の3失点を経験した事により、守備陣に集中力が戻ってきた事など、挙げればキリが無い。

だが、勝ちきるためには、まだ何か足りない、とも感じている。

それが、いったい何なのか。筆者個人として、その答えはまだ見つかっていない。

その "答え" が見つかるかどうかは判らないが、8月1日のアウェイ川崎戦には参戦する事にしている。

J1で、1勝を挙げる事の難しさを、再確認する事になるのか、それとも、筆者の求める "答え" を、この川崎戦で見付けられるのか-。

五里霧中のチームの眼前に、見晴らしの良い景色が拡がって見える「Xデー」は、いったい何時か。来るべき "その日" まで、信じて応援する気持ちを、できるだけ折らずに持ち堪えたい。




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