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プレシーズンマッチ-。
何とも懐かしい響きである。いったい、このマッチメークを経験したのは、いつの事だっただろうか。記憶では、2002年の日韓共催W杯に際し、イタリア代表が仙台にキャンプを張った縁で、2003年と2004年にイタリアの2チーム(キエーヴォ2003年、ラツィオ2004年)が相手をしてくれた事があったくらいで、国内のJチームとの開催は記憶にすらない。
一昨年まで仙台に在籍した、DF岡山選手の存在も理由の一つだろう。その"縁"が、昨年のACL覇者(同年のクラブワールドカップでは3位躍進)を仙台に招くことができた要因とみたい。
(一部では、韓国とのパイプの太い、某スポンサー企業の思惑もあると囁かれてはいるが、こういった試合を開催できるなら、背景などどうでも良い)
浦項は、今年こそKリーグでの順位が低迷し、決して状態は良くないと聞く。当該チームの最近の動向で知っている事と言えば、今年のACLの決勝トーナメント1回戦(5/12開催)を直前にして、オリベイラ監督が突如解任された一件。この試合の対戦相手が、あの鹿島アントラーズであり、そしてその監督が、やはりオリベイラ監督だった。ん?どっちもオリベイラ監督?実は、両監督は実の兄弟だそうで、ACLでの兄弟監督対決が実現、とメディアは持て囃していたのだが、弟氏の突然の解任劇で、夢の対決がそれこそ"夢"で終わってしまったとの事だった。
・・・相手チームの事はこのくらいにして、ベガルタ側の事情・動向に話を移そう。
4年に一度くるW杯の影響で、Jリーグも中断期間が発生する。当然、この期間は各クラブとも、チームの立て直しの絶好の機会だ。特に、リーグ戦で不振を極めたチームにとっては、この「仕切り直し期間」は大変有り難いものであろう。
その点では、仙台もその「恩恵」にあやかれるチームの一つと言える。リーグ戦では中断前のラスト7戦を勝ち無しで終えてしまうも、続くナビスコカップでは、少ない失点を好材料とし、とうとう決勝トーナメント進出を果たした。カップ戦の特質でもある「主力外し」の影響の関係ももちろん加味して考えるべきであるが、それを差し引いても、リーグ戦で下降線を辿っているベガルタにとっては、願ってもない「結果」を手中にして、中断期間に入る事が出来た。
そして、今季2度目のグアムキャンプ(1週間程度の短期間ではあるが)を敢行し、先日の木曜日(7/1)、仙台に戻ってきた、ベガルタイレブン。更にパワーアップして戻ってきてくれたに違いない。
最後の公式戦は、6月9日(水)のナビスコカップ大宮戦(NACK5)。4-1で快勝し、未だ記憶に新しい試合でもあるが、あれから早や一ヶ月になろうとしている。リーグ戦の再開が7月17日(土)の山形戦(NDスタ)である事から、このタイミングで試合が出来る事は、試合勘の都合を考えても、願ってもないマッチメイクである。
(一部、この試合の開催の意味が判らない、との批判の声も聞かれるが、一ヶ月半も公式戦が無い事のほうが問題と見る。どんな形であれ、90分フルタイムの試合は、できれば年間継続して実施されるべきだ、というのが筆者の見解である)
試合が一ヶ月ほど無かった事に加え、再開された練習も僅か3日間で、チームはグアムに移動していった事から、チームの情報はあまり入ってこない。(それは誰でも同じ事であろうが)そのため、このマッチメイクに向けた、先発メンバーの予想は、どうしても6/9の大宮戦を念頭に置いてしまう事となる。
但し、一つだけ濃厚情報が。W杯の試合出場こそ実現しなかったが、北朝鮮代表チームに最後まで帯同した梁勇基選手。既に帰国しているとの事だが、チームの練習への合流は、この浦項戦後になるとの事。つまり、この試合には出場しない事が濃厚、と言える。
今年のJ1開幕戦の直前でも、梁はやはり北朝鮮代表に呼ばれて海外に行ったが、この時は、合流・即・磐田戦出場。そして、開始16秒で瞬殺ゴールを決めてみせるという超人ぶりを発揮したが、今回はそこまで無理をする必要も無いだろう。自身が不在の間、チームがどれだけ逞しくなったか、まずはその目でしっかりと把握して欲しいものだ。
その上で、再開するリーグ戦に向け、W杯の帯同経験から「持ち帰ったもの」を、うまくチームに還元して欲しいと思っている。もちろん、自らの先発出場を伴ってである事を含めて、である。
背景はどうあれ、一ヶ月近くも試合を観戦できず(もちろん、W杯というお祭りは堪能したが)、悶々としている仙台サポーターは多いはず。その鬱憤の「ガス抜き」が出来る、この絶好のタイミングで、昨年のACL覇者を相手に、ホームで試合が出来る事は、何にも代え難いイベントである。
今月中旬に再開するJ1リーグ戦を前に、チームがどれだけ逞しくなって還ってきたか、とくと拝ませてもらおうではないか。相手に不足はない。また、浦項の選手として、あの岡山もユアスタに凱旋する。本人曰く、「サッカー選手として、ここに戻って来るまでは、絶対に現役を辞めない-」そう言って、仙台を去っていった。その想いが、とうとうこのタイミングで実現する。できれば、浦項側で先発出場して欲しいものであるが、果たして。
6年ぶりの、このお祭りを、心行くまで堪能したいと思っている。願わくば、勝利の凱歌を。そして、選手の誰もが怪我などせず、最高のマッチメイクと成りますように-。
気になるその試合は、7月4日(日) 18:00 Kick-off.
チケットは、まだ余裕があるらしい。予定の無い方は、是非とも足を運んで頂きたい。この試合の出来が、今季のリーグ戦や、ナビスコカップ決勝トーナメントでの、ベガルタの闘いを占うような気がしてならないのだ。
その大事な一戦を、貴方は見逃してしまってよいのか?
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